iPhoneの使いみちが出てきた
はじめに
2013年にiPhone 4Sでスマホデビューした。当時はiPhoneを眺めたり触れたりするだけで満足だった。ただ実用的には、ほとんど使いみちがない(使いこなせない)機器という印象だった。それから少しづつiPhoneを使い出したが、用途はウェブ、メール、音楽、カメラ&写真、メモ、天気、地図くらいだった。7年が経過し、2019年に5s、2020年にSE1にグレードアップしたが、4Sの時と使い方は変わらなかった。
2020年11月、iPhone 12miniが発売された。始めて新品のiPhoneを購入した。12miniで、iPhoneの用途が増えて使いみちが出てきた。
増えた用途
決済
iPhoneでApple Payが使えるようになったので、外出時の決済はQUICPay(クレカ払い)を使うようになった。また、コード決済の楽天ペイやPayPayも使うようになった。
認証
銀行口座の入出金明細やクレカの利用明細の確認などは、iMacのSafariで行っていた。iMacは2021年モデルからキーボードで指紋認証できるようになった。パスワード入力は不要になったが、ログイン操作は完全には無くならない。iPhoneの専用アプリでは顔認証で自動ログインでき、ログイン操作が完全に無くなった。ログインの快適さから銀行やクレカの明細の確認などはiPhoneを使うようになった。
カードリーダー
確定申告は、iMacに繋げたカードリーダーでマイナンバーカードを読み取っていた。iPhoneでカードの読み取りができるようになったので、カードリーダーは処分した。
写真
iPhoneの写真は、画像メモ的な用途で使っていた。綺麗な写真を撮りたい時はコンパクトデジカメを使っていた。iPhoneがコンパクトデジカメより綺麗な写真が撮れるようになったので、コンパクトデジカメは処分した。
Apple Watchの母艦
2021年にApple Watchを購入してからは、iPhoneはApple Watchの母艦となった。iPhoneアプリでおもに睡眠と運動のヘルスデータを確認している。
MacBook Airの代用
昨年、MacBook Airを購入したことと、外出が増えてきたことから、今年からiCloudストレージプランのサブスクを始めた。個人データはiCloud Driveに保管している。ネットに繋がる場所であれば、どこからでも個人データにアクセスできる。歩き旅では荷物を軽くするためにMacBook Airを持って行かないので、MacBook Airの代わりにiPhoneを使っている。Drafts、Day One 等のMacで使っている主要アプリをiPhoneでも使えるようにしている。
減った用途
音楽
外出時はiPhoneで音楽を聴いていた。Apple Watchを購入してからは、ラン&ウォーキング時にiPhoneを持たなくなったことがきっかけで、外出時はApple Watchで音楽を聴くようになった。
決済
Apple Watchで決済をするようになってからは、iPhoneで決済をする機会はほとんどなくなった。
その他
電話はほとんど使わないので、SMS付きデータSIMでIP電話アプリを使っていた。SMS付きデータSIMよりも通話SIMの方が安いプランが出てきたので、iPhone 12miniを購入したことをきっかけに、データSIMから通話SIMに乗り換えた。ようやくiPhoneを携帯電話として使うことになった。
おわりに
iPhoneの使いみちが増えたが、使う頻度は以前と大きくは変わっていない。ただ、無くては困る存在になった。
小さいiPhoneが好きで古い機種をずっと使い続けていたこともあり、iPhone 12miniを購入した時は浦島太郎状態になったことを思い出す。iPhoneの技術の進歩に驚き、これまで最新技術の恩恵を受けずに残念な生活をしてきたことに気付かされた。もう小さいiPhoneは出ないようなので諦めるしかない。これからは、iPhoneは適切にグレードアップしていき、新しい技術を積極的に活用して生活の質を向上させていきたいと思う。
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