陣営バトル型『大富豪』案

今日夢の中で見た1断片からゲームのアイデアコンセプトを一つ考えたのでここに記載しておく。まずは簡略版の方。

あなたは帝国軍ないしは反乱軍の一人です。あなたは大富豪をしながら互いの陣営を探り合い、相手の陣営を全滅させればあなたが勝利です

まず陣営カードを配ります。カードには自分の陣営と最大ライフが書いてあります。あなたはその陣営の勝利を目指します。

ゲームの基本ルール

プレイ人数：４名以上

陣営と配分

帝国軍
皇帝：ライフ６。正体を明かすことで１度自動的に大富豪の地位になれる。脱落する（ライフ０になる）と帝国軍の敗北。
帝国軍：ライフ３
反乱軍：ライフ４

４名：皇帝、帝国軍、反乱軍ｘ２
５名：皇帝、帝国軍ｘ２、反乱軍ｘ２、
６名：皇帝、帝国軍ｘ２、反乱軍ｘ３
（本当は第３勢力入れたいが、簡略版のため略）

ライフ

• プレイヤーはゲーム開始時に自分のキャラクターのライフ数以下の任意の数を宣言し、その数のライフトークンを受け取ります。そのライフトークンがなくなったらゲームから脱落します。

• 正体を明かしたとき、宣言していたライフ数と最大ライフ数との差分を補充できます。

ターンとラウンド

• 1サイクルのトリックテイキングを1ラウンドとします。

• 1プレイの大貧民を1ターンとします。

ライフの減少

• 大貧民になったプレイヤーは自動的にライフを2失います。貧民は1失います。（要バランス調整。大貧民のみ１がいいかも）

• 一騎打ちで敗北したプレイヤーはライフを1失います。

一騎打ち

• プレイヤーは１ターンに１回だけ、自分の番に他のプレイヤーを1名指名して一騎打ちを行えます。

• 互いに大富豪のルールでカードを出し合い、先にカードをなくした側が勝利します。負けた側はライフを1失います。

• 勝者は勝ち抜けますが、大富豪や富豪にはなりません。一騎打ちで無い通常ターンで一番にカードをなくした人が大富豪。二番目の人が富豪です。

• 最後の2人になった場合、一騎打ちを宣言することはできません。

年貢と交換

• 大富豪は大貧民に対してカード2枚の年貢交換、もしくはライフを1減らすことを命じます。

• 富豪は通常の大富豪ルール同様、貧民に対してカード1枚の年貢交換を要求します。

ゲームの終了

脱落者が２名以上出て、いずれかの陣営だけになったと判断したら、自身の正体を明かすことで勝利宣言を試すことができます。宣言通り、自身の陣営のみになっていればゲームに勝利です。宣言に対して、反対陣営で残っているプレーヤーは正体を明かして宣言を覆すことができます。

脱落者の残留思念ルール

全てのライフを失ったプレイヤーはゲームから脱落します。
救済措置として、脱落したプレイヤーはターンが終わった際に、ハイアンドロー ゲームを行い、３回連続成功するごとに任意のプレイヤーのライフを１減らす権利を得ます。

さて、簡略版のルールはここまでです。が、陣営バトルおよび「残留思念」の項で鋭い方は気づいた通り、本当は「超人ロックのエッセンス　×　大富豪」をChatGPTと考えてました。ただ、まずは超人ロックを知らなくてもわかる部分をしたためました。


（余談）
夢の部分で出てきたのは「大富豪の途中で、何かのきっかけで２人だけで一騎打ちする」場面だけでした。
このルールまでだと、単なる「陣営推測ゲーム」どまりですが、「キャラクター」を導入することで、普通に版権キャラクターのゲームデザインの骨子としても使えると思います。詳しくは次のエントリで