見出し画像

東京ゲームショウ2002の様子をレポートします

 2002年9月20日金曜日から22日日曜日まで幕張メッセにて「東京ゲームショウ2002」が開催されました。
 21日土曜日に行ってきましたので会場の様子をレポートします。


渡る世間は鬼ばかり

 第6シリーズが放送中の人気ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」のグッズが展示されていました。

 ここは東京ゲームショウ、このグッズがゲームと関係があるのかは分かりません。あ、クレーンゲームの景品なのかなぁ……。まぁ細かいことは気にしないでおきましょう。

 幸楽の夫婦の奥にいらっしゃるのは橋田寿賀子先生………なんですかねぇ?

セガ

 セガのブースでは新作ゲームの発表会が行われていました。
 ドリームキャストの不振により家庭用ゲーム機からは撤退されてしまいましたが、ゲームソフトのラインナップは充実していました。
 注目を集めていたのはプレイステーション2用ソフト「サクラ大戦 〜熱き血潮に〜」ですね。セガサターン用ソフト「サクラ大戦」のリメイク作品です。発売予定は2003年春です。
 しかしセガのゲームがプレイステーションで遊べる日が来るとはねぇー。嬉しいような、寂しいような。

新スーパーリアル麻雀 Hi☆Paiパラダイス

 アルゼのブースだったと思うのですが、「スーパーリアル麻雀」シリーズの新作「新スーパーリアル麻雀 Hi☆Paiパラダイス」が紹介されていました。

 スーパーリアル麻雀と言えばプレイヤーがあがると対局者の女の子が服を脱ぐといういわゆる「脱衣麻雀」だったのですが、この作品は脱衣要素を廃止してしまわれたということです。それが吉と出るか凶と出るか……。

 ゲームに登場するキャラクターを演じられている声優さんが来られていました。

 声優さんと対局するイベントも開催されました。私は後藤邑子さんと対局させて頂きました。
 対局のつもりで遊んでいたのですが、対局ではなくて別々にコンピュータと対局して高い手であがった方が勝ちというものだったかも知れません……。緊張してよく分からなかったのですよ。

セガ四人打ち麻雀MJ

 かつてゲームセンターの麻雀と言えばコンピュータ相手の脱衣麻雀を指していましたが、いよいよ生身の人と対局する時代になるようです。ゲームセンターが雀荘になるのです。

 大きなモニタのそばに8つの席が用意され、他のプレイヤーと対局することが出来ます。また、カードを作成すれば成績などを記録することも可能です。

 ブロードバンドが普及すれば全国のゲームセンターを繋いでリアルタイムでの対局が実現するかも知れませんね。

バトルギア3

 タイトーのブースでは「バトルギア3」が紹介されていました。ゲームセンターのレースゲームです。

 バトルギア3ではネットワークエントリーシステム「NESYS」が採用されていまして、「ネットワークエントリーキー」を購入して使用することで成績を記録したり全国のプレイヤーと競い合えたりするとのことです。

 ネットワークを利用したゲームが次々と登場していますね。新世紀になったことを実感します。

 写真の左上を見ますと先の「NESYS」とは「TAITO NET ENTRY SYSTEM」の略なのですね……「TAITO」要素は入れないんだ……。

ダイノキング

 タイトーのブースではバトルギア3の他に「ダイノキング」というメダルゲームも展示されていました。メダルゲームは遊ばないからよく分からないの……ごめんなさいね。

メダルパトカー

 バンプレストの「メダルパトカー」です。子供向けの乗り物、いわゆる「キッズライド」ですね。

 パトカーを模したこの筐体は「さがしものパトロール」というゲームで遊ぶことが出来るうえにメダルが払い出されるそうです。子供向けの乗り物でメダルとは珍しいですね。

ウルトラマンウォーターショット

 メダルパトカーの隣では「ウルトラマンウォーターショット」が展示されていました。

 ウォーターショットという名前から想像出来ますように、怪獣に向けて水を発射するゲームです。それよりウルトラマンに目が向いてしまいますね……。

ATOMISWAVE

 サミーのブースでは「ATOMISWAVE(アトミスウェイブ)」が紹介されていました。新たなアーケードゲーム基板ですね。

 アーケードゲーム基板と言えば今はなきSNKの「Multi Video System」、セガの「NAOMI」などが有名ですね。

「プレミアイレブン」というサッカーゲームが登場するようです。

 他にはどのようなゲームが登場するのでしょうね。個人的には「リアルバウト餓狼伝説」シリーズをお願いしたいところですが……。

Xbox

 2月に発売されましたXboxです。まさかマイクロソフトがゲーム機を出して来るとは想像もしませんでしたよね。

「Xbox Live」というオンラインサービスが始まるようです。
 これまでもファミコンを電話回線に接続して株取引を行うとか、セガサターンやドリームキャストをインターネットに接続するとかいったことは可能でしたが、現実的な問題として通信費が大きくのしかかっていました。
 しかし近年はADSLの普及でインターネットの常時接続が当たり前になって来ています。ゲームの遊び方は大きく変わるのでしょうね。離れた場所にいる人と対戦したり協力したりすることが当たり前になるのでしょう。

リネージュII

 パソコンで人気のMMORPG……いわゆるオンラインRPG「リネージュ」の新作、「リネージュII」が発表されました。

 独りで遊ぶものだったRPGが知らない人と遊ぶものになったときは衝撃的でした。パーティーを組んで冒険をするとはいえ、自分独りで何人ものキャラクターを操作するのが当たり前でしたからね。

 私も友人の勧めでオンラインRPGを遊んだことはあるのですが、一瞬でPKされ嫌になってすぐアンインストールしてしまいました。

ボンバーマンジェッターズ

 1985年に発売されたファミコンソフトから始まって17年経った現在も人気のシリーズ「ボンバーマン」、来月から「ボンバーマンジェッターズ」というテレビアニメが放送されるようですね。

太鼓の達人

 コナミの「ビートマニア」に始まった音ゲーブームですが、原点であるいわゆる5鍵のビートマニアがこの夏に「THE FINAL」として終止符を打ってしまい、当初の熱は冷めてしまっているように思います。

 しかし、音ゲーとしては後発である「太鼓の達人」はゲームセンターで3作目がリリースされ、またプレイステーション2への移植も発表され、まだまだこれから盛り上がっていく予感がします。
 と言いつつ私は「ビートマニアIIDX」が好きなのですけどねー。もうすぐ8th styleが稼働しますね。

プレイステーション2

 白いプレイステーション2が展示されていました。
 初代のプレイステーションは小さくて可愛らしい雰囲気でしたが、2になり一転して重厚感のあるデザインになりましたね。性能が良くなれば大きくなるのは世の常なんですかねぇ。CPUが軍事転用される恐れがあるとかなんとかで輸出規制も掛けられていましたよね。

というわけで

 つたないレポートでしたが最後までお読み下さいましてありがとうございました。

 インターネットの常時接続や回線速度の向上により家庭で当たり前に世界中の人と遊べるようになるのでしょうね。知らない人と話をしながら冒険の旅に出るとかね。
 さようならテレホーダイ……!

 また、これまでは自宅のテレビやゲームセンターのモニタの前で遊ぶのが当たり前でしたが、いずれはゲームボーイのような携帯ゲーム機が進化して場所を問わずにスゴいゲームが遊べるようになるのでしょうね。
 携帯ゲームも乾電池を買い足し続けるなんてことはなくなり、充電して何時間も遊べるのが当たり前になるのでしょう。

 ファミコンがスーパーファミコンになり、プレイステーションが登場し、プレイステーション2になり、ゲームの進化はさすがにもうないだろうと思うところもありましたが、まだまだ進化しそうですね。楽しみです。

そして現代へ

 2023年も終わりが見えて来た頃に2002年の東京ゲームショウの話を書くという……。

 まぁお察しの通り、キャンギャルのお姉さんばかり撮っていたのですがね……。
 デジタルカメラが普及し始めて来たとは言え、現代に比べると画質は劣りますし、記憶媒体は高価でしたから枚数は撮れませんでした。

 現代は高画質で半ば無制限に撮影することが出来ます。本当に良い時代になりましたよね。2002年の頃は当たり前でした64MBくらいのSDカードなんて今じゃ貰っても迷惑ですもんね。

 最後までお読み下さった方……いらっしゃるのか分かりませんが、ありがとうございました。

 よろしければサポートやコメントもお願いしますー。

読み終わられて「面白かった」「役に立った」「他の記事も読みたい」などなど思われましたらサポートを是非よろしくお願いします。