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同じ本を持ってる人っているのかな?

「自分の本棚を見られるのは尻の穴を見られるくらい恥ずかしい」

昔、アメトーーク!の読書好き芸人の回で言っていた言葉だ。
確かに人が真剣に文字を追うときは、自分の内面と向き合ったり足りないものを補おうとしている時が多い。

その考えだと、購入した本は自分の頭の中を曝け出しているようなもの。
趣味趣向や性癖まで色濃くでるし、弱点を晒すようなものとも言えるかも知れない。

私としては、どう考えても尻の穴の方が恥ずかしい。

尻の穴を晒して「のび太さんのエッチ」って言われるか、本棚の本を晒して「のび太さんのエッチ」と言われるか?

弁解の余地があるのはどう考えても後者だろう。
その本棚にエロスな本があったり、特殊性壁を匂わせる本があったとしても「たまたまあった」「友人が置いて行った」「誰かの悪戯」「気付いた君も意識してるんじゃない?」等の言い逃れができる。
それに無修正や非合法でなければアドルトコンテンツも趣向品。

だが、尻の穴は即THE END.

ご開帳した時点でお縄にかかる。

私の本棚は漫画と小説が殆ど。
他は犯罪心理や行動学、動物が好きなのでそれに纏わる実録モノが多い。

ごく一部。推薦図書は松本人志の「火星人の殺し方」

メンタルが上手くいかない時は、自己啓発ものより「和尚系」をチョイスする。

私の推し和尚は大愚和尚

和尚系・・・?仏教系?私は個人的に和尚系で通している。
和尚もあちこちの和尚が最近は著書を出しているが、やはり自分に合った和尚を探して読む方がいい。
自己啓発系は多肢に渡るが、中身は似通っているし、迷っている時にたくさんの人の知識を入れると余計に迷う。

理由の解りづらいもやもやに的確な答えと導きをくれる

なぜ自分が迷っているのか?何に迷い、何が必要か?

考え方のヒントを短く的確に伝えてくれるし、文字が読めれば揺り籠から墓場までの考え方を指南してくれるのが、和尚だ。
ただし、1人1和尚を推奨する。
欲張ると負の輪廻にまた堕ちるから気をつけろ。

物語や漫画は箸休めで、殆どは自分の探究心を満たすものが多い。

映画や舞台のパンフレットも割とある。
これは、行った思い出3割、内容や制作を深めたい2割。

この頃はジム・キャリーの全盛期だった。フォレスト・ガンプでお馴染みエビ料理のお店「ババ・ガンプシュリンプ」もよく行った。

残りの5割は家に映画のパンフレットいっぱいあるのカッコいいって思ったからである。

トロカデロ劇団はプリマになりたかった男子のバレエ劇団で一世を風靡した。
映画「リトル・ダンサー」を思い出す

飽きやすい性分で、1人の作家の本を読破するより、色んな作家の本を気分とブームでチョイスする。

稀にずっと読み続ける作家さんもいる。

事故物件住みます芸人の松原タニシさん。
果敢な鳥類学者の川上和人さん。
森博嗣先生の「F」シリーズは、登場人物の犀川先生が好きで。
後は養老孟司先生や山極先生も多いかな。

後は買ったはいいが、読みかけて嫌になった相性の悪い本たちの山もある。
名付けて来世はすれ違いたい本たち
たまに黙って家族に読ませて、さり気無く感想を聞く為に置いている底意地の悪さも見え隠れしているゾーン。

選書って難しい。

着たい服と、似合う服は違う」と、洋服を買いに行く時はいつも頭の隅に置いて挑み、しっかり試着し、自宅にある物との組み合わせも考えれるのに、本屋に行く時は勢いで選書する、もしくはきっと面白いと睨んで買う。

そろそろ「読みたい本と、面白い本は違う」って腕に刺青いれて暮らそうか。
記憶は改竄されるけど、メモは確かだって映画のメメントでガイ・ピアーズも言うてたし。

今1番気に入っている本。

バスケと推しばかり追っている訳ではないですよ、意外とインテリジェンスな変態ですっ!と、余計なタチの悪さをご開帳した私の本棚の話でした。


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