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台湾留学するまでの道のり

こんにちは〜、Maiです。

今回はなぜ台湾正規留学を選んだのかを紹介したいと思います。
(少し長くなってしまいました。。。)
*以前の記事にもまとめてたのですが記事が分かれていて読みにくかったので再投稿です。

きっかけ

カンボジアで私の人生を変えた出会い

私は今から4年前、高校1年生のときにカンボジアの小学校にボランティアに行きました。
それまで海外に行ったことはあったのですが、この時初めて一人で飛行機に乗って海外に行きました!


初めてのカンボジアの子どもたちに会ったときに思ったこと
なんて可哀想な子どもたちなんだろう

なぜなら子どもたちが着ている服はぼろぼろで、みんな虫歯だらけ。
茶色く濁った水で手や口を洗い、勉強したくても教科書やノート、文房具は持っていない。

想像できますか?

学校に行っても先生の数が足りず午前中で帰されて、午後には別の児童が登校してくるのです。

勉強したくてもできる環境がない、これがリアルな子どもたちの現状でした。
まだ学校に来れているだけましだとも言われています。

話だけ聞くと皆さんもなんて可哀想な子どもたちなんだ、、、と思いますよね。
もちろん日本と比べると可哀想だと思ってしまいます。
しかしそれは日本と比べたらの話です。


私はこの子どもたちと遊んでいるうちになんだか羨ましく思えてきました。
なぜならこの子どもたちは幸せそうなんです。
何をしても楽しそうに笑うのです。

私はその笑顔を見てとても幸せな気持ちになりました。
この子達は今の生活の中で幸せに生きているのだと感じました。

日本の子どもたちはゲームがないと楽しくない。
お金がないと遊べない。
と嘆く子どもたちも多いです。

しかしこの子どもたちはゲームやお金なんてもちろん持っていません。
ただ私達と一緒にかくれんぼをしたり鬼ごっこをしたり、一緒にお散歩したりひなたぼっこをしたり。
ただそれだけで嬉しそうに幸せそうに笑うのです。


人それぞれ幸せの感じ方は違いました。

今まで発展途上国の子どもたちは可哀想。私達は幸せ者だ、と偏見だけでそう思っていました。

しかし実際、子どもたちは自分が可哀想な人間だなんて思っていなく、むしろ毎日楽しそうに生活していました。

あの子たちが日本の生活を見たら自分たちとの差に愕然とするかもしれません。

しかし以前の私のように勝手に発展途上国の人たちは可哀想なんだという偏見を持ち、同情することは果たしてあの子どもたちが本当に求めているこのなのでしょうか。


善意でやっていても相手にとってはいい迷惑だと思われていることも少なくはありません。
あの時私は深く考えさせられました。

あれから4年経った今でも何が正しいことなのかは全くわかりません。


ただ思うのは、自分がやりたくてやっていることはただの自己満足であり、本当に必要なのは現地の人が助けてほしい、協力してほしいと思っていることに取り組むことだと言うことです。

今までこの子どもたちに会ったこともないのに勝手な偏見を持って生きていた私を恥じました。

それに気づかせてくれたのはあの子どもたちです。

それからの私の考え方は大きく変わりました。


カンボジアキッズ


「今日という日の花をつめ」

これは私がカンボジアで出会ったNPOスタッフの方から教えてもらった言葉です。
私が一番好きで大切にしている言葉でもあります。

人はみな限られた時間の中で生きていて、その限られた時間はいつ終わりがくるのか誰にも分からない。
だから一日一日を大切に生きて行こう。
という意味の言葉。

簡単にまとめると「今を大切に楽しく生きるべきだ」ということです。

私はカンボジアの子どもたちに出会ってその言葉を聞いたときまさにその通りだと思いました。
しかしそれが難しいんですよね。


まず「今を生きる」ってつまりどういうことでしょうか。
私は高校生になってからも毎日ただなんとなく寝て起きて学校へ行く。
平凡な生活を送っていました。

しかし私にとってその当たり前の日常が当たり前ではない子どもたちもこの世の中のは存在するのです。

ありがたいことに私たちは勉強もできてやりたいことも好きなこともやろうと思えばできる環境が整っています。

そこで私は学生のうちは自分のやりたいことを思い切りやって日々を大切に楽しく生きようと思いました。



カンボジアの子どもたちには夢がありました。

将来学校の先生になりたい!という子や都会の街を見てみたい!という子。
夢がある子はキラキラしていました。

わたしはその当時夢もなく、やりたくないことは言い訳をして逃げる、そんな生き方でした。

子どもたちに出会ってその時誓ったことは
「かっこいい大人になって、この子どもたちに胸をはれる生き方をする。」
です。



帰国後の高校生活

やりたいことは全部やる

日本に帰ってからまずやったことが「高校生のうちにやりたいこと」のリストアップです。

小さいことから不可能だろ!?って思うようなことまでとりあえず思いつく限りたくさん書きました。
本当に本当に思いついたことをただひたすら書きました。


そうすると「じゃあ今日はこのやりたいことリストのができそうだな、明日はこれしよう! 」となんだか楽しくなってくるのです。

そんな私だったので高校生の時、私が一番人生を楽しんでる!!と勝手に思っていました笑笑


・バンドを結成して初めて学園祭のステージに立った
・あるNPO団体の方と協力してボランティア学生団体代表として活動した
・野球部のマネージャーも始めて、バスケ部軽音部野球部の3つの部活を兼部した
・志望校合格を目指し週末予定がない日は1日10時間や12時間勉強した
・車の免許も英検2級も取った

などなど、やりたいことを思い切りやって本当に充実した高校時代を過ごしました。

ここで私が感じたのはただやりたいことをやっているだけではだめだということです。


私はやりたいこと(目標)を決めたらまずそこから逆算して今は何をすべきなのか決めていました。

そうすると必然的にその目標が時系列的に繋がってくるのです。


例えば「志望校合格」についてまず考えるとすると、
受験までに英検は取りたいな 
とか
12時間勉強はこの週末にやろう など見えてくるのです。

ワクワクしてきませんか?
どんどん自分がやりたいことを毎日達成できていくのです。


高校生の頃の私は毎日楽しくていきいきしてました笑

自分がやりたいことをやるためだから勉強も全く苦ではありませんでしたし、
やるべきことの優先順位がわかっているので無駄な時間を費やさずに生活できました。

だから友達からなんでそんなに部活とかもやって毎日忙しいのにやること全部終わっていて好きなことできてるの?

1日24時間以上過ごしてる?ちゃんと寝てる?
ってしょっちゅう聞かれてました笑笑


友達には毎日忙しすぎて死にそうだよ〜とか言ってましたけど
実際は毎日幸せ!楽しい!最高!としか思っていませんでした。
超ポジティブ思考です笑



悩みに悩みまくった進路選択

高校三年線の夏まで国際的な学部に進学したくて国際教養学部や国際経営学部を志望し、国立大合格に向け日々努力していました。

そして受験校をだんだんと決めていく時期となりどの学部で何を学びたいか毎日悩みまくっていました。


私が学びたいことは大きく分けると
発展途上国の子どもたちの勉強に関する分野
国際的な企業においてのマネジメントの分野
この2つがありました。

私には将来発展途上国で子どもたちの勉強を助ける仕事がしたい という夢と
そのために同じ志を持つ仲間と起業する という夢があります。


そのために大学ではこの夢に近づくための内容を学べる大学にしようと考えました。
しかし国立大で国際経営学部がある大学は比較的多いですが、発展途上国の子どもたちの教育に関することのような自分が学びたいこととぴったり合っている大学はありませんでした。


もちろん今の時代学歴が全てではありません。
でも私は高校生の時勉強にも力を入れていたのでレベルが高い大学に行きたいとずっと思っていて行くなら国立か上位の私立と受験生になる前から決めていました。

しかしトップの私立大学にも自分と合っている学部がある大学を見つけられませんでした。
やりたいことはあるけれど行きたい大学がないと毎日両親に相談していました。


そんなとき自宅のポストに「台湾の大学に正規留学してみませんか」というチラシが入っていました。
しかしそのチラシを見た父が言ったのは「台湾に行けば?」です。

私はそれまで留学は行きたいけど高いし行けるとしたら大学入ってから交換留学でしか...と考え、選択肢にも入れていませんでした。

まして台湾は中国語。
今まで一度も勉強したことがないので留学先としても考えたことがありませんでした。

しかし父の言葉がけで一度台湾留学について調べてみることに。
すると台湾留学には魅力がたくさんあり、学びたいことではないことを日本の大学で4年間学ぶよりもメリットがたくさんあることに気づき台湾の大学を受験することを決心しました。


私は進路選択は人生の中でも大きな選択だと思っています。
最後の学生生活で何を学んでどんなことを体験して経験を積むのかは人それぞれです。
私は将来の夢があるので大学に入ってから学びたいこと、勉強したいことがたくさんありました。
そこで台湾留学を決めたのは自分の中でも大きな挑戦でした。



1日10時間勉強した受験生活

台湾の大学を目指すとなると日本の大学受験は全く関係がなくなってしまいます。
共通テストに向けてより台湾の大学に向けてまず中国語の勉強を始める必要がありました。

しかし今まで日本の国立大学合格を目指して勉強をしてきたのにその努力を証明できないのは悔しいと思い、国立大の受験も同時進行ですることを決心しました。


私はどうせやるなら何事も全力で取り組んで良い結果を残したい性格です。
今まで一度も医学部は進路希望ではなかったたのに、どうせなら医学部合格という称号がほしいという気持ちで最終的には国立大学医学部を受験することにしました。


決めたからには全力で!部活も引退して本格的に受験生になってからは常に勉強してました。

朝も日の出とともに起きて勉強、学校についてからも勉強、帰りもギリギリまで学校に残り勉強。
帰り道は友達と問題を出し合いながら帰り、家に帰ってからもやることを終わらせたらずっと勉強でした。

今考えると自分でも驚きますが平日学校がある日でも授業以外に6~7時間、休日は平均10時間くらいは勉強していました。

高校生の頃の勉強時間記録
Studyplusというアプリを使って勉強時間や量を可視化するのがおすすめです!



毎日毎日勉強ばかりでしたが全く苦ではありませんでした。
なんなら高校生の頃は勉強好きでした。
努力が成績として目に見えてわかったので自分の成長を感じられたからですかね。

国立大医学部に行かず台湾留学を決意

結果をいうと受験した大学は合格をいただきました。
でも私は既に台湾の大学に行くことを決意していたので入学せず留学する道を選びました。

台湾留学を決意した理由は以前の投稿で紹介していますのでぜひ読んでみてください。




現在の目標

学生のうちに目指せ30カ国!!

私は大学生になる際に学生のうちにやりたいことリストの作成をしました。
その時にまず1つ目に書いたのが「世界を知りたい」でした。

私の人生はカンボジアで大きく変わりました。
もしあの時たった一人で行く勇気を出せず世界に飛び出さなっかたら今頃私はどんな生活を送っているのでしょうか。


私は何もかもまず行動してみることが大切だと思っています。
特に学生のうちは失敗してもまだ将来の選択肢は多くあります。

そして将来の選択肢を増やすには様々な経験を積んで価値観や世界観を広げ、知識やスキルを身につけることが重要だと思っています。

そこで「世界を知る」ために実際に世界に出ようと思いました。
私が世界を知る上でモットーにしているのが「ものより経験」です。
学生のうちはものにお金を使うのではなく経験やスキルアップにお金を使おうと考えています。


経験して初めて学ぶことはたくさんあるし、学校で教えてもらっても実際に見たり触ったりしないとわからないことばかりです。
世界を知って沢山の人に出会って経験をして価値観を広げたいです。



将来の夢

上でも書きましたが私には
将来発展途上国で子どもたちの勉強を助ける仕事がしたい
という夢と
そのために同じ志を持つ仲間と起業する
という夢があります。

具体的にどんなことをしたいのかも決まっているのですがそれはまた別の機会に紹介したいと思います。

今はそのために大学の国際企業学部で経営や経済などの勉強をしています。

同じ志を持つ仲間もいるので互いに高め合って頑張っています。
大学の勉強も全て中国語と英語なのでかなり大変ですが目標に向かって頑張ろうと思います。

留学を選んだのは良い選択だったのかについてもまとめているのですぜひ読んでみてください〜!

今後も将来の夢のためのプランや留学生活などを発信していきたいと考えているのでこれからもぜひ投稿を見てくださると嬉しいです。



また普段の台湾での大学生活や30カ国を目指して旅している海外での旅の様子をInstagramなどのSNSを通して発信してます。
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