第10期京都ライター塾 第6回受講レポート
京都在住エッセイスト・ライターときどき大学講師の江角悠子さん主催[第10期京都ライター塾]を受講しています。
【第6回 新規仕事を得るために】
1月から始まったライター塾、第6回目の最終講義は受講生10名全員が京都に集まり、嬉し恥ずかしのドキドキご対面となりました。そして、プロフィール用の写真撮影も行いました。
フリーライターのメリット・デメリット
「フリーライター」のメリットは何か?と聞かれたら真っ先に思い浮かぶのは「自分で全て決めることができる」ということではないでしょうか。仕事が選べる・作業する環境(場所)・時間管理など。
江角さんは「時間のコントロールができること、好きな場所で作業できる環境、『満員電車での通勤をしなくてもいい』など心の安定に繋がり、会社に依存しないことで『生きる力がつく』などのメリットがある一方、デメリットとして収入が不安定・保証がない・自分で事務作業も行う、ひとりで作業する孤独感がある」とおっしゃっていました。
デメリットで上げられた「収入が不安定」は、会社勤めプラス副業でライターをすることで解決することができ、「孤独感」もライター仲間を作ることで解決できるとのこと。近年はSNSの普及でライター仲間が作りやすい環境になっていると知りました。
江角さんが毎日発信されている[メルマガ]では、ライター仲間との話題もあり
同業者で競い合うのではなく助け合っていると知り、驚きと同時にライターの仕事って素敵だなと感じました。
仕事を依頼してもらうためにできること
これまでのライター塾で何度も学んだ、公式サイト(ブログも可)を持つことの重要性。
自分がどんなことに興味があり、どんなことが書けるのか!それを発信する場所が必要になると学びました。ブログをただ更新するのではなく、自身の他のSNSでも「ブログ更新しました」と呼びかけ、一人でも多くの方に見に来てもらうようにアピールすることも大切だと知りました。
また、「数年前に書いたブログの記事がきっかけで、仕事の依頼が来た!」という江角さんの話を聞いて、まずはブログで発信していこうと決意しました。
他には、企画を立てて出版社に提案(営業)したり、クラウドソーシングに登録したり、ライター仲間を作り誰かに紹介してもらうなどがあるとのこと。
そして、仕事を紹介してもらうためには、日頃から目の前の仕事をきちんと行い『この人に依頼したい!一緒に仕事をしたい!』と思ってもらえて、信頼してもらえる人間にならなくていけないと改めて強く感じました。
いざ仕事をするとなったら
見積書を提出するときは、
自分がする作業は何か?取材現場までの移動・取材・原稿を書く時間はどのくらいかかるのか?写真を撮るのか?など考え、クライアントに希望金額とその根拠も合わせて伝えると良いと学びました。そして、江角さんは「クライアントとライターは、一つのチームです。どちらの立場が上とか下ということはありません」と伝えてくれました。
自己分析ノートで初めて知った自分
ライター塾では毎回ペアワークの時間があり「自己分析ノート」を書きました。
今まで気づかなかった、自分を深く知ることができました。
「自分のことは自分自身が一番わかっている」と思っていたけれど、ペアワークで毎回違う受講生と話をすると、お互いが「それ、〇〇さんの強みですよ!」と気づいて指摘し合うことで、初めて気づくことができた「自分」をたくさん発見できてとても貴重な時間でした。
ライターになって、しあわせになる
「ライターになって、しあわせになる」がコンセプトの京都ライター塾。
毎回ドキドキ緊張しながら受けたオンライン講義、レポートや課題はやはり大変でした。理想の記事を探したり、お題を探したり、書いて消しを何度も繰り返しました。愛のある江角さんの指導に、とても充実した学びのある3ヶ月を送ることができました。そして、この京都ライター塾を受講して、この先の未来を真剣に考える貴重な時間を過ごすことができて本当に良かったです。
江角さん、共に学んだ受講生の皆さん
3ヶ月間本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。
これから、この『note』でどんどん自分を発信していきたいと思います。