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新作ブラウス『hope』トークイベント参加レポート

3月2日土曜日、東京 青山スパイラルホールで開催された新作ブラウス『hope』コラボ記念。マザーハウス・山口絵里子さんと北欧、暮らしの道具店・店長の佐藤友子さんによるトークイベントに、見事当選し参加してきました。

以前、セブンルールという番組でマザーハウス代表・デザイナーの山口さんを初めて拝見し、途上国の素材でバックや洋服を現地で作る姿や、働いている人達が、山口さんの姿を見つけると、笑顔で近くに来る姿がすごく印象的で、幸せそうに働く環境がわたしは羨ましいと思いました。

そして、山口さんの口を大きく開けて笑う姿が、とてもキュートでいつか会ってみたいと思っていました。

北欧、暮らしの道具店 佐藤さんは、カンブリア宮殿に出演されていたのをみました。
お昼休みに、毎日欠かさずサイトをチェックしています。
「わたしが欲しいもの・好きなものがいっぱいで困っちゃうわ(笑)」と思うほど北欧、暮らしの道具店さんは好きです。

寝る前にもYouTubeもチェック。その中の【うんともすんとも日和】が好きです。




始まる10分前

春を感じる軽快な音楽が流れる中、幅広い世代の方々がドキドキわくわくする様子で、始まるのを待っていました。

(撮影一部OK。ブラウスの詳細はSNSに上げるのはNGとのこと)

左)司会の方 中)山口さん 右)佐藤さん

ステージに登場されたお二人の姿に「わぁ!TVで見た人だー」感動の瞬間です。

佐藤さんは、山口さんのYouTubeを見て「自分がどう映ってか全く気にせず、一心にバックの説明をしている姿に衝撃を受けた」と、おっしゃていました。
その後、山口さんが自身の名前でブランドを立ち上げると知ったのだと。

2022年、佐藤さんが授賞式に、山口さんのブランド「ERIKO YAMAGUCHI」のワンピースを着たことが山口さんに伝わり、食事をしたそうです。

その後、いつもカジュアルな感じで連絡のやりとりをしていたら、突然!佐藤さんから『作文』のような長文でブラウスの企画書が届いたと、山口さん。

山口さんは「これはちゃんと読まないといけない」と思い、プリントアウトして読んだと笑って話していました。

(*企画書を書くときは、相手に自分の熱意が「これでもか!」って届くように書かなくてはいけないんだなと、佐藤さんの熱意のある企画書の話を聞いて、企画書を書く課題に取り組んでいるわたしは強く感じると共に、この話を聞くことができて良かったと思いました。)



インドの伝統的な素材の手紡ぎと手織りの綿「カディ」の話の中で、インドでも職人さんの高齢化と、その高い技術を持つ後継者がいないという話があり、日本でも後継者不足の話を聞きますが、インドでも同じなんだ…と寂しく感じました。また、現地の方も伝統的な手織りのカディを使用しなくなってきているのそうです。(婚礼の時とか)

今回のブラウスの生地は、そんな貴重な素材で作られているそうです。

山口さんは、デザインするときはデザイン画は書かずに、そのまま布を切ってミシンで縫うそうです。(セブンルールの時も、絵を描かずに厚紙でカバンの形を組み立てていました)そうした、最初のサンプルの中のエッセンスが、最終サンプルまで宿っていってほしい部分必ずあるそうです。

また、人はバックを選ぶときは「A4の書類は入るかな?」とか「肩がけがいいかな?」とか使い方で購入する基準を考える事が多いけれど、洋服の場合は、ほぼ好みで選ぶ「好きか嫌いか?」だから、今回ブラウスのコラボと聞いて驚いたと、山口さん。 (山口さんとコラボと聞くと、多くの人はバックだと想像する)



あっという間に、トークイベントは終了。

貴重な60分間。

もっと話を聞きたかったと思ってしまうほど、終始笑顔で話されるお二人の姿。
ものづくりって大変だけど楽しそうだなと感じました。

イベント終了後、会場を出ると参加者の方々と記念写真を撮られていたので、わたしも列に並び、お二人に挟まれるかたちで撮らせていただきました。

「来てくださって、ありがとうございます」と何度も何度も笑顔で伝えてくださって、わたしは会いたかったお二人に会えて、感激で泣きそうになりました。

40代で新しいチャレンジをするのは、勇気がいる(大変)とおっしゃっていたけれど、43歳のわたし…チャレンジする活力をお二人からもらいました。

ブラウスの発売が待ち遠しい。

まだ、手にしていないブラウスを着て出かける姿を想像しながら、あずさに乗って信州へ帰りました。