【西国三十三所巡礼①】第三十一番 姨綺耶山 長命寺

御本尊▶千手十一面聖観世音菩薩三尊一体
アクセス▶JR東海道線近江八幡駅下車後、近江バス25分。

上記アクセス案内を見て、「あ、車なくても行けるんだ!」そう思った私はとても安易でした。

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             <長命寺バス停>

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       バス停を降りて反対側にすぐ案内があり、

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       てくてく歩いているとすぐ見つけました。

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808段だと・・・?
※林道を徒歩で上ることも可能です。

「やはり、この石段を上りきらないとな・・・。西国巡礼をする人からしたら(多分)若いほうだし、元は人が作った道!行けるでしょう!」そう考え、石段を選択しました。

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200段くらいまでは石段をきちんと数えられていたのですが、300段超えたあたりから様子がおかしくなりました。
「はぁはぁ…息苦しい…。そもそも周りに一人も人がいないのに、なぜ私はマスクをしているのだ。外そう。」
そう考えられたから、私は今生きて帰ってこれたのだと思います。
500段から700段あたりの記憶はほぼありません。

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足元しか見ていなかったので、蟻さんやらトカゲさんやらにたくさん出会えました。

700段を迎えるころ、駐車場が左手に見えてきました。
多くのシニア巡礼者は車を利用してそこから歩いておりました。
皆さんから賞賛いただきましたよ・・・「800段も上ったなんてすごいわね~!私たちなんて100段でひぃひぃ言ってるわ。」って。

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まぁ、そんなこんなでたどり着きました。

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長命寺 本堂


眺めも最高ですっっ!!

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もうここまできたら何段上っても変わりません。
三重塔もしっかり見てきました。

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膝への負担を考え、帰りは林道を下りました。

ご本尊の千手十一面聖観世音菩薩が「健康長寿」「無病息災」を授けて下さるそうですが、私自身、808段の石段を上り切ったことで、健康に自信を持つことができました。

何事も思い込みが大切。
やりきったことは体がしっかり覚えています。
「この石段上り切ったから、私は健康」
そういう自信を重ねていくことが、自分を強くしてくれるんだと学んだ、最初の西国巡礼でした。

御詠歌 「八千年や 柳に長き 命寺運ぶ歩みの かざしなるらん」

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ご本尊の御朱印

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