マガジンのカバー画像

音楽をつぶやく|tribute 音楽をシェアするマガジン

137
音楽をシェアするマガジン tribute の別冊です。 何気ない音楽のつぶやきが載っているマガジンです。
運営しているクリエイター

2022年11月の記事一覧

アイドル健在!伊藤蘭コンサートツアー@TOKYO DOOM CITY 【アラ還の徒然ライブ記】

都営三田線水道橋駅から案内に従って東京ドーム方面へ進むと、コインロッカーが並ぶトンネルのような所に出る。そこを右手に進みトンネルを抜けると目の前は東京ドームホテル、なのだが、今日の雰囲気は少し違った。 臭いがした、ような気がした。 まぁ見事にオッサンで溢れている。もちろん自分も含めてのことだ。 今日東京ドームに何も知らずに来た人たちは、このオッサンの群れを見ていったい何事かと思ったのではないだろうか。 今日は伊藤蘭コンサートツアー2022の追加公演だ。 伊藤蘭はいまや良

YOASOBI 紅白落選と飽和のお話

昨日発表された第73回NHK紅白歌合戦の出場者の中に、YOASOBIの名前はなかった。 今年のYOASOBIは、去年一昨年の勢いは確かになかったが、ツバメはいまだに放送されているし、ワンルームミュージックにも出演していて、NHKへの貢献度は高いはずなのに。 今年はVaundyも出るし、Aimer、Milet、ikuraのソニー3人娘との「おもかげ」コラボなんかも見れるかと思ったのだが。(まぁ、難しいだろうが) そこでふと思った。そうか。そういうことか Ayaseが今年

祝祭/カネコアヤノ【三文ディスクレビュー#15】

後世に残るロックンロールを現在進行形で歌い続けるカネコアヤノ。 喜怒哀楽なんてものは語らずとも、このアルバムを聴けば分かる。 若気の至りか、気持ちの問題か。 【作品情報】 祝祭/カネコアヤノ 2018年4月25日発売

編集部より

 私も『Tomorrow never knows』は大好きな曲です。シングルCDが100万枚も売れていた時代です。私もよくシングルCDを買っていました。  最近ではめっきり減ってしまったのですが、昔は歌詞からいろんなことに思いを馳せたりしました。「いつか私もこの歌詞の意味が分かる時が来るのだろうか?」と考えていたりしました。少し歳を重ねて、その時のそのアーティストの年齢になってみると、自分もある程度人生経験を積んだからか、気持ちや謳われている内容が、なんとなく、分かることが増

アクセル・ローズとそのファッション

■ユーズ・ユア・イリュージョン ツアー、スタート Use Your illusion Tour は1991年の5月からスタートしており、Use Your illusionⅠ&Ⅱが発売される前にツアーがスタートしています。 1stアルバムでハード・ロックやヘヴィ・メタルの勢力図を書き換えてしまうほど勢いのあったガンズ・アンド・ローゼズのニューアルバムのリリースに伴うツアーでしたから、もうアルバムリリース前のツアースタート時からもう話題が沸騰したツアーでした。 ■ステージ上で

聴いてこなかったサイケ定番どころを聴いた

このタイトルでこのアルバムのジャケを貼ったなら大体の人がこのアルバムを聴いてこなかったのかと思うだろう。 その感想は全くもって正しく、サイケ好きを自称しながらサイケの入り口定番どころのクリームを全然聴いてこなかったのである。 今年になってから私はサブスクに入り、折角色んな音楽を聴けるのだからと今週はCDを所有していなかったサイケの定番作を色々聴きあさってみた。 Cream/Disraeli Gears まずは記事のサムネにもしたヘヴィーサイケの名作「カラフルクリーム」。

ゆらゆら帝国⑪ シングル集 2002~2007+α

ちょっと前に「空洞です」のレビューを書いたが、残りのこの年代のアルバム未収録曲を書いてメジャーデビュー後のゆら帝の全楽曲のレビューが完了する。 「+α」としているのは、「LIVE 2005-2009」にライブ音源のみ収録されてスタジオ音源が無い例の3曲も含む為である。 5th Single「冷たいギフト/貫通」2002年にゆら帝が唯一発売したシングルで、両A面として発売されたのもこのシングルのみ。 当時の時点でもうあまり出回らなくなっていた8cmCD形態による発売で、しかも

編集部より

 りありあさんの記事を読んだ。私もいろんなライブに行くようになったきっかけがフェスだった。フェスはいろんなアーティストを知る切り口になるが、フェスからワンマンライブへ足を運んでもらうのは難しいと、どこかのインタビューで読んだ。  セカオワが社会問題に切り込んだライブ演出をしていたとあり、そのようなライブをやるアーティストをこれまで見聞きしたことがなかったので、東京ドームのような大きな会場で、若者に向けて社会問題を提起するセカオワのスタイルに感心した。