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23歳社会人レズ、オタク遍歴振り返ってみた

プロローグ:23年間オタク人生

こんにちは、やや子よ。
気づけば、23年の時が経っていた。
小学5年生の時「アタシは大人だから」って言って、担任の先生に手紙を放った時の時ことを思い出すわ。

全然がきんちょで、何も知らなかったけど、全て知った気がしてた。

実際、知識量はおろか、完読した本といえばはだしのゲン、挫折も成功も何も味わったことがないかわいいかわいい小学生だった。

小学生のころ、「何歳で結婚する?」「23歳くらいかなあ」「私は27歳〜」「ええ遅くない?」みたいな会話したことあるけど、全然23歳ちょー早すぎるから!!!23歳児なんて、まだまだ子どもよ?!

色々経験してきたつもりだったけど、気持ちはやっぱり小学生のときとはさほど変わらない。むしろ何が私を作ってきたの?って思ったの。

そこで、オタクしてきた遍歴を振り返ってみた。

拙い私を作った、数々の作品。
お世話になりました^ ^

小学生:アイドル育てるゲームとか、女の子が出てくる深夜アニメとか

小学生の頃、近所に住むみかちゃんのおうちにはパソコンがあった。
そこで「ニコニコ動画」っていう画期的な動画サイトがあって、メールアドレスを持ってなきゃ登録できなかった。

放課後集まってやることは鬼ごっこか家族ごっこしかなかった私たち。有り余る時間、退屈してた。すぐ、そのおもしろコンテンツに飛びついたわ。

機械音声が歌うソフト、アイドルを育成するゲーム、可愛い女の子のシューティングゲーム…

その中で、私はアイドルを育てるゲームにハマった。女の子をプロデューサーとして育てる…?最高じゃん!!

この頃からかなりレズね。
推しの女の子を自分好みに育てる、励ます…。
小学生ながら敏腕プロデューサーを目指したもの。

そんな中、空前のブームとなった

高校生の女の子がバンドするアニメ!!!

はじめて好きになった女の子が勧めてくれてみることになったの❤️

まんまとハマったし、好きになった女の子が推してる女の子(おでこがでてる子)をすきになったわ。

このいわゆる「オタク」コンテンツによって、
「百合」というパワーワードを知ったわ

そして、百合姫を購読し始める小学生レズビアンが誕生する。

中学生:テーマパークに足繁く通うちょっと変わった体育会系れず

小学生の頃は「二次元」の女の子に想いを馳せていた私。中学生に上がってすぐ友達と屋内テーマパークに一緒に行くことになった。

そこでミュージカル型のアトラクションを見たんだけど、出てきた赤い髪をしたアフロの女の子にメロメロ。

(もろタイプ!!!!)

って心の中で叫んでた。
天真爛漫で、笑顔が可愛くて、舞台化粧並みに濃い化粧が好きなあたし。その役は最後にお星様になっちゃうんだけど、そのシーン感情移入しすぎてばか泣いた。

その後お年玉を握りしめて年間パスポートを買って脚繁く通った。

電車賃が高いから、えっちらおっちら自転車で往復2時間かけて通って、年間パスポートが切れる頃には肉割れが出来る並みに急激に痩せた。
受験勉強もパレード待ちの時間を有効活用して、見事第一志望の高校に合格。愛の力ってすごい。

高校生:試験期間はバンド曲でカラオケ狂い、ライブは汗を流すもの

テーマパーク受験勉強スタイルで高校に進学した私。芸術系の選択科目で、書道・音楽・美術を選択できるんだけど、書道は墨汁たらしまくってうまく書けないし、音楽はバレー部で声を枯らして以来アルトもでない。ということで美術選択。

その美術選択でたまたま一緒になった子達と、クラスで仲良くするようになって、勧められた音楽やドラマに手を出すようになってきた。

これ聞いてみと、初めて聞かされたハードロック。
デスボイスやシャウトになんじゃこりゃ状態だった。だけど、テスト期間中に荒れ果てていた時、ふと思い出してそれを聞いた。その瞬間、心がハードロックになった。

音楽って楽しい!体動かしてノリノリで聞きたい!って気持ちがどんどん強くなって、フェスやライブに行くようになった。

やっぱりまたこれもテスト期間中に、友達とカラオケに行きまくり、踊りながらひたすら歌った。ほんとうちらの青春。そこのカラオケ、アイスが食べ放題だったからめちゃくちゃ太った。

大学生:ブスではないけど可愛くない♪ガールズバンドラヴァーなサブカル女子

日頃のストレスはヘドバンで発散してた私。
毎月、どこかのライブに行っては汗を流し、そのために必死にお金を貯めた。

男性、女性問わずバンドの「音楽」を聞きに行ってたけど、段々ガールズバンドばっかり推すようになってきた。れずだからね。

あのガルバンの、ベースの子がいい。ドラムの子がいい。なんて言いながら、ライブ中目をにキラキラさせた。

ライブのMC中に手を振ってレスポンスをくれたら湧いて喜ぶれず。

この頃から、「レズビアンとして楽しむ」と殻を割り始めていたから、れずのイベントや飲み会に参加する傍ら、しっかりサブカルチャーで心を喜ばせていた。

ライブの多い夏は痩せ始めるけど、冬は何回忘れるの?ってくらい忘年会をしてたからはちゃめちゃに太った。

社会人:一周回って韓国っぽいもの好きミーハービール系女子

ガールズバンドに心を躍らせていた大学生の私、コロナが流行ってから、ライブもフェスもクラブ(れず)も無くなって、いよいよ趣味がなくなってしまった。

暇だね〜って友達とLINEしているところ、ある韓国のアイドルグループを勧められる。これを聞くとやる気がみなぎると。

聞きながら皿洗いをすると驚くほど楽しく皿洗いをできた。(やることなさすぎて家の家事をよくしてた)

しかもしかも、この韓国アイドルグループのある一人にガチ恋。心を奪われる感覚。オタクに陥る時の、あの…!

そこから韓国アイドルグループにハマり、社会人になってからはアイドルの曲を聴きながら、ジムに行ったり、家事をしたり、通勤したりと私の生活の一部へ。

これからもきっと、ずっとオタク

紆余曲折ありながら、たくさんのものを好きになった。オタク歴を振り返ると、やっぱりレズだね〜!!!って叫びたくなる。女性絡みのものが多い私は安定のレズビアン。

これからも自分の好きなものに忠実に、たくさんのものを深く深く愛するオタクレズになっていくでしょう。

次の私にとってのトレンドは何かしら。
生きるのがとっても楽しみね。

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