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モーサテ備忘録2024/4/24

米中関係と経済トピック詳細解説:2024年4月27日版

米中関係

  • 対中政策強化でアメリカ世論の中国感情悪化: 米中関係は依然として緊張状態にあり、アメリカ政府の対中政策強化は、アメリカ国民の中国に対する感情悪化を招いている可能性があります。

  • 中国アプリストアからメタのワッツアップ削除: 中国当局は、中国国内のアプリストアからメタ社のメッセージアプリ「ワッツアップ」を削除しました。これは、米中間の技術摩擦がさらに悪化していることを示しています。

経済

  • 中国貿易摩擦悪化は市場への影響限定的: 米中間の貿易摩擦がさらに悪化する可能性がありますが、市場への影響は限定的であると予想されています。

  • ディスカウントストアと太陽光パネルに追い風: ディスカウントストアや太陽光パネル関連企業は、経済情勢悪化の中でも比較的堅調な業績を維持することが期待されています。

  • 原油価格高騰と物価上昇: 原油価格の高騰は、世界的な物価上昇圧力となっています。アメリカでは消費者物価上昇率が5%に達する可能性があり、ガソリン価格が2.6ドルになると消費が減速し始めることが懸念されています。

  • 日本の原油輸入: 日本の原油輸入は中東に大きく依存しており、エネルギー安全保障上のリスクが指摘されています。

  • 北朝鮮制裁: カツラを含む毛製品は、北朝鮮に対する制裁対象から除外されています。

  • 半導体関連銘柄: エヌビディアとテスラの株価は、11週連続上昇後、調整局面に入った可能性があります。

  • 全個体電池: トヨタとテスラは、全個体電池の開発に力を入れており、2027年から2028年にかけてEV市場で実用化される可能性があります。

  • 日経平均株価: 日経平均株価は、月足陰線が出現しており、調整相場に入った可能性があります。売買代金が株価に先行していることから、押し目買いが期待されます。日本株の再評価と時価総額の再評価も進みつつあります。

企業動向

  • テスラ: テスラの売上高は4年ぶりの減少となり、純利益も55%減少しました。値下げを繰り返した結果、営業利益も5.5%大幅に減少しましたが、2025年から低価格モデルの発売時期を前倒しすると発表し、株価は10%上昇しました。テスラは、ロボタクシーや低価格EVの開発にも力を入れています。

  • アメリカPMI: アメリカのPMI製造業指数は49.9、サービス業指数は50.9となり、いずれも予想を下回りました。これは、アメリカ経済がさらに減速する可能性を示唆しています。

  • ペプシコ: ペプシコは、アジア・太平洋地域を中心に増収増益となりました。欧米市場はマイナス成長でしたが、スナック菓子と飲料部門は好調でした。一方、グラノーラ製品のリコール問題が発生しました。

  • GM: GMは、24%増益の見通しを上方修正し、株価が4.4%上昇しました。

  • GE: GEは、分社後の好決算を発表しました。エアロスペース事業がGEのティッカーを引き継ぐことで、コングロマリットディスカウント解消が期待され、株価が上昇しています。

  • ホンダ: ホンダは、カナダにEV工場を建設すると発表しました。

その他

  • 日経平均高配当株50指数: 日経平均高配当株50指数は、中期的に見ても優勢な動きを見せています。

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