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モーサテ備忘録2024/4/10


ニュース詳細と考察

グーグル

  • 生成AI動画作成サービス: 6月から提供開始予定。中小企業向けに動画作成を容易にするツールとして期待されている。

  • 中小企業楽観視数: 3月は885と低水準。経済状況への懸念が依然として根強い。

ボーイング

  • 納入機数: 半減。

メキシコ

  • 消費者物価指数(CPI): 予想を下回り、3年ぶりの利下げを実施。更なる利下げの可能性も示唆されている。

  • ペソ: 利下げにもかかわらず上昇。インフレ率4%、金利11%、実質金利7%という状況は、FX愛好家にとって魅力的。

  • 生産: 中国からメキシコへの工場移転が進み、原油価格上昇も追い風となる。

  • 貿易赤字: 旅行収支の増加、輸送収支の減少、サービス収支の減少により、貿易赤字が拡大。ドル需要上昇につながる。

金融市場

  • 日証金貸借取引融資金利: 信用取引買方金利を引き上げ、コスト上昇に繋げる。

  • 信用取引: 売却が増加すると、追加利上げと貸株代金金利復活につながる可能性がある。

  • SP500: 3ヶ月満期コールオプション下落、3ヶ月満期のスキュー上昇、VIX上昇。これらの動きは、アメリカ株ロングポジションの減少を示唆しており、VIX上昇によるポジション解消が連鎖的に発生し、アメリカ株大幅下落に繋がる可能性がある。

  • 物価: 高止まりが続き、家賃も上昇。指数も25年ぶりの高水準となっている。

その他

  • セブン&アイ: イトーヨーカドーの一部店舗を売却。

  • 欧州市場: 利下げ期待が高まり、欧州株は底堅い動き。欧州債券ファンドへの資金流入もみられる。

    • 原油高の影響で、利下げが予想通りに行われない可能性も存在する。

考察

  • 世界経済は減速傾向にあり、各国の経済指標にも影響が出ている。

  • 金融市場は不安定な状況が続き、投資家は慎重な姿勢を維持している。

  • メキシコは、利下げとペソ上昇という好材料がある一方、インフレ率の高さが懸念材料となっている。

  • 欧州市場は、利下げ期待と原油高の影響という相反する要因に左右されている。

今後の注目点

  • 各国の経済指標の動向

  • 金融市場の動向

  • 原油価格の動向

  • メキシコのインフレ率の動向

  • 欧州市場の利下げのタイミング

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