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モーサテ備忘録2024/4/16

中東情勢悪化、金利上昇、株価下落:複合的な要因が市場を揺らす

中東情勢の緊迫化を受け、原油価格が上昇し、世界経済に悪影響を及ぼしています。これが金利上昇と株価下落の主な原因となっています。

アメリカでは、小売売上高が予想を大幅に上回る伸びを示しましたが、これが金利上昇を招き、利下げ期待の後退につながりました。その結果、株価は下落しています。

一方、ゴールドマンサックスは純益を27.8%増加させ、増収増益を達成しました。しかし、テスラは10%超の人員削減(1.1万人)を実施するなど、企業業績には明暗が分かれています。

日本では、原油価格上昇の影響で貿易赤字が拡大し、円安が進んでいます。また、インフレ加速懸念から日米金利差が拡大しています。

その他、注目すべきニュースは以下の通りです。

  • オープンAIが東京に拠点を開設

  • 2月機械受注が7.7%上昇

  • グーグルが公正取引委員会の行政処分を受ける可能性

  • 小売りの増益率が縮小

  • 中国貿易商談会で中東バイヤーが増加

  • 投機筋の円売り加速

  • 市場の利下げ回数見通しが2回以下に修正

  • アルクが売上減速コメントを発表

  • ルルレモンのアメリカ売上軟調

  • Z世代・ミレニアル世代がコロナ禍で買い物依存・浪費に陥っている可能性

  • SP500のEPS上昇とPER20倍で算出した株価目標は5500

  • 2四半期連続10%以上上昇した銘柄は、平均上昇率がプラス

  • エヌビディアはPER35.54と高水準。AI向け半導体市場における優位性から、利下げ期待後退と利益確保のため株価は軟調

  • イーライリリーのPERは60倍と高水準(医薬業界平均は15倍)。今年の大幅な急騰は期待できない。生産能力と投資額に注目。2024年後半には供給改善が見込まれる。ノボノルディスクのオゼンピックの薬価下落の影響を受ける可能性がある

これらのニュースは、複雑に絡み合い、金融市場に大きな影響を与えています。今後も、中東情勢や金利動向などを注視していく必要があります。


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