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入社3カ月で適応障害になりました。①

皆さんこんにちは。味噌ちゃんと言います。

私は今年4月にとある会社に新卒として入社したごく普通の会社員でした。
しかし7月に”ある理由”によって会社に行けなくなりました。







それは、適応障害になったからです。




適応障害が発覚するまで

4月

私が就いたのは通常営業職。
配属先ガチャには我ながら成功したという自負があった。
自分のプライベートな趣味も全力で尊重してくれる営業所だった。
上司にも同期にも恵まれた。(この気持ちは今でも変わってない。)
特に会社に行くことを苦だとは感じていなかった。

5月

徐々に研修業務から実際の現場での業務に移されていった。
先輩のアシスタント業務などからより実践的な知識・スキルを学ぶ。
あらゆる業務に緊張で手と声が震えた。
でも何か達成して上司に声をかけてもらえることは嬉しかった。
それなりに日々やり甲斐を得ながら基本業務を覚えていった。
毎日頭がパンクしそうだったが、そこそこ楽しんでやっていた、と思う。

この時期くらいから1カ月を通して体調が”なんとなく”良くない日が割合的に多くなった。
またこの月、生理が来なかった。人生で初めて生理不順が起きた。
ずっと喉に違和感(異物感)があった。
思うように業務ができなかった。
まぁよくある5月病かな〜程度に思っていた。

6月

徐々に先輩の元から離れて自分だけで業務をして、先輩はアドバイス・フォローのみになっていった。
それと同時に上司からは営業として、数字(成績)にツッコミが入るようになった。
これは特に気にならなかった。そりゃそうだよな〜と割り切れたし入社前から覚悟していた。配属ガチャには勝っていたし。
同期が徐々に最初の営業成績を上げていく。
これもそこまで気にはならなかった。私には私のペースがあると思えてたから。


上司に体調不良による欠勤の連絡を入れることが増えた。
同期とどんどん差がついていく自覚はあった。
自分の中では開き直れていると思ってた。だって皆んなより会社に行けてる日少ないもん、と。

私はもともと小さい頃から新しい環境に極端に弱い体質だった。
小学校入学・中学入学の4月は毎日のようにお腹を壊して保健室の常連になるような子供だった。
だからこそ、この時期の自分の連日の体調不良について、当の私自身は何の違和感もなかったのだ。
”新生活特有のアレだ〜”と簡単に理解できた。
業務に慣れて時期が経てばきっとこういうのも無くなっていく、と思っていた。

7月

電話の発信ボタンが押せなくなった。
何のために出社するのかが分からなくなった。
出社しても、何の収穫もなく帰る日が怖くて仕方なかった。
先輩たちの励ましの言葉や優しさが返ってどんどんしんどかった。
パソコンに向き合いながらふと涙が出てきそうになりトイレに駆け込み、個室に篭って一人で泣くことが増えた。それも一度泣いたらなかなか泣き止めなかった。
泣きながら帰ることもあった。




そして7月のある日、2日連続で会社に行けなかった。
理由は同じ。
家を出る10分前に急に吐き気を催したからだ。
出社するつもりで、メイクもして、お弁当も作っていたのに、である。

会社判断でその週はまとめて休養をとることになり、土日明けからまた出社してみようということになった。
次の週明けからは行かなきゃ。そう思った。私はまだ会社に行きたかった。


週明け。
でも行けなかった。
理由はまた同じ。
いつも通り朝の準備をして、さぁそろそろ出なきゃと思って立ち上がると息が詰まって口から何か出てきそうになった。手が震えた。
自分の意思とは関係なく涙が止まらなくなった。
その場に座り込んで立ち上げれなくなった。




そしてその日の夕方に近くの心療内科を受診。

適応障害だと診断されたのだ。


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