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未来に向かって体も大切に


私の子どもの頃からの夢はお母さんになる事でした。

叶わなかった今は

"みんなの叔母"です。

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皆さんは婦人科検診。受けていますか?
抵抗がある人多いのではないでしょうか。

私は10代に起きたある事がきっかけで
頑なに婦人科検診を拒んできました。
…まぁ、あまりすすんで行きたいとは思いませんよね。

ただ30歳になった時、自分への誕生日プレゼントとして、特に何の不調もなかったのですが
えい!と婦人科検診を受けました。

何かの予感も実はありました。


初めてお会いする先生はなんだか怖くて
検診も怖くて
心を無にして挑みました。

検診を一通り終えて診察室へ。
すると先生に言われた言葉は



「少し大きめの子宮筋腫がありますね。
でも位置的に問題はないので経過観察で良いでしょう」


えー!!となりました。
今まで特に不調はなかったからです。

私の子宮筋腫は子宮から外にできるタイプのものだということ。それで自覚症状があまり無いということ。そんな事を説明されました。

ちゃんと言うと説明された気がする。
驚きすぎて記憶がありません。

ショックでしたが一年後で良いと言われたので
一年後に検診。
そしてまた特に変わりなく一年後。

数年経った時言われました。



「直ぐに大きい病院でCTを撮ってください」



CTの結果。

おへそ側・お尻側に一つずつ
赤ちゃんの頭くらいの子宮筋腫があり
子宮を潰している事が分かりました。
その他にもありそうだと…。

直ぐに大学病院を紹介されて直ぐに担当医も決まり
あれよあれよと言う間に開腹手術。

合計19個の子宮筋腫を取りました。




その後の説明で言われた事は。


・子宮は残せたけれど、子どもを授かるのは難しいこと。

・仮に授かっても流産する確率が高いこと。 

・最新の治療を受けても私が子どもを授かる確率は少ないこと。



年齢的にもまだ妊娠を希望していたので
恐ろしい程のショックでした。

"もっと早く検診を受ければ良かったのかな。"

"体を冷やしたのかな。"

"身体のサインを見逃したかな。"

ずーっと自分を責めました。

子どもが産めないと分かり、当時お付き合いしていた方からお別れを告げられました。



その後妹が妊娠。

甥が生まれ愛情を注ぐなかで、私の気持ちの整理がつき

現実をやっと受け入れる事ができました。

孫を両親に見せてくれた妹に感謝もしました。
だって私は見せてあげられないから。




世の中には経済的理由・身体的理由で
望んでもお母さんになれない人もいます。

また現在治療をしながら頑張っている人もいます。

母親になる事に抵抗感がある人もいます。

そして。
毎日喜怒哀楽と共にお母さんとして頑張っている人もいます。


もし、将来子どもを望むのであれば
怖がらずに身体にもフォーカスしてあげて。

私の経験からそう思います。

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