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フロイトにはまったマセガキ

今でこそコーチングやカウンセリングで
潜在意識や顕在意識などを使っていますが
私がその存在を知ったのは小学生の時。

きっかけは担任の先生が作って渡してくれた
プリントでした。


夏休みだったか冬休みだったか忘れましたが
休みに入る前の宿題で
世界の偉人達を調べるという宿題が出ました。

ナイチンゲール・エジソン・野口英世などなど
様々な偉人達の中から一人選んで調べる。
その中に"フロイト"と最後に書いてある。

「この人誰だろう?」

そう思いながらも私はキュリー夫人を選び、調べ、
書きました。


でもどうしても謎の人物"フロイト"が気になる。
当時はインターネットなど無かったので、図書館で調べるしか無かったのですが…ない!!

そして祖父の家に帰った時、私の叔父に聞きました。
「おじちゃん、フロイトって誰?」
叔父は言いました。
「フロイト?お医者さんのフロイトかな☺️」

叔父は小学校の教諭でしたが、何でも知っていて
フロイトについて説明してくれました。
そこで精神科医という事を知ります。

家に帰ってから本屋に行ったところ、フロイトの書籍は難し過ぎる本しかない。

無いと思うと知りたいのが人間の性。

再び叔父に知りたいけれど読める本がないと話すと
数日後一冊の本が送られてきました。

子供向けではありませんが、割と分かりやすく
訳してある本。

叔父が一生懸命探してくれたのです。

私は分からない言葉は辞書をひきながら読みました。夢中になって読みました。
(その時潜在意識という存在を知りました)

そんな私を両親は心配したようですが、
放っておいてくれた事、感謝しています。


その数年後、私はとあるきっかけで酷い鬱になり
その他摂食障害、パニック障害…ありとあらゆる
精神的な病に罹りました。

それでも治ると信じていたのはあの時の
フロイトの書籍を読んだからかもしれません。

何故当時の先生はフロイトと書かれたのか。
そして私がとても興味を持ったのかは分かりません。

けれど、きっと意味があって今に繋がっていると
今は思っています。

潜在意識を見つけたと言われているフロイト。

今は亡き叔父にも感謝しながら日々勉強は続きます。

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