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【文学フリマ東京38】新刊を入稿しました

先日、文学フリマに出す新刊を入稿した。

新刊はこんな感じ

表紙は夾竹桃(キョウチクトウ)

【書名】毒親育ちの恋愛事情
A6/98p/エッセイ・インタビュー
※『毒親育ちが大人になってから』の続刊ですが、前作を読んでいなくても問題なくお読みいただけます。

【内容】
親との関係を絶っても、自分の中に残る影は決して消えない。
生い立ちが恋愛に与える影響とはどのようなものか、そしてそれを連鎖させないためには何ができるだろうか?
前回に続きエッセイのほか、4名のインタビューも掲載。毒親育ち当事者だけでなく、そのパートナーにもインタビューを行った。

前作『毒親育ちが大人になってから』よりも書き下ろし多めで制作した。恋愛や結婚、家庭にフォーカスして「毒親育ち」について語っている。
テーマは毒親育ちではあるが、家庭問題に関心がある方にとっても興味深く読んでいただける内容になっていると思う。

入稿後に燃え尽きる

余裕をもって取り組もうと思いつつ、毎回ギリギリになってしまう。入稿の直前はミスがないか不安になる。終わってしまえば腹を括るしかないのだが、それでも実物が手に届くまではそわそわする。
前作『毒親育ちが大人になってから』の初版がノンブル(ページの端に書いてあるページ番号)が必要以上に大きく印刷されてしまった。

入稿後はしばらく何もする気になれない。ライターなので文章を書くのは慣れているが、「毒親」シリーズは消耗が激しい。
過去の出来事を書くためには、それを鮮明に思い出さなければいけない。忘れていた方が快適に過ごせることも、まだ痛む古傷も。
そこまでしてなぜ書きたいのか、自分でも不思議だと思う。文章にすることを通して、悩み苦しんだ経験を昇華しているのかもしれない。
苦しくても、誰かに知ってほしい。制作のモチベーションはそこからきている。読者がこの本を通して何を思うか、今から気になっている。

作品は出して終わりではない。知ってもらわなければ手に取ってもらえない。文学フリマの当日までより多くの人に作品を知ってもらい、必要な人の手に届けたい。

余談

インスタ始めました。

慣れてなさすぎてリンクを貼っていなかったり、投稿のネタが切れたりしてますが、なるべくこまめに投稿する予定。文章ではなく画像で訴求しなきゃなので、手探りでやってます。
よかったらフォローよろしくお願いします。
色々やりすぎてごちゃごちゃしてきたので、litlinkもこれから作ります。

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