ゆめん

本が好きな物書きになりたいマイノリティーは、PCを手に入れた。公募出してこ。くたばれ常…

ゆめん

本が好きな物書きになりたいマイノリティーは、PCを手に入れた。公募出してこ。くたばれ常識。農業が1番だ。

最近の記事

後ろめたさを感じながら付き合う

小さい頃にあった全能感は、20代半ばまで続いた。変わったのは30歳を超えてから、年下の友人が増えてきて付き合ってもらってるという間隔が強くなってきた。同世代には感じなかったものが、事あるごとに脳裏をよぎるので少し疲れる。僕自身は年上と接している時に、付き合ってあげてると思ったことはないのだが僕の友人たちがスマートだったのだろう。年齢なんて関係なく友人ができるし、僕と同世代は育児コミュニティにいることが多いし、独身の人と気兼ねなく遊ぶとなると年下になる。気前よく奢ったところで、

    • 懐かしい給食のメニュー

      寝る前に、ふと思い出して思い出せる範囲のメニューを並べてみたけど、結構覚えてる&うちの地域の給食豪華だったな!給食つくる人、考える人、みんなありがとう! 一番最初に思い出したのは、アルファベットマカロニの入った野菜のスープ、あとダントツ1位のずんだの春巻き!目玉焼きのフライも美味しかったな!フルーツポンチも杏仁豆腐も思い出すなあ!嫁に言ったら、フルーツポンチ平皿にいれるとか高度すぎ!って言われた笑 給食の納豆は大粒で未だにあれより美味しい納豆見つからないんだよなーどこのだった

      • 昔の恋人

        思い出として、いつまでも愛しい恋人がいる。 反対に掃き溜めのように、人生の汚点として振り返りたくない恋がある。 何をがむしゃらに、言い訳をして辻褄を合わせてみっともない日々を過ごしていたのか頭を抱えたくなる。抱える頭の原因は、自分にはないので思いっきり蓋閉めて細かいことは全部忘れたことにして、日々を過ごしていた。で、やっぱり夢に出てくるわけだ。あの時の胸糞悪い気持ちまでリアルで目覚めが最悪で、彼女が来てくれてもイマイチ現実味がない。あのクソッタレみたいな日々が終わったことも、

        • 桜木紫乃ふたりぐらしの表紙は太田侑子

          さんの作品なのだ。本屋でジャケ買いした。桜木紫乃さんも大好きだ。砂上の時もそうだけど、雪の降るシーンのリアリティが半端ない。冬は寒いけど、雪の美しさに酔いしれてしまう。そのあとの家族じまいも、現実的で登場人物それぞれの思い、気遣い、少しの気遣いが人間関係を作っているのだと感じられた。ふたりぐらしも家族じまいの序章のような気がして、楽しかった。その文庫の表紙のイラストが自然体な二人暮らしの風景で調べてみたら、太田侑子さんの作品だった。そのあと前から読みたかった中山七里の護られな

        後ろめたさを感じながら付き合う

          論文を読んでみたいのだ

          大学を出ていないと論文というものになかなか触れられない。 プリンセス彬子が苦労して書いたという論文読んでみたいのだ。英語で書かれた論文が読めないなら、自分で辞書引いてコツコツやりたいのだ。 小説もいいけど、ビジネス書とは違う論文というのが読んでみたいのだ。分野も著者名もわからない中で、論文を読んでみたいと言うのはきっと行き先がわからないのにバスに乗りたいというのと同じだろう。僕の人生そんなんばかりだ、だってやってみたいのだからしょうがない。方法とかよりも目的が見えればそこには

          論文を読んでみたいのだ

          DINERという小説を薦められてだな

          まず人に薦められた本で、聞いたことない!ってなることが少なくなっていて、今回は見たこともない聞いたこともないで面白かった。お返しを考えるには、この本を読んでからでも遅くなかったかもしれない。独特の疾走感と「死ぬに値する人間は存在しない」というメッセージを強く感じた。似ている作品が頭で流れながら読んだのだけど、映画 王の男を思い出した。ラストまで強く読者を引っ張る感じとラストシーンがパーティーであること。喜劇なのに、悲しさを含んでいること。このあり得ない位笑えるのに泣けるは、や

          DINERという小説を薦められてだな

          昨夜の夢は中学生の頃

          最近友達と電話したこともあってか、中学時代の夢を見た。僕はソフトボール部で、憧れて入ったのに指導してほしかった先生がいなくなった代だった。よくわからないルールもあったし、部活らしい部活だったと思う。今日の夢では、試合の準備をしていた。テキパキと効率よく、場面は代わってなぜか農場の倉庫にいた。この倉庫を籾殻でフカフカにしないとって、牧場で働いてた時と微妙にリークしている。何故か一人でテキパキ。中学の部活と牧場でのテキパキ具合が似ていたのか?北海道のお母さんと慕う人に母の日のプレ

          昨夜の夢は中学生の頃

          自称発達障害が増える中でだな村田沙耶香の話

          創作者の体感世界を読み始めた。僕の大好きな村田沙耶香さんの話が宣伝で載っていてこんなにも生きるのが苦しい人が、作り出す世界がなんて美しいんだろうといつも彼女の作品を読んで思う。西加奈子さんが村田さんのしろい骨のを勧めていて、殺人出産とかも意味のある小説だと思うけど、何より僕はマウスが好きだ。友達に折りを見てプレゼントしている作品だ。学校の中の女の子の青春の中の美しさと脆さと友情と明るさと未来が詰まっている作品だと思う。エッセイも面白い彼女の生きる世界と同じような体験はないけど

          自称発達障害が増える中でだな村田沙耶香の話

          5月7日の朝日記

          牧場で働いた時に思ったが、5時起き6時仕事ののち、朝ご飯休憩してからの夕方仕事が肌にあっている。 本日は 6時起き ゴミ出しと洗濯 そら豆の収穫、朝ご飯準備、コーヒーを一杯淹れて、そら豆の選別後 嫁と朝ご飯。 食べ終わったら、本日の進捗の引き継ぎと嫁に頼む仕事の申し送り 嫁が出かけたら、僕は読書と詩作。昼寝。 文句のない1日である。 朝早い仕事が向いてる人もいるし、それに20歳で気づいたのは良かった。 畝が出来たから夏野菜を植えよう。

          5月7日の朝日記

          人生とは担任が語ったこと

          高校生の時、担任が人生についてこう言っていた。 「人生は、登り坂だ。毎日毎日努力しないと進めない。」 話を聞いていた僕は、絶望した。絶望って若者の特権なのだろう。今ならわかるが、絶対的な不幸は存在しないし、担任はただ単に受験シーズンの僕達を奮い立たせようとしただけだったのかもしれない。でもその時の僕は、これからもずっとつらい日々が続くなんて、夢も希望もないな。しんどいと思った。生きていくのは、しんどいことしかないのかと。後日二者面談で「生きていたいか?」と聞かれた。生きるのが

          人生とは担任が語ったこと

          祖母と話せば

          祖母と話した記憶がない。記憶がないと言うよりか、会話が噛み合わなかった記憶しかない。祖母は、宮城の北部の山の中に住んでいた。茅葺の家で牛を飼っていて、まじもんのボットン便所で縁側には2匹の猫がいて、夏にはえらい長い蚊取りテープがぶら下がっていた。母も東北訛りではあるけど、父が神奈川の出身なので家ではそこまで訛らない。僕は、生まれてすぐに県南に引っ越したため県南の言葉を話す。親にメッチャ嫌がられたけど、学校に馴染むためにも方言を話すのは急務だった。同居していたわけではないので、

          祖母と話せば

          アラフォー女2人が田舎で暮らす方法⑤

          やったー!久々に嫁が朝食を作ってくれた!!奇跡のように嬉しい!何ヶ月ぶりだろう?メニューはこんな感じ。 ·おとといの梅干しとひじきのおにぎり 僕は梅干しが大好き!おばあちゃんが昔から漬けていた塩がギトギトについた梅干しで育ったので、市販品じゃ満足できない体に(笑) 梅とひじきのふりかけは、最近マイブームで買い続けてる。嫁は地元のあじよせフリークで帰省すると20袋くらい買ってきて、しかも人に配り歩く。 ·目玉焼き 2個 これも僕の大好物。最近気づいたけど、どうやら卵が大好きらし

          アラフォー女2人が田舎で暮らす方法⑤

          坂口恭平さんは15年前ぐらいに読んでだな

          学生の頃、友達の勧めか本屋で見つけたのかTOKYO0円ハウス0エン生活だ。思い返せばこの時にホームレスの人たちの生き方に興味を持ったのかもしれない。時を経て、現在Twitterでよく見る名前と認識して活動や水彩画を見てすごい人がいるもんだと調べて、著作も読んでみた。自分の知っている感情が書かれていてちょっと驚いた。最高にハッピーでなんでもできちゃう躁状態とかパートナーが理解者だとだいぶ生きやすいとか僕はこの人を目指せばよいのでは、未だに困らせてしまう僕のパートナーにフーちゃん

          坂口恭平さんは15年前ぐらいに読んでだな

          面接ばかりの人生だよ

          思い出せば、高校の推薦入試は内申点バリバリの2人と受けて、僕だけ落ちたな。 その後、一般入試で入ったけどあれが最初の挫折だった。 その後は、あの頃には珍しいAO入試を受けて、プレゼン&面接を何度か繰り返して大学に入った。あの頃の熱意、今はない。 今ほど、ネットで調べられる環境ではなかったから、コンビニのバイトに半袖、短パンで行ったな。そもそも、坊主だとそれだけでアウトだったりハゲは仕方ないってのも解せぬ。 評価される側にいるのって、正直しんどい。両親からの評価がクッソ低かった

          面接ばかりの人生だよ

          ワークライフバランスを求めて

          僕が1番自分を好きだったのは、いつだろう。 理想的な生活として、田舎暮らしや自給自足がもてはやされている今、そんなこと1ミリも考えてなかったのに、そんな生活になった僕の話をしたいと思う。 東北の片田舎で生まれ、勉強と女性らしさを求めるパチンコ中毒の父親と、酒ばかり飲んで婚期を逃した教員の母と、勉強が取り柄ってことになっているコミュ障の姉と18まで、実家で暮らした。 この時点で僕は、ギリギリのラインだったが毎日怒鳴り散らされ、泣く泣く進学をすることになった。行きたくもない大学と

          ワークライフバランスを求めて

          駅のベンチで電車に気づかないではや2時間

          むかしむかし、あるところに高校生の女の子がおりました。その子は、最近ハマったバイクの雑誌を大事そうに抱えながら、ホームの待合室に座りました。耳では、ロックがガンガンの中彼女は、バイツをキャンパスノートの大判に貼り付けては、色を塗り色を塗っては、眺め作業に没頭していました。気づけば待合室の外は暗くなり、彼女をひどく不安にさせました。時計を見ると、もう2時間以上が経っています。彼女は、急いでキャンパスノートを抱え、帰りの電車に乗ります。乗り過ごしたことはないのに、乗ることすら忘れ

          駅のベンチで電車に気づかないではや2時間