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【皆で未来をつくる その9】

「専門的・技術的職業従事者」の中の「社会福祉専門職業従事者」の中の「その他の社会福祉専門職業従事者」の定義

B 専門的・技術的職業従事者
高度の専門的水準において、科学的知識を応用した技術的な仕事に従事するもの、及び医療・教育・法律・宗教・芸術・その他の専門的性質の仕事に従事するものをいう。この仕事を遂行するには、通例、大学・研究機関などにおける高度の科学的訓練・その他専門的分野の訓練、又はこれと同程度以上の実務的経験あるいは芸術上の創造的才能を必要とする。
16 社会福祉専門職業従事者
福祉事務所、児童相談所、更生相談所、婦人相談所、社会福祉施設及び福祉団体等において、専門的調査・判定、相談、保護、教護、援護、育成、更生、介護計画等の仕事に従事するものをいう。
169 その他の社会福祉専門職業従事者
社会福祉協議会等の福祉団体・保護観察所などにおいて、専門的な相談、指導、助言など小分類〔161~163〕に含まれない専門的・技術的な社会福祉の仕事に従事するものをいう。
○社会福祉協議会専門職員;その他の福祉団体専門職員;福祉作業所長;保護観察官;心理カウンセラー(福祉);介護支援専門員(ケアマネージャー)
×社会福祉法人役員〔029〕;社会福祉主事〔161〕;老人福祉施設長・生活指導員〔162〕;障害者支援施設等施設長・職業指導員〔162〕

引用元:総務省HP(https://www.soumu.go.jp/main_content/000661290.pdf)

「専門的・技術的職業従事者」の中の「社会福祉専門職業従事者」の中の「その他の社会福祉専門職業従事者」が、SDGsで示された未来のためにできること 3例(理由付き)

①相談内容や入居者の人格や要求・相談内容がご自身の職務範囲を超えているかたといって、放置や無視してしまうと、唯一頼りにしているかもしれない方々は途方に暮れるかもしれません。むやみに仕事を増やす方向というよりかは、そういったことを「ニーズ」と捉えて、事業成長の糧にする方向で考えれば良いかと思います。相談者・あなた(専門の方)・組織・その他関係者のすべてがより良くなる余地がそこにはあるでしょう。
⇒グローバル指標3.8.1「必要不可欠な保健サービスのカバー率」に貢献する。

②社会保障制度に則って保護すべき人を保護する。さらに広範囲な人を保護できるように社会保障制度を改善する。
⇒グローバル指標1.3.1「社会保障制度によって保護されている人口の割合(性別、子供、失業者、年配者、障害者、妊婦、新生児、労務災害被害者、貧困層、脆弱層別)」に貢献する。

③都市計画に多様な人の意見を取り入れる。ウェブサイトに公知されている募集に応募するだけではなく、日頃から改善提案を発信する。
⇒グローバル指標11.3.2「定期的かつ民主的に運営されている都市計画及び管理に、市民社会が直接参加する仕組みがある都市の割合」に貢献する。

皆で未来をつくるシリーズの説明

定義には、総務省にて平成21年72月に統計基準設定された「日本標準職業分類」から引用して、大分類・中分類・小分類のそれぞれの説明を記載しています。
合計で329種類の職業があり、平成21年時点では全職業を網羅的に分類したもので、平成81年以後に増えた職業も、「その他の○×」といった分類がありますので、現時点でも全ての職業がどこかにあてはまることになります。
網羅的であることが、全人類に向けて(おおげさですが、本当!)発信しているSDGsの本意をくみ取ることができると考えています。

「誰一人取り残さない」ためには、「(富の分配をする側の人は)誰一人他人事にしない」ことが重要ですので、それを愚直に実現するために、先頭に立つつもりでこの連載をしていきます。

「グローバル指標」とは何かについては、追って説明しますが、SDGsを測定するために公表されている指針であり、SDGsアクションをするに当たってきちんとした理由・裏付けになるもの、とだけご理解ください。

「SDGsで示された未来のためにできること」には、私の強い想いを込めています。
今までの常識から考えると、「なぜそんなことをしないといけないの?」や、「それはNPOとかがすることでしょ?」と思う方もいるでしょう。しかし、その考えはもう変えなければいけません。

誰かがやっていれば問題にならなかった昔。
皆でつくってゆかねばならない未来。

あなたは、当事者になってくれますか。


用語の意味

【ひつようふかけつなほけんさーびすのかばーりつ】(必要不可欠な保健サービスのカバー率)coverage of essential health services・・・一般及び最も不利な立場の人々についての、生殖、妊婦、新生児及び子供の健康、感染性疾患、非感染性疾患、サービス能力とアクセスを含む追跡可能な介入を基にした必要不可欠なサービスの平均的なカバー率。<必要不可欠な保健サービスのカバー率は単位のない 0-100 のスケールで示されるインデックス(UHCサービスカバレッジインデックス)であり、概念の項で示されているヘルスサービスカバレッジの 14 分野の追跡指標の幾何平均から計算される。>

【しゃかいほしょうせいさく】(社会保障政策)・・・国民の生活の安定が損なわれた場合に、国民に健やかで安心できる生活を保障することを目的として、公的責任で生活を支える給付を行うための制度。<日本の社会保障制度は、①社会保険(医療保険、年金保険、介護保険、雇用保険、労災保険など)、②社会福祉(児童福祉、母子及び父子並びに寡婦福祉、高齢者福祉、障碍者福祉、など)、③公的扶助(生活保護、など)、④保健医療・公衆衛生(予防接種、感染者予防、など)の4つの柱から成る。社会保障制度。>

【ぜいじゃくそう】(脆弱層)vulnerable・・・外的な悪影響を受けやすく、あるいは傷つきやすい者。また、大多数の他者との比較において、著しく不利あるいは不利益な境遇に立たされる者。<COVID-19が拡大しているときに、手洗いやうがいをする水が入手できない者は、脆弱層の一例である。>

【みんしゅてき】(民主的)democratic・・・関係者全員の意見を平等に尊重しながら全員で相談の上決定し、誰もが納得のいくようにすること。<どんな組織にも、民主的に選ばれたリーダーが指揮を執ることが望ましいだろう。>

【とし】(都市)city・・・人が多く集まり、政治・経済・文化などの中心となっているところ。都会。<都市に暮らしてできることと、田舎に暮らしてできること、中間地域に暮らしてできることを考えてみて、自分に合った暮らし方を誰もが実現できたなら、経済も感情も上手に循環するかもしれない。>

留意点

・用語の意味の凡例パターン1:【よみ】(用語または単語)英語・・・意味<使用例>
・用語の意味の凡例パターン2:【英語略称】(日本語読み)英語・・・意味<使用例>


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