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ガーベラ

昔よくお世話になった仙台の映画館の閉館が決まった。
マイナーな映画をよくやってた。
「どっからその情報見つけてきたんだよ」
ってほどのマイナー映画。
スクリーンの前にはモノ好きが集まってた。
それで良いんだよ。
でもそれじゃダメだったんだなと。

映画と言えば、好きなのはこれ。
アヴェ・マリアから始まる映画。
物語の後半には、全てをやり終えた殺人鬼が、笑いながらその歌を歌ってる。
ヒーロー映画?それだけじゃない。
表社会と裏社会、正義と悪、家族とそれを失った孤児。
それぞれの闇を表した映画。

ヒーローにはヒーローになる理由がある。
ヴィランにはヴィランになる理由がある。
強くなるにはそれだけ辛い過去がある。

持論でしかないが、
人は皮肉なもので、思い出したくない記憶ほど思い出すものだ。
何年もしつこく自分のしっぽを掴んでいて、大事なところで顔を出してくる。
でもじゃあ何故そうかって考えた。
たぶん乗り越えなきゃいけないからなんだろうなって。
見たことあるでしょ。それこそヒーロー映画で。
絶体絶命のピンチで過去がフラッシュバックして覚醒するやつ。あれだよあれ。
あの現象はフィクションじゃない。

とてつもない不安と思い出したくない過去。
いつか救ってくれるもんだと信じてる。

疲れた体で酒に逃げた帰り道でこんな訳の分からない文字をただ並べてみる。

愛してたロックスターが死んだ。
たぶん彼は今頃、酒とタバコを好きなだけ楽しみながら、旧友と音楽やってるだろう。

どんな曲なんだろうな。Budweiser足りてるかな?

そんなことばっか考えてる。

Happy Birthday to you どっかの誰かさん

明日も音楽に溺れながら頑張ろう。

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