夙夜夢寐

ご飯が美味しい日々ができるだけ続いてと、

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最近の記事

二階から目薬

目薬を2階から落としたい奴なんて、企画を模索してるYouTuberくらいだと思います。 大学が始まりました。 早いもので、 もう卒業を考えるようになりました。 出来たらいいけれど。 電車に乗ると、髪型を何度も確認している子や、溌剌として希望に満ちた表情をしている子が増えた気がします。 幸あれ。 そんな僕は登校途中に、 二階から目薬 ならぬ 電線から雨水 を目ん玉にくらいました。 クリーンヒットでした。 望んでないので、意味は全く違いますが、確率的には2階くらいの高さだし、狙

    • 救われた1文

      人は他人に弱さを見せない生き物だと思う。 そこには信頼関係の有無や、その人の性格が濃く反映されている。 ひねくれ者である私は、 そういった真実を隠して生きたいと願っている。 本当は、真っ当に生きたい。 胸を張って現実と向き合いたい。 これが私だからと嘘をつかずに生きるべきなんだ。 自分の理想と、現在の状況。 どちらも理解出来てしまうからより辛い。 オードリー若林さんのエッセイの一文を紹介したいと思う。 「真実はあまりに残酷で、あまりに美しくて、まともに向き合うと疲れてしまう

      • なあ、あんた

        何を考えてるのか分からない、 ほんとに楽しいの?掴めないタイプって感じ? とガン詰めしてきたあなた。 あーそうなんだ、とボケをガン無視した後、口数が減る僕に、平気な顔で元気ないね?と言ってきたあなた 変わってるよね、あなたみたいな人初めて会ったけど、私も変って言われるから平気だよ!と元気よく励ましてきた、あなた。 インスタの写真を撮るために僕を連れ回してくれた、あなた。 心が死んでるんだよと 何故か僕の心の診察をしてきた、あなた。 まさか僕の心が死んでたと宣告される

        • 去年、六月某日。

          よくアニメやドラマ、映画などで「目まぐるしくすぎる生活の中で〜」ってありますよね。 実際の生活は淡々と過ぎていくものだなと思います。 そのリズムに殺されそうになっている時に、 不思議な雰囲気を持った女性に 「好きな詩はない?それがあれば大丈夫と思えるお守りのようなもの」 と言われた。 この人は、私とは違うと思った。私はただ地に蹲って、苦しんでいる。この人はその中でも、上を向こうとしているんだ。そういう感性を持った人だ。 当時は何が詩だよ、そんなものに、興味無いし、 斜に

        二階から目薬

          この感情が覚めないうちに

          ジャケットを脱いで、ネクタイを緩める。 ベルトを抜き取り、足が痛いなと思う。 今日はすごい一日だったんだな。 懐かしい人に会えた。 変わったねと言われたり、いまなにしてんのと聞かれたり、知ってる人と話してるはずなのに、知らない人と話してるかのような感じがした。 寝不足のせいで、体調不良が酷かったことが悔やまれるくらいには、楽しみたかった日だった。 同窓会は先生方と話せてよかった。 掴みどころがないし、ずっと適当に見える。あなたは経営者になった方がいい。もっと自分の能力を

          この感情が覚めないうちに

          この時、、とする。

          僕は勉強を怠ってきた人間です。いわゆる5教科。国数英理社。授業を聞いてれば平均点は取れる学校に身を置いて。満点は、とらなくてもいいやと。努力をしない選択をしていました。学力テストを経て、大学受験という挑戦をしなかった人生は今後の僕にどう関わってくるのか、まだ分かりません。 好きか嫌いかで言ったら、学校での勉強は嫌いでした。集団授業だから、好きなことやってるやつもいるし。自分の得意な分野は暇になる。逆に自分の苦手な分野は、みんなが得意だったりして、そのまま授業は進む。そこでの質

          この時、、とする。

          分かってるから。

          白雪姫は毒りんごを食べて王子様のキスで起きますよね。なんて素晴らしいハッピーエンド!! として今でも大人気だと思います。 王子との真実の愛の力とやらで、 解決して素敵な話です。 最近ようやく意識できるようになったことは、 多角的な視点を持つこと、です。 今日は多角的に白雪姫を考えてみようと思います。 可能性として、白雪姫さんは林檎が毒りんごだと分かっていたんじゃないでしょうか。 姫は、王子に元から好意があって、作為的に毒林檎を食べた。なんていう可能性。姫以外は何も知らない。

          分かってるから。

          第三の目!

          邪眼の力を舐めるなよ。の第三の目ではなくて、自分自身を第三者目線で見れている気になってしまうことを、第三の目が開いてるように思ったんです。 面白くもないのに笑った時、嫌いな奴とハイタッチする時、惰性で言葉吐く時、とか。 「求められている自分」を演じている時が1番アホらしくて、第三の目がバッキバキに開いてしまいます。もうドライアイなんじゃないかと思うので、誰かおっきい目薬さしてあげてください。 反対に、何かに夢中になっている人は魅力的だと思います。夢に向かって一直線の人とか

          第三の目!

          優虚

          心を乾かすほどの虚しさは 頬が濡れるほどの優しさに埋もれていました 奥底で拒絶している気持ちを抱きしめて 今日もまた水をやる

          毎日の楽しみだったこと

          僕の好きな漫画の中に呪術廻戦があげられます。 登場人物である七海健人が 「小さな絶望の積み重ねが人を大人にする」 と言っていました。 僕はまだまだ知見の浅い子供ですが、10年前に比べたら少しは大人になってると思います。なんなら義務教育過程の自分なんて思い出したくもないくらい子供だなぁと。知らず知らずのうちに、小さい絶望を積み重ねてきたのかもしれません。 個人的には絶望、というよりも楽しめていたことが減っていってるなと感じます。最近の楽しいことといえば、友人と遊んでいる時、

          毎日の楽しみだったこと

          カレーうどんと白シャツと私

          なんでもない普通の焼肉屋で隣に座っていた女性が「うわ最悪、白い服着てこなきゃよかった。」と落胆していた。僕はまあ確かにと思った。白に汚れは目立つ。色が白くなくても、新品のものは汚したくないし。 綺麗なものの汚れは目立つ。清純派アイドルの不倫報道。白シャツにはねたカレーうどんの汁。黒板に残された落書き。 でもある一定のラインまで劣化したものの汚れってあんまり気にならなくなってるんじゃないかと思う。汚れちゃった服は部屋着にするし、なんなら汚れてもいい服装で参加、の日なんかがあ

          カレーうどんと白シャツと私

          1人前は難しい

          料理を作る時に1人前、つまり、自分がちょうどいいなと思えるくらいの量を作るのってすごく難しい。玉ねぎをはやく使わなきゃいけなくても、4分の1もいらないこともある。結局、食べれるでしょと思っても作りすぎてしまう。そんな料理には申し訳ないことに、野菜室の上の部屋で眠ってもらうか、逆サウナみたいな冷蔵庫で過ごしてもらう。本当に申し訳がない。 生きている中で、一人前の𓏸𓏸といったように、ランク付けすることがある。これはすごい人を指すときに使う。立派な、的な意味で使われることが多い。

          1人前は難しい

          消えちゃいそうな人

          なんだか僕は、明日も生きられて、明後日も生きられて、まだ卒業してすらないのに、社会人になったら、なんて想像をしてしまいます。 すごく当たり前にしていることだけど、 変ですよね。 だって明日、100%起きれるわけじゃないですし だって明後日、難病になるかもだし。 僕は能天気な人間だと思います。 生活の中で、この人は僕の前から 消えちゃいそうだなって人が、稀に現れます。 そういった方達がみんな悲しい顔をしているわけじゃないです。普通に周りに優しく接している人もいます。 で

          消えちゃいそうな人

          セミとスリッパ

          セミが道端で裏返っていて、 夏が来たと思います。 動かないと思ったら、 急に飛ぶから驚きました。 最近の僕はずっと裏返ってます。 変化のない日常も、 急にどっかにぶっ飛んじゃえばいいと思います うるさいのはセミじゃなくて、 うだうだと夏に文句をつける僕かもしれません。 文句もつけるし、クーラーもつけるし。 でも、セミは大声出しすぎですよね。 涼しい部屋でゴロゴロ裏返っている僕は死んだ蝉かもしれません。昔はもっと大声で夏を生きていた気がします。 夏とは関係ないんです

          セミとスリッパ

          なんでもないという奴

          なんでもないは、話したい気持ちが先行してる時にだけ、登場します。 でも、なかなか舞台袖から顔を出しません。 なんでもないはシャイなやつです。 ステージには立ちたいけど、 相手の反応を直接受け止める度胸がないやつです。 それと、 なんでもないはお客さんにウケてないと分かると、すぐにステージから身を隠します。 これ以上話してもお互い意味ないから、 何でもなかったことにして、 次の人に番を回します。 でも彼は、追いかけてでも話を聞きに来るファンを待ってるだけなのです。 ただの目立

          なんでもないという奴

          電車に乗るということ。

          いや皆さんほんとお疲れ様です。毎朝電車に乗ってる人に提案なんですけど、車両ごとに映画上映しましょうよ。動く映画館みたいに全席指定で。普通に一人三千円とかで、無理か.... 電車に乗ってると、色んな人がいます。 大きくわけて学生と学生じゃない人。 高校生までは制服着てたりするから、 学校に行ったり帰ったりしてるんだなと分かりますよね。 学生じゃない人。 時間帯によって違うけど、 なんか制服みたいだけど、 なんか違うあの、 紺とか黒が多いやつ、 なんて言ったっけ、、 あぁ、

          電車に乗るということ。