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ソーシャルデザイン

私は一応UI/UXのデザイン専門家という事で長い間ご飯を食べています。
まぁそれはそれで本当にありがたいし、ヒトとインタフェースの事を考えたり調べたり教えたりすることは楽しいです。

それとは別に、私には相当長い間関わっているデザイン分野があります。地域の情報を新聞まとめたり、イベントのTシャツを作ったり、図表をまとめたり、個々には様々なデザイン業務なんですが、最近はコミュニティデザインとかソーシャルデザインというような、全体を包括した言い方をしても良いかなと思ってます。

そういう流れで、この5月から芦屋市翠ケ丘町自治会の副会長になりました。今後は自治会のサイトを作ったり、従来からあるキャラクターのデザインを整理したり、地域の自治をデザイン面から支えて行きたいと考えています。

長年お世話になっている、神戸市区西区・竹の台地域委員会 委員長の森川さんは地域でのデザインの効力を早くから理解していて、一緒に長年竹の台総合新聞を発行してきました。

なぜ地域でもデザインが重要なのか。森川さんはこんなふうに言っておられました。

地域には様々な人がいて、色々な課題に対して異なる価値観からなのか対立をしがち。だからわたしたちは正確な情報をきちんと全員に届け、その情報をもとに判断してもらうことで少しでも相互理解を進めて問題の解決へ結びつけて行きたい。

ホントそうだと思います。
同時に、ただ遠くから理屈を言うだけじゃなくて、自分たちの手でゴミを拾って雑草を抜き、花を植える。自分たちが住む場所が快適であることを誰かに頼りすぎない。そういう地に足の付いたソーシャルデザインを少しずつ実践して行きたいと思っています。

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