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プライベートでもタイムマネジメントを|働く女性のイキイキ働くためのマインドセット

こんにちは!
働く人たちのワークライフをサポートするコンシェルジュサービス「YourConcierge」を提供する、株式会社TPOの広報担当Junです。

「一人で同時に何人分もの役割を担って生きている」

こんな感覚を持ちながら働いている方は多いのではないでしょうか?

TPOでは、仕事でプロジェクトやタスクをマネジメントするように、ライフ全体もマネジメントすることが、イキイキと働くために重要なスキルだと考えています。

その中でも、時間(タイムマネジメント)・健康(ヘルスマネジメント)・心(メンタルタフネス)のマネジメントを大切にしています。

TPOのコンシェルジュサービスは、これらのマネジメントを円滑に行うため、働く人のプライベートサポートを過去8年間行ってきました。

今回の記事では、仕事と家庭を両立する女性からのご依頼を通して見えてきた、家庭と仕事を両立する女性の時間(タイムマネジメント)の重要性に着目します。

TPO代表であるマニヤンも、会社員時代から現在経営者として、そして母として生きながら、自分にとって大切な価値や、時間を使いたいことは何なのかを明確にし、余白やゆとりのある豊かな生活を目指しています。

マルチタスキングやタイパといった考え方もありますが、単に時短や効率を追求するのではなく、時間の質を追求するために実践している考え方やタイムマネジメントの方法も紹介します。「仕事も家庭も妥協したくない」忙しい女性のヒントになれば幸いです。

何人分もの役割を担う女性たち

TPOに寄せられる声

仕事と家庭を両立する女性は、仕事中も家庭のことにアンテナを張っています。

家族の用事の処理は、仕事の休憩中や、夜に家事をすべて終えた後に行うなど、時間・体力的に限界の状態で働いていることも珍しくありません。仕事と家庭を両立する女性からは、

「一人で同時に何人分もの役割を担って生きなければならない」

こんな声も聞こえてきます。

仕事と家庭に追われる中でタイムマネジメントを行うにはまず、一日24時間という限られた時間の中で、「複数人ではなく一人分のライフを生きている」という自覚を持つ必要があります。

次に「すべての役割に全力を尽くさなければ」という考えを取り払います

そのためには、これまで時間を費やしてきた何かを削ったり、他者に頼らざるを得ない場面が出てくるかもしれません。むしろそれで良いのです。

「完璧を追求するのではなく、人に頼ったり、手抜きをしても良い」

こう思うことが第一歩です。

女性が担う「見えない労働」

女性は子育てや家事に加え、データで表れにくい「段取り・調整」などの見えない労働も行っています。

これについて、日本総研の研究員、沢村香苗氏の興味深いコラムがあります。沢村氏は、女性は仕事と並行して子どもの送り迎えや翌日の準備などの日々の段取りから、習い事や行事などのスケジュール、更に教育やそれに合わせた自身の働き方の検討など、長期的な"段取り・調整"も行っていると述べています。

WM*はこれらのシミュレーションを全ての家族成員について行い、さらに全体の実行可能性を鑑みて、全員の幸福を最大化すべく最終的な行動計画を立てる。このシミュレーションは多種多様な要因(天候、家族の機嫌、予定変更等)によって常にやり直しを余儀なくされる。さらに成果が見えにくく、失敗は見えやすい。称賛を得ることもない。つまり報酬が得にくいのである。

* WM=ワーキングマザー

しかしこの負担はあまり認識されていません。

目に見えるタスクから見えないタスクまで担う人たちへ。日々のタスクを効率的にこなし、時間の質を高めるタイムマネジメントの具体的な方法について、紹介します。

タイムマネジメント3つのステップ

タイムマネジメントは、単なる時間短縮ではなく、タスク管理を効率的に行うことで作業の質を上げることを指します。

①24時間のマインドセットを持つ

仕事・睡眠・運動・家族・余暇の時間をマネジメントするために、まずは1日24時間の「一人分のライフを生きている」ことを認識します。そうすると、物理的に自分では対応できないことが見えてくるので、そこを人に頼ったり、外注する必要が出てきます。

しかし、できないことや苦手なことがあったとしても、他者に頼るのではなく、「時間を使って」対処しようとする傾向があります。

これは「長時間労働」や「地道な努力」が美徳とされてきた価値観が影響しているのでしょう。このような考え方は今も残っており、睡眠や趣味の時間を削って仕事と家庭を両立しようとする人は少なくありません。

②価値観を棚卸し、優先順位をつける

そこで、優先順位をつけることが重要です。この重要性については既に広く知られています。しかし、すべてを大切に感じてしまい、優先順位をつけられない人々も存在します。

また優先順位をつけたとしても、すべてを完璧にこなそうとして、思ったとおりに物事が進まないかもしれません。

優先順位を決める際は、

  1. 自分にとって譲れない大切なことを明確にし、

  2. 自分ですること・人に頼むこと・しなくても良いことの「業務の仕訳」をします。

譲れないこと以外は、手抜きをしても良いと思うことも大切です。

例えば、キャラ弁づくりをストレスに感じている場合、「そもそもキャラ弁が自分や子どもにとって本当に大切なのか」を問う必要があります。それが喜びであれば、他に費やす労力を削るなどして時間を確保しますが、ストレスになっているのであれば、労力を使わないことを決め、他のことを優先すれば良いのです。

重要だと思い込んでいることが本当に重要なのかを見極め、判断を信じて貫くことが大切です。

「手間をかけるほど価値がある」という固定概念のために、一生懸命さや完璧さを美徳と考えてしまっているかもしれません。手抜きに罪悪感を感じる人もいますが、「一生懸命に」「時間をかけた」ことが必ずしも心がこもっているとはいえません。

優先順位は随時入れ替わります。ある時期は子どもの教育に、ある時期は仕事のプロジェクトに力を入れたいかもしれません。その時々で優先すべきことを確認し、仕事と家庭を織り交ぜ優先順位をつける作業も必要です。

③積極的に周囲を頼る

・隙間時間での子どもの教育に関する情報収集
・家事を外注することへの抵抗感から自ら行う家事
・日中は難しい病院や役所への問い合わせ
などなど...

日々、自分だけでなく家族の用事もこなすことは、心身ともに疲弊してしまいます。

②で紹介した「業務の仕訳」をするうえで、自分でする必要がない・自分でできない・わからない、と判断したことは、家族・サービス・地域など、第三者に頼ります。

しかし、頼れる第三者がいない・誰に相談して良いかわからない・家事の外注はなんとなく抵抗感がある、などの理由で自ら対処してしまう人も少なくありません。

最近ではこれらを解決する家事サービスが充実しており、福利厚生として提供している会社もあるので、積極的に使用することをオススメします。一人で抱えていた悩みをサービスや誰かに相談できるということは、精神的な負担の軽減に繋がります。

どんなことまで頼って良いの?[事例紹介]

TPOでもプライベートに関する些細なことから人生に係る悩みをサポートしています。

具体的にどのような相談が寄せられるか、その一例をTPO発信レポートから一部ご紹介します。

①長期休暇の子どもアクティビティ

②子どもの習い事

些細な悩みであっても、時間に追われ「些細なことすら対処できない」という現状に、罪悪感やストレスを感じます

そんな時はぜひ、「一人分の人生を生きていると認識する」「自分の価値観を棚卸しする」「人に頼る」ことで、自分が本当に大切にしたい時間を充実するためのタイムマネジメントを行ってみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ぜひ、あなたのプライベートのタイムマネジメント術も教えてください!

▽こちらの記事の全文はこちらからダウンロード可能です。
LIMITLESS Vol.4 女性のエンパワーメント ④タイム・マネジメント

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