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【40代後半で転業】人生半ばで素人に戻ることは大切

人生100年時代、私たち日本人はキャリアをどう”マルチステージ化”していくべきでしょうか。
ここでは、実際に1歩を踏み出した人たちの「ライフシフト」をご紹介します。

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経営コンサルタント
高取 剛充さん

たかとり・よしみつ●大卒後、山岳写真家を経て、経営相談有限会社設立。野外活動を取り入れた人材育成を実践。(撮影:尾形 文繁)

山岳写真家から経営コンサルタントへ。40代後半でまったくの異業種に転じたのが高取剛充さんだ。

大学時代、山岳部だった高取さんは山の仕事にこだわり、山岳写真家の第一人者、白簱史朗氏の撮影助手を経て、山岳写真家として活躍した。

ただ40代に入り、世界最高峰のチョモランマに登った際、チームで物事を成し遂げる難しさを実感。帰国後に通った即興演劇のワークショップなどの影響もあり、「徐々に人の力を発揮する仕事がしたいと考えた」(高取さん)。

アドベンチャー研修を開始

高取さんにとって人材育成の仕事はまったくの素人。だが「できるかできないかでなく、やるかやらないかが大事」(高取さん)。

資格を取得してコーチング業を開始し、その後、野外活動を通して人材育成する「アドベンチャー研修」へと活動領域を広げた。

40代後半でのキャリアシフトとなったが、「人生半ばで一度素人に戻るのは大切。得意パターンを脇に置くことで、次の道が見えてきた」(高取さん)と振り返る。

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