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懲りずに問題解決の本を読む②

「問題解決 ― あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術」著者:高田貴久氏・岩澤智之氏を最近読んだので、そのアウトプット第二弾です。

※こちら質より量・速度を優先して投稿いるので、誤字脱字、回りくどい文章…など、至らぬ点多々あると思いますが、ご了承くださいませm(_ _)m

前回の記事はこちら↓

アウトプットのため、自分の身近な事例で試してみると…

読んだだけでは身にならず、noteに記事を書いただけでも身にならず、身近な事例を元に色々と本の手順・手法に習って進めているのですが、、、

そんなにサクサクとはいかないですね〜。

想定通りですが、やはり問題解決力はトレーニングが必要なスキルだと思うので、何度もトライをしていくしかなさそうです。

それでは、前回の続きであれこれ書きます。


コインの裏返しをしない(原因追求)

問題が特定されると、それを解消する対策として〜という流れ・思考になりがちですが、原因の特定がされていない以上は対策パートには進めません。

コインの裏返しとは「朝の売上が低い」という問題に対して、「朝のメニューを改良しよう!」「朝お得なサービスチケットを販売しよう!」とすぐに対策・手段へ進んでしまうことです。

この本の中でとにかく注意事項として何度もでてくる「HOW思考」のケースですね。

たしかに単純な問題であればこれでも問題ありません。
「お茶をこぼした」→「ふきんで拭く」くらいのシンプルな構図でれば。

ただビジネスで発生する問題は、シンプルに見えるものだとしても、「HOW思考になっていないか?」「決めつけで動いていないか?」などの考えを常に挟んでいく必要があると感じました。

自分の会社は残念ながら考えの深い人が多くはないので、何かあればすぐに分かりやすい対策に飛び付きがちです。

そしてそのまま対策を打ったことに満足し、しばらく経ってから「上手くいかなかったね〜」という反省を何度もしています。

問題の特定、原因の追求などを意識して行ってはいないので、そうなるのだと実感しました。

安直な組織変更を度々していますが、何か実を結んでいる印象はあまり感じません。

この本の後半に書かれている「組織を変えただけで問題が解決するのであれば、そんな楽なことはない」を痛烈に感じますね。。。

あ、愚痴っぽくなってきてしまいました。。。


原因追究の流れ

こちらはシンプルに以下の流れです。

1.因果の構造図で、深く広く掘り下げる  
2.因果を正しく考えられたか確認する  
3.手を打つ場所を決める

因果の構造図

これは言葉では説明が難しいのと、書籍のスクショを貼るわけにもいかないので、このあたりのサイトを参考にしてもらえればと。

その際に気をつける点としては以下になるそうです。

〈深く〉掘り下げる   
① WHEREで絞り込んだ問題から掘り下げる
②「なぜ」を繰り返す   
③ 論理の飛躍に気をつける   
④ 打ち止めになるまで掘り下げる
〈広く〉掘り下げる   
⑤ もれなく幅広く可能性を考える
〈正しく〉掘り下げる   
⑥ 事実で確認をする   
⑦ 正しい日本語で掘り下げる   
⑧「自分を主語」として掘り下げる

ちょっと雑ですが、これはトレーニングするしかない…ですね。ハッキリ言って。

問題の特定までは何となくでもやっていける部分ですが、「原因の究明」は他の類似書籍でも問題解決の中枢的な部分として記載されてるので、重要なだけにハードルは多少ありそうです。


「なぜ」を繰り返す

ビジネス書や講義のなかで、よく出てくる「なぜ?を5回繰り返す」というやつです。

原因を特定するうえで重要なのは、なぜ?で掘り下げられないところまでいくことです。

「なぜなぜ5回」の「5」という数字は、必ず5回でなければならないという意味ではないですが、最低でも5回くらい、深く深く繰り返して原因を考える事にあります。

回数を意識しないと、軽く漁った程度の「なぜ?」でストップしてしまうのでしょう。

自分もさっさと次に進みたくなるタイプなので、ここは最低5回というノルマ設定をして挑みたいと思います。


次回へつづく〜

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