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【創作】夢の案内人 3
「・・・お前、嫌な奴になったよな」
「・・・っ 何の話だ」
一瞬、反応が遅れた。唐突すぎて理解できなかった。
話をはぐらかすことや態度の明らかな違いは、俺に原因があるというのか?
中学時代に和彦の話をはぐらかしたのも、俺が原因だとでも?
しかも俺が嫌な奴、だと?
「中学、いや小学校の頃からか、お前だんだん嫌な奴になったよ」
わざわざ同じことを繰り返す克也に、更に怒りが湧いた。
「質問の答え
やらかしたー!(夢の案内人についてのお詫び)
【創作】夢の案内人についてです。前編・中編とお読みくださった皆様、スキをくださった皆様、本当にありがとうございます!
皆様におかれましては、ここまで来たのだから、次は後編だよね、とお思いのことと存じます。
大変申し訳ございません! 「後編」とはなりません💦
今回、後編の展開を考えている途中で、当初予定していた方向から思いっきりずれてしまいました。話の枝葉の部分も予想外に広がってしまい、た
【創作】夢の案内人 2
小学校を卒業する前に、少しずつ、数名のクラスメイトから距離をとるようにした。広樹もそのうちの一人だ。
一方で、案内人の言う右の道にいそうな相手には自分から近づいた。
その判断の役に立ったのは、勿論案内人だ。
俺は質問の仕方を考えた。明るい道で俺を待っているのはどんなタイプの奴かと質問した。
「聡明な方でございます。冷静に全体を見て判断できる、また二手三手先を見通せるといった方々でございます。
【創作】夢の案内人 1
そいつは昔から知っていた、幼い頃から。
初めて見たのは・・・おそらく3歳頃。
夢に出てきた。暗闇の中から。
目を凝らしていると、真っ暗な雲が少しずつ薄れ細く弱々しい二日月のような光が差してきて、形がぼんやりと浮き上がった。
辛うじて、帽子を被りマントを羽織った人だとわかった。
光が少しずつ増してゆき、変な模様のついた仮面をつけているとわかったが、男か女かはわからない。そいつは幼い俺に、仰々し
「できると信じる」は、使い方に注意が必要かもしれない
「できる」と信じて進むことは大事なこと。
だけど、この言葉は注意が必要。
「できると信じる」と言ってしまうと、微妙に意味が違ってくると思う。
まあ、この言葉を使う人・聞く人によって、その意味が変わることも大いにあると思うけれど。
本当は、「できると信じたい」と思ってはいない? と聞いてみたくなることがある。
「できると信じよう」でも同じ。
「信じたい」も「信じよう」も、実は
瞳湖のよしなし事 #1 3
ある日、ふいに思った。
私は、自分のことを肯定していないのではないか? と。
正確には、”まだ肯定しきっていない” ということになるのかな?
あれこれとやりたい事とやるべき事があって、一度に全部やれる筈はなくモヤモヤが募り、考え事をするとついネガティブに傾いてしまっていたからか。
10代の頃は、自信はあまりない子どもだったな・・・でもだから努力もし、落ち着いて多角的に考えることを心掛けた。
言葉の変化は考えている以上に早い?
noteを始めてから、国語辞典を開くことが多くなった。
あれ、この場合はこの漢字だっけ?
この言葉の使い方あってる? 意味を勘違いしてない?
などなど、次々に気になることが出てくる。
以前にも、気になった言葉をテーマにして記事を書いたことがある。
TVで聞いた言葉が正しいとは限らない。わざと間違った言い方をして笑わせることもあるし、咄嗟に出た言葉が、適切ではなかったということもある。