青枝 瞳湖 ( あおえ とうこ )

10年以上一緒にいる大切な猫たちとのドタバタ生活や詩などの創作、やってみたい事あれこれ…

青枝 瞳湖 ( あおえ とうこ )

10年以上一緒にいる大切な猫たちとのドタバタ生活や詩などの創作、やってみたい事あれこれに挑戦したいと思っています。 あくまでも『焦らず無理せず、思いつくまま気の向くままに、マイペースでアウトプット』をモットーに ♪

マガジン

  • 瞳湖のよしなし事

    ふと浮かんでは消えるとりとめのない考えや想いを、どのくらい掴んで留めておけるか、ふとした思いつきから試しています。はて、いくつ掴めるものやら(笑)

  • 創作に関する記事まとめ

    ジャンルはよくわからないのですが、大きな「創作」というカテゴリで括れる記事をまとめました。

  • ウチの猫の話まとめ

    主にウチの猫の話をまとめています

  • 調べた・試した・わかった ♬

    note初心者の私が、投稿する際に疑問に思ったことや困ったことを調べたり試したりした記事です。自分のための備忘録として始めましたが、もしどなたかの参考になれば嬉しいです。

  • 私のZoom体験記

    Zoomという言葉しか知らなかった私が、いきなり招待する側になってしまったバタバタの体験記です。基礎知識・準備・実践の3部構成です。これからZoomをやってみようという方のお役に立てたら嬉しいです。

最近の記事

【創作】夢の案内人(前編)

そいつは昔から知っていた、幼い頃から。 初めて見たのは・・・おそらく3歳頃。 夢に出てきた。暗闇の中から。 目を凝らしていると、真っ暗な雲が少しずつ薄れ細く弱々しい二日月のような光が差してきて、形がぼんやりと浮き上がった。 辛うじて、帽子を被りマントを羽織った人だとわかった。 光が少しずつ増してゆき、変な模様のついた仮面をつけているとわかったが、男か女かはわからない。そいつは幼い俺に、仰々しく芝居がかった礼をして言った。 「お初にお目にかかります。わたくしは、あなた様

    • 瞳湖のよしなし事 #14

      昔、友人から時々かけられた言葉を思い出した。 「楽しんで」 気忙しいから思い出したのだろうな。 まあ、やるべき事ばかりしているとイライラが募るのは確かだよ? 休憩を入れるとか、別のことをして気分転換するとかは心掛けているけれど。 でも、やりたくない・面白くない事をどうやって楽しめばいいの??? そこがわからない! 例えば、「これができたらご褒美スイーツ」とか? 「望ましい状況になるようイメージトレーニング」とか? 確かに私もやるけれども。 でもこれだと、やるべき事そ

      • #16 ゆめちゃんは おてんば娘

        ゆめちゃんをお迎えして、約2年が過ぎた5月。 いくつもの面白エピソードの中でも、何度も思い出しては笑ってしまうエピソードがあります。今回はその中の一つです。 それは弟がバラ祭りに行って、お土産を買ってきたことから始まりました。 1本の鉢植えのバラです。最終日の閉園間際に安くなっていたとのことで。 専用の縦長の袋に入っていました。 真っ直ぐ伸びた茎はトゲを取ってあって、何枚かの葉がついて天辺に蕾が一つ。朱色とピンク色が混ざったような柔らかい赤色で、蕾の先が少し開きかけてい

        • 「できると信じる」は、使い方に注意が必要かもしれない

          「できる」と信じて進むことは大事なこと。 だけど、この言葉は注意が必要。 「できると信じる」と言ってしまうと、微妙に意味が違ってくると思う。         まあ、この言葉を使う人・聞く人によって、その意味が変わることも大いにあると思うけれど。 本当は、「できると信じたい」と思ってはいない? と聞いてみたくなることがある。 「できると信じよう」でも同じ。 「信じたい」も「信じよう」も、実はその時点では「信じきれていない」ということだから。信じているなら、この言葉は遣う

        【創作】夢の案内人(前編)

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        • 瞳湖のよしなし事
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        記事

          瞳湖のよしなし事 #1 3

          ある日、ふいに思った。 私は、自分のことを肯定していないのではないか? と。 正確には、”まだ肯定しきっていない” ということになるのかな? あれこれとやりたい事とやるべき事があって、一度に全部やれる筈はなくモヤモヤが募り、考え事をするとついネガティブに傾いてしまっていたからか。 10代の頃は、自信はあまりない子どもだったな・・・でもだから努力もし、落ち着いて多角的に考えることを心掛けた。 努力したことや、「経験を重ねてここまで来られた」という想いが少しずつ ” 自信

          瞳湖のよしなし事 #1 3

          【詩】消したい過去

          ビリビリと破り捨てた紙 過去も同じようにできたなら 数々の失敗 苦い思い出 流した涙が  なかったことになるなら プレゼントのように 望む未来を ある日私の前に 置いてくれたら 愚かな夢 嗤ってしまう わかっているのに つい 目をそらしたくなる 願いたくなる 無数の選択を繰り返した 小さな 大きな 選択の連続 それが 現在 夢想に現実は作れない  作れるのは 選んだ道 どんなに小さくても  選んだものが 現在ここに在る 私の 足掻いた証 進め 晴天で

          言葉の変化は考えている以上に早い?

          noteを始めてから、国語辞典を開くことが多くなった。 あれ、この場合はこの漢字だっけ?  この言葉の使い方あってる? 意味を勘違いしてない? などなど、次々に気になることが出てくる。 以前にも、気になった言葉をテーマにして記事を書いたことがある。 TVで聞いた言葉が正しいとは限らない。わざと間違った言い方をして笑わせることもあるし、咄嗟に出た言葉が、適切ではなかったということもある。 けれど正式の場ではそれはまずい。 私にとってはnoteも、大切な場所であると同時

          言葉の変化は考えている以上に早い?

          #15 ゆめちゃんの理解力と弟の失言

          今回は、ゆめちゃんを譲ってくれた叔父の話から始めたいと思います。 叔父はゆめちゃんとは相性が合わないようで、弟からの申し出により、ゆめちゃんを弟に譲ることにしました。 (その時のお話はこちらからどうぞ) その後しばらくして、近所の方から新しい猫をお迎えしたそうです。 今回は生後3ヶ月くらいの男のコ。リュウタくんと名付けたそうです。弟が写真を送ってくれました。 一番かわいいと言われる頃ですよね、このくらいのコって。 ゆめちゃんをお迎えしたのが生後7ヶ月くらいなので、生後3

          #15 ゆめちゃんの理解力と弟の失言

          【詩】兆し

          心の中に小さな 光が点った あまりに遠く あまりに淡く そんな気がするだけのような光が これが何を意味するのか ただ 時が過ぎた 季節が幾度も巡り 変わらない暮らしの中で 微かに 光の何かが違った 光は何も語らない 見つめても 近づいても けれど感じる 何かを私に伝えていると これは・・・ ” 変化 ” ? 変化は 自らの意志をもって起こすのか 否応なく起きたことに順応するのか それとも ” 兆し ” ・・・だろうか これは用意されたものか 選択を積み上

          病気のときの独り言

          頭痛・めまい・吐き気・悪寒 etc.・・・ 遂に限界 またやってしまった 前兆はあったのに 気づくのが遅れた ふと不安になる 何の根拠もなく ネガティブな想像や思考に傾く 大きくなる 「○○できなかったらどうしよう・・・」 集中し過ぎると気づけない ああ私は疲れているのだ、と 体はとっくに 休みたいと言っていたのに ようやく自分に約束する 「今日はもう何もしない。早く休もう」 そうつぶやくだけで ほんの少し楽になる けれどここでも注意が必要 自分とした約束は 

          瞳湖のよしなし事 #1 2

          最近ふと浮かんだのは、「うそ」について。 嘘は誰でもついたことがあると思う。 現代のお子さんはわからないけれど、私が子どもだった頃は、4~5歳の男の子は大体言っていた。 「オレはこのブロック塀の上から飛び降りても平気だぞ!」 「オレなんかもっと高いあの屋根の上から飛び降りても平気だぞ!」 「オレなんか、もーっと高いあっちの屋根でも平気だもんね~」 ライバル意識から、遂には高層ビルの上からでも平気なことになっていく。 まあ、このくらいの話なら「大風呂敷」と言うべきで、

          瞳湖のよしなし事 #1 2

          #14 ゆめちゃんが好きなのは?

          猫本来の食事スタイルは、1日10回以上。つまり少量を頻回に摂るスタイル。元の飼い主であった叔父も缶詰のウエットフードは1日2回、ドライフードは数回に分けてあげていたそうです。 私たちもできるだけその習慣を崩さないように注意しました。猫は環境の変化に弱いですし、一度に食べる量が多い猫は吐き戻すこともあると聞いたので。もちろん頻回に与えて食べ過ぎにならないように、1日に与える量を計ってから小分けしてあげていました。 もともとゆめちゃんは小食なのか、1日に与える目安よりも少ない

          #14 ゆめちゃんが好きなのは?

          瞳湖のよしなし事 #1 1

          「予感」という言葉は、意外によく耳にする言葉だと思う。 漫画でも ”悪い予感がする” なんて出てくる。 脳科学や精神医学、スピリチュアリズムとか、それぞれの分野によって意味やメカニズムは違うんじゃないかとも思う。 それほどに、とらえどころのないものなんじゃないかな。 少なくとも現時点では。 でもこれは「瞳湖のよしなし事」だから、自由にとりとめなく書いていきたい(笑) *** 予感と言うときは、大きく分けて2つあると思う。 「良い予感」と「嫌な予感」。 私が感じるのは

          瞳湖のよしなし事 #1 1

          【詩】内なる世界

          体が凍りついたような 時計が止まったような 感覚 疲れ果て 体が悲鳴をあげているのか 脳が考えることを 拒否しているのか 心が 何を見ても聞いても 反応できなくなってしまったのか 渇いてゆく 感覚 影に潜む魔物が 襲ってくる 感覚 私を追い立て 追い詰め  無力感を押しつけてくる 抗う ではなく 目を閉じる 耳を塞ぐ 私の中の 小さな世界へ 潜る ただ 光を探す 天と地との繋がりを 探す その間に 私は ただ立つ さまざまな形で 届いた 言葉 音 風景 薫

          #13 インフルエンザとゆめちゃんの思い出

          今回は、私がインフルエンザに罹ったときの思い出です。 ゆめちゃんの登場が少しあとになりますが、どうかお許しください。 私は、一度だけインフルエンザに罹ったことがあります。 それはゆめちゃんをウチにお迎えしてから約2年経った冬のある日。 朝は何ともなかったのに、勤務中に体調がどんどんおかしくなっていきました。 それまで体験したことがないほど、体がだるく重いのです。まるで大きな岩でも背負っているようでした。それに寒気もどんどん酷くなっていくのに、頭もボーッとして早退することも

          #13 インフルエンザとゆめちゃんの思い出

          瞳湖のよしなし事 #10

          やるべき事とやりたい事。 このバランスをとるのが難しい💧 やるべき事とは大抵の場合優先させるべき事で、同時におもしろくない、あるいはやりたくない事とほぼ同義だ (多分、私だけではないと思っている。多分・・・) また、後回しにすると困ることになる可能性が高い (と頭では判っている)事だと思う。 仕事の場合は別として、プライベートのやるべき事は、なんとか重い腰を上げてようやく手をつける、というパターンが私は多い。 けれどもやってみたら意外とおもしろかったり、すごく手間がかか

          瞳湖のよしなし事 #10