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トレンチコートを着たいんじゃ!! その2

ファッションエトセトラ第20回 part2
前回に引き続き「トレンチコートを着たいんじゃ!! その2」です。

急に来たトレンチコート熱にほだされて、自分好みのトレンチを探すこと数週間。
コンディション、サイズ、値段、ディテール、色味。
全てドンピシャのトレンチコートを発見しました!

そのブランドはCOACH

私にとっては盲点でした。
10代の頃から裏原ファッションに傾倒してきた私にとって無縁であると思っていたハイブランドに初めて手が出たからです。

もちろん藤原ヒロシさんの影響を受けているので、エルメスやルイヴィトン、マルジェラ等の商品が紹介される度に欲しいなと思う事もありましたが、当然どれも高価ですし、身分不相応で普段使いできる感じではないなと触手が伸びる事はありませんでした。
それだったらギャルソン買うなー、と。

ですがCOACHはハイブランドの中では安価な部類で、リユース市場ではかなりのお手頃価格となっています。

トレンチコートを探し始めた当初はHYKEが最有力候補でしたが、型がレディースなのでシルエットがどうしても女性っぽい。(当然ですが)
結局その値段の安さとメンズらしいシルエットでCOACHに軍配が上がりました。

さて、実際にメルカリで購入した商品の価格はと言うと…。

送料込みで6500円也!!!

定価は10万程らしい
バックのディテールも理想に近い

安すぎるぐらいに安い! (ですが確実に本物です)
しかし、実際に届いて品物を見てみないとなんとも言えないなと思っていたのですが、そこはさすがのCOACH。品質は申し分ない。
メルカリの画像ではベージュっぽい色合いですが、実物はもっとブラウンがかっていて日下部っぽいのも良かった。
状態も本当に着たの?って位に美品。
サイズはXSですが、海外物なので日本のMサイズ位な感じ。
ギャバジン生地でラフにガンガン着れちゃう。

私が心配するのもアレですが、モンクレールやロエベの様にブランディングに力を入れたらもっと価値を上げる事もできるんじゃないかなと思うのですが。
高値で取引されているモノってネームバリューで高いだけで品質はそれほどってモノもありますしね。(どこのブランドとは言いませんが)

ブランドにとってイメージって大切で、COACHって聞くとオバちゃんが持っている財布のブランドって刷り込みが私にもありました。

ですが、「麦わら帽子は冬に買え」との格言がある様に実は物は良いのに二次流通では価格の相場が安いというブランドって結構あると思うのです。

例えばこの袖がMA-1仕様になったハイブリットニットはどこのブランドだと思いますか?
多くの人はsacaiだと答えるのではないでしょうか。

https://www.neilbarrett.com/jp

実はこのニットは日本から撤退したブランド、ニールバレットの物。
今期の物なのでsacaiの影響を受けていなくもないとは思いますが、良いデザインだと思います。
2001年に日本に上陸し、全盛期にはテレビドラマの衣装提供や芸能人着用等で人気があったブランドでもあります。
セカンドラインであるブラックバレットのアウター類は品質も悪くなく流通価格が安いので狙い目だと思うんですがね。
ユニクロで買うより、こうした二次流通が安くなっているブランドで状態の良いものを選んでます。(同じ値段でもユニクロのチープさが分かります。特にアウター類)
海外ではいまだに人気があるブランドなんですけどね。

同じ様に、日本発のブランドでも一時期の人気は落ち着いたものの、品質は高く、去年のモデルが新品に近い状態で二次流通では半額以下だったりして。(本物かどうかの審美眼も必要ですが)
たまに覗くとすごく良いデザインの商品があったりして、マメにチェックするのは欠かせません。

掘り出し物を見つけるのって楽しいですからね。
消費者にとっては良いのでしょうけれど。

最後に。
今年から始めたnoteですが、最終的に21本の記事を書きました。
夏の暑さにヤラれて以降やる気が失せていたのですが、年末にまた復活できて良かったと思います。
来年はもっとスローペースで気が向いた時に書くスタンスになるかと思いますが、新しい記事をアップした際はよろしくお願いします。
今年もお世話になりました。

それでは皆様よいお年を!

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