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2022年生きた私へ

今年もようやく終わるね。
長かったような、あっという間だったような
全ての感覚が麻痺したふわふわした一年だったね。


買い物してお料理を作ってご飯を食べて
子供の世話をして動物たちの世話をして
夫の死にまつわる様々な手続きをして
さらに夫の遺品を片付けて沢山のものを捨てて捨てて、、、、。

本当に本当に大変だったね。
何をするのもしんどくて日常をこなすだけで必死だったね。
こんなに苦しい中でここまでよくやった。
特別なことは何もできなかったけど、ただ生きただけで本当にえらいよ。とにかく生きて抜いてくれてありがとう。

苦しみの中でたくさん笑い、沢山の幸せを見つけたね。
どんな状況であっても幸せを感じることはできるのだと知ったね。
過去や未来のことを考えればキリがない。
怒り恨み憤り悲しみ苦しみ焦り不安、感じようと思えばいくらでも感じることができる。

でもひとたび今に目を向ければ、私はこんなにも健康で体もちゃんと動いて今生きている。ご飯も美味しく食べられる。
子供たちと笑い合い、動物たちと触れ合い、大切な友達とお喋りし、毎日温かい家で眠ることができる。
幸せは今ここ、目の前にある。
幸せは私の周りに豊かな泉のように溢れている。

過去や未来を憂いて生きていくのか
今ある幸せに感謝して生きるのか
私たちは選べるんだ。

私は目の前の幸せを味わって
目の前の幸せに感謝して生きていく。

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