佐藤 萌香 / 一関市地域おこし協力隊 _ 東山和紙

神奈川県 → 岩手県一関市 地域おこし協力隊(2024.4 〜 ) 東山和紙の振興に取…

佐藤 萌香 / 一関市地域おこし協力隊 _ 東山和紙

神奈川県 → 岩手県一関市 地域おこし協力隊(2024.4 〜 ) 東山和紙の振興に取り組みます。

最近の記事

5 織りの会・東京出張・岩手ADC

織の会 毎週火曜日に旧田河津市民センターで作業している織の会を見学しました。 最初に織り機に糸をかける際、糸が途中で絡まったりほつれたりしないように5人がかりで慎重に巻いていく必要があるので、織るのは楽しいけどこれが大変!とみなさんおっしゃっていました。 こちらの会では「紙布織」を作る方もいらっしゃいます。紙布とはその名の通り、紙から作られた布のこと。和紙を細く切って撚った糸で織ります。以前から紙布織家の方のInstagram(山内ゆうさん)を見て素敵だな〜と思っていたの

    • 4 通信配布・事務作業・出店準備

      協力隊通信配布 地域おこし協力隊の活動はその自由度の高さ故に、結局何をやっているの?と聞かれることが度々あります。 そこで、地域の方々に向けて活動を発信するために隔月で「協力隊通信」を発行していきます。 とはいえまだ着任して3週間しか経っていないので、第1号は自己紹介がメインの内容になりました。 和紙の作業所で「協力隊通信の表紙どうしようかな〜」と考えながら皮剥ぎをしていて…。 紙媒体のデザインが趣味と言ってもいい程好きな私にとって、楽しい作業でした! 事務作業 市

      • 3 黒皮剥ぎ・挨拶回り・河川清掃

        黒皮剥ぎ 先週から引き続き、コウゾの黒皮剥ぎです。 新しく覚えたのは「ゆっかえし」という工程。 皮を剥いだ後に水でゆすいでゴミを取るので、コウゾを湿った状態で結びます。そうすると結んだところが密着して乾かずに腐ってしまうため、一晩寝かせた後反対の位置に「ゆっかえし」(結び直し)ます。 作業所と家が近いので先週は一旦帰宅してお昼を食べていましたが、今週はいい天気だったので川を見ながらお弁当を食べました。 東山和紙の歴史は古く、起源は文治五年。(835年前!)源頼朝に滅ぼさ

        • 2 黒皮剥ぎ・マクラメ・陸前高田

          引っ越してきて3週間が経ち、少しずつこの暮らしにも慣れてきました。既に都心の人混みや満員電車の感覚を忘れている自分に驚いています。自炊も今のところ頑張っていますが包丁で指を切ったり、土鍋の火加減を見ていて髪を焦がしたり…。てんやわんやの日々です。 黒皮剥ぎ 前回のnoteで漬けていたコウゾの皮を剥ぐ「黒皮剥ぎ」作業をしました。 東山支所からいただいた資料によると 一晩漬けて”うるけた”コウゾを引き上げ、軽く水を切ります。 次に、 と、あるように、引き台と小刀で一本

          1 挨拶回り・金山棚田・楮の準備

          初めまして、佐藤萌香です。 4月1日から一関市地域おこし協力隊に着任しました。 期間中のミッションは東山町の伝統工芸品「東山和紙」の振興です。 1週間を振り返り、日々の活動や、一関で暮らす中で感じたことを書いていきます! 挨拶回り 着任後初めての仕事は挨拶回り。 東山市所長、産業建設課長に案内していただきました。 1日目に市長挨拶、委嘱状交付を終え、 これからお世話になる東山の方に名刺をお渡ししました。 また、厳美渓、骨寺村荘園遺跡などの観光スポットや サハラガラス