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あと8日〜3000円しかありません〜

結婚するときに父から言われたことはただ一つ。

「包丁は見えないところに必ずしまうように」

人には出来心というものがあるから、それを誘発するような行動は決して取るなという意味。

母からは、「二人で働いても、一人分の給料で生活するように。そして、収入が増えても支出は増やさないように」と言われ、私たちは社会人三年目で結婚したから、そう多くの収入があったわけではないのだけど、夫の給与のみで暮らすことを心がけた。その後、双子が生まれ、生活にかかる費用はどんどん増えていったけれど、それでも暮らしの基本的な部分にかかる支出を大きく増やすことはしなかった。そのおかげか、夫が定年再雇用となり収入が激減した現在でも、なんとか暮らすことができている。

毎月、食費や光熱費、医療費、外出代等を予算に従って小袋に収め、その範囲内でやりくりするように努めている。いつもギリギリなのだが、今月は特に余裕がない。夫が27日から連休に突入し外出が増えたことに加え、月末も月末、30日に、夫婦そろって定期通院を入れてしまったからだ。
診察が終わり、薬を受け取り、さて、お昼ごはんどうする?となったのだが、もう予算が三千円しかない。外食したうえに、その日の夕飯の材料を買い足したら赤字になってしまう。
「もう三千円しかないのよ」と言うと、夫、「じゃあ家で食べようか」ということに。お蕎麦屋さんに寄るのをやめ、家で茹でることにした。結果、千円残った!嬉しい!

庶民の、庶民ならではの喜びだけれど、慎ましやかな家計をやりくりすることの醍醐味。なんとか四月を乗り切れた。
来月も通院があったり、娘たちと食事をする予定があったり、何かと物要りだけど、ちまちま工夫してがんばろう。

塵も積もれば山となる。山は無理かもしれないけれど、丘ぐらいにはなる?
貯金や節約が一切できない夫と暮らしていくには、私が踏ん張るしかないのだ。

★肩の痛み3、つらさ2
ほとんど気にならなくなってきたぞ!


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