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CEOとCTOが語る『CEOclone』のリリースまでとその裏側

こんにちは! 
タッチスポットHRマネージャーの小林です。 

私たちは、世の中にある二者間のコミュニケーションをより効率化するためのサービス『CEOclone』を提供しております。

今回は代表水嶋のアイデアメモに始まり、約2ヶ月という期間で『CEOclone』リリースを実現したCEOとCTOの連携についてお二人に振り返っていただきました。

自己紹介

この記事を見てタッチスポットを初めて知ってくださる人のために、簡単に自己紹介をお願いします!

代表取締役社長 水嶋 泰一

水嶋:
代表の水嶋泰一です。役割は営業もするし、プロダクトも見るし、採用もするしでほぼ全般かなと思います。やらないことは、デザインとコーディングと事務作業ですね。

大学に入学するタイミングで北海道から上京し、新卒で株式会社MIXIに入社、マーケティングチームのイベント部門配属でした。

取締役CTO 齋藤 朔

齋藤:
齋藤朔です。
この会社での役割はCTOとして開発全般見てます。プロダクトをどういう形にするか要件を考えたり、社内業務を効率化するためのプログラミングも行ったりしています。
あとは開発だけをやってるっていうよりは最近だといろんな部署とのコミュニケーションが発生しているので、CSとの連携や、採用要件の洗い出しなど、ビジネスサイドとの仕事も多いです。
出身は山梨県で、大学も地方だったため、就職で東京に出てきました。

たいちさんとはじめさんはミクシィ時代の同期でそこが初対面でしたよね?

水嶋:
そうです。
入社前の夏に入社が決まった人達の仲を深める合宿があったんですよね。グループワークがあったんですけど、私のチームだけ1人足りないと思ったら遅れて登場してきたのが齋藤でした。
遅れてきて気まずいだろうなと思って初対面だけど「はじめちゃん」って声かけたのが最初ですね。

お二人の仲が深まるきっかけなどありましたか?

齋藤:
ミクシィへの入社をきっかけに東京へ引っ越すことになったタイミングで、水嶋から「大学の後輩とルームシェアしていた部屋の片方が空くから住まない?」というDMをもらって一緒に住むことになりました。
会社ではあまり関わりがなかったのですが、帰ってから一緒に遊んだり、「仕事でこういうことやりたいんだけど、手伝って」と水嶋から頼まれごとを受けていたりとかプライベートで接点が多かったことがきっかけですかね。

CEOcloneローンチまでの流れと2人の掛け合い

前回記事にさせていただいた『CEOclone』の構想となったメモからどんな感じで開発が始まったんですか?

水嶋:
まず経営メンバーに「こういうことを考えているんだけど、どう思う」ってラフに相談しました。
相談をした時に、齋藤もCDOも直感的に良いと思ってくれたので、すんなり開発が進みました。

映像と資料が見れて資料がそれに合わせて動く、みたいな感じのイメージをCDOに共有した気がするんだけど初期のUIある?

CDOが持ってました!こちらですね。

『CEOclone』Ver.1のUI画面

水嶋:
そうそう、Ver.1のときは上にアジェンダがあって、この時は視聴秒数とか再生ボタンとかも出してるね。下の吹き出しの質問を押すと、そこに対応するアジェンダが流れるみたいな。
メモを出した次の日からすぐにCDOにデザイン出してもらって、齋藤に開発進めてもらってましたね。

このタイミングでプロジェクトチームの構成まで決めていて、私がプロジェクトリーダーとセールスという形で走り出しました。
(他のメンバーについても今後発信していきます!)

開発を進める中で意見が食い違うとか思うように進まないことはありました?

水嶋:
特にありませんでした。かなりスムーズだった印象です。プロジェクトが始まって、齋藤とCDOで要件整理してデザインして開発して、じゃあ実装しますという感じで。私は苦労していないけど、開発側は大変なことがあったんじゃないですかね?

齋藤:
私も特に大変なことはなく進めることができた印象です。水嶋がある程度「こうしたいんだ」「これがやりたいんだ」というイメージを持っていれば、それを共有された開発側もどういうものを作るかのイメージができるし、明確に応答できる。だから多分そんなに齟齬なく、開発を始めようとなれたのではないかなと思います。

Ver.1リリース後すぐにVer.2を出したと思うのですがなぜですか?

水嶋:
はじめから早く形にして作って出して、フィードバックもらってどんどん変更していくつもりでした。
Ver.1を知人に見せた時、視聴時間がわかるUIだったので「尺が長すぎ」って言われたんですね。そのフィードバックをもらってすぐシークバー*ごと消しました。

シークバー*(画面赤枠)

Ver.1のUI見てもらうとわかると思うけど、今と違ってすごい動画っぽいじゃないですか。
動画だと思うと10分も20分も見てらんないよって思っちゃうんだけど、あくまで商談をするプラットフォームなんだっていう意識に変えなきゃいけないって、齋藤やCDOと話しながらVer.2を完成させました。

Ver.2では「商談」の世界観にこだわったUIへ

2ヶ月という爆速ローンチができた理由

実装まで2ヶ月で一つの新しいプロダクトができた理由を教えてください!

水嶋:
「相手が必要とする仕事は何か」っていうことを推察して行動にするのがタッチスポットとしての当たり前になっているから実現できたと思います。

その中でも特に実装に際して、「ここはこうじゃなきゃダメだ」と譲れない部分と、逆に目的さえ達成できれば譲ってもいい部分を明確にして伝えるようにしていました。「将来的にこういうことをしたいと思ってるから、それができるような状態で作ってください」っていう風にパスができると、齋藤の方が知識を持ってるので、最適な形で実装をしてくれる。そこは私が考えず専門家に任せる部分だと割り切っています。

いつ『CEOclone』に手応えを感じましたか?

水嶋:
思いついた時から「いける」とは思っているので、そういう意味では最初から手応えはありますね。あとは、社外の知人たちにプロダクトを見せた時、「すごくいいですね!」という反応が多く、間違っていないと思えました。実際に『CEOclone』を用いて商談を始めると、3件に1件はご成約いただけるようになり、着実に意義のあるプロダクトになっているという確信に近づいていきました。ただ、プロダクトのバージョン1ができた時から、今ももちろん完成形だとは思ってはいなくてこれまでもブラッシュアップしてきましたし、今後もそのスピードを落とすつもりはないです。

現在のVer.3のUI画面

苦労や大変に感じたこと

リリースから今日までどんな苦労や葛藤がありましたか?

水嶋:
全くないですね。
本当にいけるんだろうかみたいな不安は一切持ってなくて、自分が事業を起こす上で不安やマイナスを考えることはそもそも習慣にしていないです。

でもここで気をつけてほしいことは、今の話を聞くと、「とっても自信があるんですね」って大半の人は思った気がします。

はい、思いました。パワフルなたいちさんらしいなと。

水嶋:
ではないんですよ。齋藤は多分同じ気持ちだったと思いますが、そもそもいきなり完璧なものなんか作れるわけがなくて。目指すビジョンが正しければ、それを実現できるかどうかは考える意味がなくて、実現するために何をするかに頭をつかうのが私と齋藤の性格なんで。

体力、メンタル的にきつかったみたいな部分はありますか?

水嶋:
やはり資金は厳しくなりましたね。
『CEOclone』を開発するとなると、これまでやっていたインタラクティブ動画の営業を私がしないということになるので、売り上げは減っていきました。とはいえ、前に進まなければ会社が終わってしまうだけなので、私は資金調達活動を、メンバーには何月までにいくらの売上を作ってもらうという形で分担して進めていました。

はじめさんはどうでしたか?

齋藤:
きついというよりすごくもどかしいなって感じるのは、自分がデザインはできないことですね。プロダクトを作る中で「もっとこうしたい」というイメージがざっくり自分の頭に浮かんだときに、思い描いているものを機能としては表現することはできるけど見た目に表現すると、というところまで辿り着けなくて。
エンジニアになった時から感じることがあったけど、特に今回の『CEOclone』を開発している中で顕著に感じました。でも、CDOが自分のイメージを具現化してくれたから、チームで分担して進めることができたなと感じてます。

水嶋:
もっとより良くしたいと思ってくれるからこその葛藤ですよね。


我々のこれから

最後に2024年の年内でこれからやっていくことっていうのを具体的に教えてください。

水嶋:
今年はプロダクトマーケットフィット。
『CEOclone』というプロダクトで、我々が提供したい価値や効果をきちんと数値や定量的なもので示せる状態かつ、「こういう企業や用途にCEOcloneは非常に価値貢献できるよね」っていうことを証明する年です。

トップラインを伸ばして成果を上げ、多くのお客様に届けていきたいです。やはり認知はまだまだなので、皆様に知っていただくにはどうするべきかを考えつつ、向き合うべきお客様にはしっかり価値をお届けするということを地道に行っていかなければいけないと思っています。
そして、そのお客様の反応を見逃さずに、もっと有効に使っていただくためにできることをCSが汲み取り、そのインサイトをプロダクトに反映してより良くしていくこと。今年やること自体は結構シンプルなのかなと。

ただ、シンプルだけど、すごく大変な年になるなと思っています。
メンバーにはこれまで以上にいま行なっている取り組みや施策がどんな未来に繋がるのか、どのように事業成長に繋がるのかを意識して取り組んでもらいたいです。また、そこに化学変化を起こしてくれる新メンバーもぜひ加わってほしいですね。

たいちさん、はじめさん、ありがとうございました!

世の中にある二者間のコミュニケーションをより効率化するための営業DXプラットフォーム『CEOclone』を提供するタッチスポットは、事業と組織拡大に向け、共に挑戦していける新たなメンバーを募集しています。

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