好きがあつかましい

自分でそう思う事が多い。
好きである事は構わないんだけど、それを伝えようとしている様を客観的に見ると引いてしまう。きっと自分でもそう思うのだから他者にも
そう思われているんだろうなとは理解している。

その原因を自分なりに考えてみると
「理論的、語彙力的に好きを上手く説明出来ないのでまっすぐな思いでカバーしようとしすぎている」
からだと思う。

誰かにオススメする訳でもなく、個人的な感想を書く時には
「○○最高!!めちゃくちゃ良かった!!
こんなの余韻あるに決まってるじゃん!!」
的な感じで書いている事が多いけど、この一回で終わらせておけば良いもののこういった感想を
当日、数日後、数週間後と幾度と書いている。
余韻があるのは分かる。
自分で書いておいてなんだが、さすがに多い。
当日は寝るまでそんなのが何件もある。
そりゃあつかましすぎる。良いとこ3、4件で
留めておくのがいいんじゃないか。
この思いを実際に誰かと意見を繰り広げているならそんな事も書かずに済むんでしょうが、いかんせん友達が居ない自分も悪い。
SNSの海に流すしかなくなってしまっている。

今度は誰かにオススメしたい時の感想の書き方
「本当にオススメです!凄く胸を打たれて
考えさせられるような内容でした!
是非見て(聴いて)ほしい!!」
こんな風に書いている。
正直オススメするにしても0点の書き方すぎる。
理論的、語彙力がないならないなりにネタバレに
ならない程度にその努力を見せなさいと思う。
そして、個人的な感想もオススメする時も
「!」で熱量高く見せて、誤魔化そうしすぎ。
とてもバカっぽい。

基本的に自分は相手から強めにプッシュされすぎると引いてしまう所があるのにむしろ自分がそれになってしまっている。
ただ、それも例外があって信用している人や自分が興味あるものであれば相手からのプッシュが強すぎても嫌悪感を抱かない事もある。
我ながら本当めんどくさい人間だなと思う。

でも、それはその人達の伝え方に"あつかましさ"を感じないからスッと入ってくる。
まさに自分とは対局の人。凄く憧れる。

過去に書いたnoteやTwitterで
どれだけ熱量の一辺倒をしてきたんだろう。
自分の発言で他人の影響なんてミクロも与えていないと思うけど、もし自分のせいで何かを嫌いになっていたらその方には心から謝りたいです。
本当にすみません。

そんな反省を今後しないためにも
"あつかましくない感想"を
書けるように少しずつ努力してみようと思う
でも、たまには熱量だけの感想も書かせて下さい

 





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