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2023年総括と2024年のお話。




こんばんは。

2023年の業務は本日をもって終了となりました。ブルワリー側は醸造スケジュールにより27日よりお休みに入っておりまして、今日は最後のタップルームの営業でした。こういう大型な連休は帰省の方や旅行でブルワリーまで足を運んでくれる方も多いのでなるべくあけてたりしてます。来てくれた方々ありがとうございました。
BRICK LANEもused like new beerも昨日で年内最終営業を終えてます。年明けからどちらの店舗も新しい体制に変化していきます。ブリックの役割もユーズドの役割もそれぞれ違くて求められてるものを違ったりするけど、価値を見出してもらえるかどうかみたいな根っこ部分は同じなので、形は違えどその辺は育んでいく必要があったりします。
正直言うとこの一年間はブルワリー業務に追われていた感は否めなくて、店舗へのケアをやりきれなかった反省はあります。やっぱりお店は生き物でケアを怠ればそのまま現れたりします。反省はしていますが、おかげで新しいメンバーやアイデアが出たことも事実でお店にとってはマイナスな2023年だったとは全くもって思いません。個人的に至らない事もあったけどおかげで分かった事もあったので良し。
2024年はお楽しみに。


ブルワリーは何より継続してビールが作れたことがよかったです。僕らの醸造スタイルではこの”継続して”ってところがキーポイントです。継続する事がクオリティを担保していく最低条件でした。売る事と作る事がまさに相関関係にあります。
また年間通して様々なイベントに声をかけてもらって参加できないイベントもありましたが少ない人数で運営していく中では満足しています。

改めてこの日本でクラフトビールの基盤を作ってくれた上の世代の偉大さを実感したり、ブルワリーを立ち上げるハードルが近年どんどんと下がっていき市場の二分化を実感したり、日本でのクラフトビールを作るの環境が整っていき選択肢が増えていくことを実感したりと年々変化のスピードが早くなっている事を感じることの多い一年でもありました。

2024年はいくつかまたチャレンジがスタートする予定ですがメインは”バレルエイジプロジェクト”の始動です。こちらはすぐに皆様の手元に届くようなプロジェクトではなく、自分達が納得する形を整えるのにも少しばかり時間が必要です。現段階でも始動するまでの準備をしていている最中です。
挑戦には決断が付きもので、抱えてるものが大きくなればなるほどそこに留まる選択肢も同時に生まれ決断を躊躇するものです。しかし上でも言ったように変化のスピードがどんどん早まるこの世界では留まる方が恐怖感を感じたりします。
とはいえ、とはいえです。挑戦が個人的なやってみたいだけの賭け事のみたいになっては何よりも良くないので同時に自分達の力量と体力を計算し整備を行うこと、リミットを設けることもやっていこうと思います。この辺はブルワリーの立ち上げ時に嫌と言うほど体に染み込まされたので学びました。想いも大切だけど感情的にはならないようにです。
バレルエイジプロジェクトの中身はまたここで色々と書いていきますね。

ついでに言うと地元でのクラフトビールイベント開催も頭にあったりします。出店するのと主催するのでは天と地の差がありますが、主催する景色も見てみたいものだと思います。理想としては誰かと一緒にやれれば最高だなと思ってますが、待っててもそんな人が現れたりすることはないのでまずは周りを見渡してみような段階です。一発で会社がぶっ飛ぶほどのパンチ力があるので慎重にもなります。
ありがたい事に経ったの一年でたくさんの横の繋がりを頂きました。その中で知識や経験を知る事もあり悔しい思いや刺激を受けたりしています。その一つがイベントとなります。
何かと未熟でいつも吹いたら倒れそうな僕らですが、何よりビールを楽しんでくれる方々から元気と勇気をもらってます。感謝を力に変えてまた2024年も頑張ります。


改めまして2023年も大変お世話になりました。おかげ様で素敵な1年を過ごす事ができました。
また来年も宜しくお願いします。
頑張ります。


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