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コラボのお話。

おはようございます。

昨日から新年最初の新作がつ2つリリースされています。
こちらです。

Name: Mirrorphobia / ミラーフォビア (鏡恐怖症)
Style : Double Dry Hopped Hazy Double IPA
ABV : 8.0%
Hops : Centennial, Galaxy, Mosaic, Mosaic Cryo, Nelson Sauvin, Nelson Sauvin Cryo
フレッシュライチーな香りが刺すように通り抜け、口に含めば包まれたダンクやグラッシーなフレーバーが現れてジューシーさとピーリーな苦味も交わる事で多重的な存在感を魅せる。

とこちら。


Name: Moldphobia / モールドフォビア (型恐怖症)
Style : Dry Hopped Sour IPA
ABV : 5.5%
Hops : Centennial, Wakatu Cryo
Others : Red Raspberry, Strawberry, Brown Sugar, Marshmallow
ルビー色をした艶やかな見た目に香ばしいローストマシュマロの甘い香り。二つのフルーツは相互を支え合い、初期に感じる甘味は後を引かずにクリーンでキレのあるベリーが広がる。


Mirrorphobia / DDH Hazy DoubleIPA。2024年最初のリリースはHazy DIPAです。今回ホップの構成はシンプルになっています。アルコールテイストを抑える一つの方法として苦味からアプローチをしています。まだまだ確証のできない段階ですが、よりABVが上がっていくにつれては一つオプションとして抱えておきたい所です。また熟成期間も1週間ほど通常より長くとっています。いくつか捉え方はあると思いますが、ラガーリングは必要な工程の一つになってきたかもしれません。

Moldphobia / DH Sour IPA。RaspberryとStrawberryを使用。ラズベリーだけでは強すぎるところとストロベリーだけでは軽すぎるところをそれぞれで保管してデザインしました。アジャンクトにはブラウンシュガーとマシュマロでまさに焦がしたマシュマロを感じます。

ルールがあってないようなのがクラフトビールの魅力の一つであったりすると思います。あらゆるスタイルが広い解釈でとらわれていて、ある一定の”これ”だけ存在してればオッケーだったりします。例えばHazy IPAが濁ってるとか。
しかし、変化球ばかり投げていてはそのスタイルの本質は見抜けなかったりするので直球ってやっぱり大切なんだと思います。
みなさんどこかで見かけたら飲んでみて下さい。

さて、今週の金曜日はOff Trailとのコラボでまずは僕らが彼らのところへ向かいます。まだオフィシャルではアナウンスしてませんがここではいいかなと。彼らのバレルエイジドサワーの経験と僕らのSour IPAの理解を交えたコラボです。
僕とユージーンのルーツもそういえばバレルエイジドビールだったなとか思います。日本だけじゃなく世界を見てもそんなに多くないバレルエイジに特化したブランドから学ぶ事は多そうです。
大枠は定まっていて、どちらでも同じピューレを使ったSour AleになりOff Trailではそれがバレルエイジドのサワーになります。そのサワーをブレンディングしに金曜日に行って来ます。Totopiaでの仕込みは2月後半あたりで同時に4月あたりでリリース予定。細かいところは都度調整って具合に進んでいきます。


【お願い】
2月10,11,12日と横浜で開催されるJAPAN BREWERS CUP 2024の人気投票がスタートしました。17日の今日で投票締め切りです。
もしよければよろしくお願いします。

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