『自己傷介』

傷のあるところを指差して
これが私ですだなんて
なんの冗談かと思うじゃないか

だのに君といったら
真剣な目をしているものだから
こちらも気になってしまうのだ

痛々しい傷は
今も少しずつ血を流して
それが乾くまでは私ですだなんて
次の傷をつける場所を探しながら


〜解説のようなもの〜

タイトルに悩んで、造語というか音を嵌めた言葉を使ってみましたが、悪くないですね。
次は意識して使ってみよう。
ちなみに昔『自己紹介』というタイトルの詩はあげています。

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