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【EDH】謎の最強装備品《Pin Collection》

こんばんは、あなたの隣のファイレクシアン・法務官ことトーテムPです。
法務官は無理でしょ
最近は白単統率者にハマっていて《機械の母、エリシュ・ノーン》を研究しています。オタクカードから頻出カード、最新カードもモリモリ搭載出来るエリシュノーンは組みがい◯回しがい◯と非常に楽しい統率者ですね。

そんなこんなでFalloutコラボが発売されて注目を浴びている1枚がありました。

地味にカード名変換しにくいんじゃ💢

3マナの装備品で墓地のクリーチャーを釣り上げてそのまま2/2修正の装備状態になるという汎用性ぶち抜けた装備品《戦前の正装》です。
そんなつよつよ装備品が来たとなればもちろん持ち上がるのが《石鍛冶の神秘家》

定期的に値段が乱高下する

エリシュノーンでは《石鍛冶の神秘家》でなんと2枚サーチができてしまうんですね。《戦前の正装》も墓地から2枚釣り上げが可能です。ナニイッテダコイツ

というわけで、エリシュノーンにおける《石鍛冶》がどれだけトチ狂っているかという話ですが、サーチする装備品が弱ければわざわざ使う理由も無いというのがEDHです。そこで今回注目したのがタイトルにある《Pin Collection》なのです。

《Pin Collection》というカード

日本語テキストはこちら

アンフィニティに収録された装備品で、
・Xマナ分のX枚以下コストを持つ能力ステッカーを貼る能力
・能力ステッカー枚数分の+1/+1修正
・装備先に能力ステッカーの能力を付与 と大きく3つの能力を持っています。
そして、この装備品自体も貼られた能力ステッカーの能力を持ちます。
そしてこの能力、見ての通りETBのためエリシュノーン下で2回誘発します。
複数の能力ステッカーを貼り付けられるため、2つの能力と+2/+2修正の装備品になってしまいます。すごいね。

というわけでここからは筆者のチョイスした能力ステッカーを見ていきたいと思います。

3/48 Night Brushwagg Ringmaster

利用ステッカー:[3]頑強
他ステッカーに不死もあるため、無限サクリファイスのコンボも可能。

4/48 Urza's Dark Cannonball

利用ステッカー:[2]賛美、賛美
装備先にも賛美、賛美が付与されるため装備先のみで攻撃すると6/6の修正がつく。賛美能力と合わせるならシャドーの付与も強力。

7/48 Carnival Elephant Meteor

利用ステッカー:[2]このパーマネントを生贄:2ドロー
最強のステッカーシート、不死や頑強のステッカーと併せて4マナ4ドロー、装備コストがあれば更にアドバンテージにつながる。

16/48 Sticky Kavu Daredevil

利用ステッカー:[2]このパーマネントが死亡した時、対象のクリーチャーをバウンスしても良い
サクリファイス2ドローと合わせられると非常に強力

18/48 Phyrexian Midway Bamboozle

利用ステッカー:[3]不死
1/1の多いデッキなので頑強よりこちらのほうが強いかもしれない。

19/48 Eternal Acrobat Toast

利用ステッカー:[3]T:他のパーマネントをアンタップ
[2]のステッカーも強力だが[3]のステッカーが更に強烈。
単純に4マナのマナファクトになるほか、《一つの指輪》や《魔力の櫃》などの強力なアーティファクトをアンタップしたり、装備先と相互で無限アンタップしあえるため、タップ・アンタップで誘発するクリーチャーと組み合わせて…?(何がいるかは知らない)

28/48 Cool Fluffy Loxodon

利用ステッカー:[2]このパーマネントが戦場を離れた時、1ドロー
サクリファイス2ドローが3ドローになる他、ブリンクなどでも誘発する。

30/48 Playable Delusionary Hydra

利用ステッカー:[2]
装備先は召喚酔いに影響されるがPin Collection自体はそのままルーティング出来る。地味な能力だが、《戦前の正装》と合わせやすくありがたい能力。

38/48 Unique Charmed Pants

利用ステッカー:[2]T:好きな色のマナ1点
単品でも最低限のマナファクトになるため、おまけとしては十分に強力。

46/48 Elemental Time Flamingo

利用ステッカー:[2]このパーマネントを追放:自分の墓地から対象の呪文をこのターン唱えて良い

ハズレステッカーではあるが、もしかしたら染みるタイミングがあるかもしれない。能力の特性上仕方がないが追放コストが非常に重たい。

運用

《石鍛冶の神秘家》からのサーチ選択肢のため、引いたステッカーによってはデッキに眠ってもらうこともある。
他の選択肢は《稲妻のすね当て》《戦前の正装》《頭蓋骨絞め》《迫撃差や》と錚々たるメンバー。
逆に、ステッカーシートが当たりなら《稲妻のすね当て》と併せてサーチしてチェインを狙いたい。
《金粉の水蓮》などの3マナ以上出るマナソースがあればアンタップ能力+サクリファイスで手札とマナを増やして、他のクリーチャーに装備で出がらしになったクリーチャーを手札とマナに変換出来る。

最後に

今回紹介した《Pin Collection》は、運次第なところがあるがエリシュノーンに運が噛み合った時のカードパワーはMTGの中でもトップクラスだと思う。
なかなか他のデッキでは見かけない装備品だが、今後《戦前の正装》+《石鍛冶の神秘家》パッケージが流行すれば見かけるカードになるかもしれない。
ステッカーシートも《Pin Collection》も今のうちだぞ!?

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