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愛が欲しいんだろ?その方法、教えるぜ。

どーもー、レスられセカンド童貞4年目のN氏です。

奥さんに(私にとって)謎のぶちぎれされたので、以前読んだ本を再読です。


「愛を伝える5つの方法」

Kindleアンリミテッドならタダで読めます。

まー、、、キリスト教の信仰を持つアメリカの結婚カウンセラーの著書なので、ちと用語が私にとってしっくりきません。

愛ってなんなんですかね。

この本を読んでも、読み終わった後に愛について読み直しても、「愛とは」を一言では表現できそうもありません。

「愛という単語は、英語の中で最も大切な言葉であり、また私達を最も混乱させる言葉でもあります。」

「愛という単語を取り巻く全ての混乱を取り除くのが、この本の目的でなのではありません。」

だそうですので、一言であらわすことも諦めましょう。


子どもや青少年を専門とする心理学者ロス・キャンベル博士の説明として

「子ども一人一人の内側に、愛で満たされるのを待っている『感情タンク』がある。子どもが愛を感じる時、その子は正常に成長するが、愛のタンク(Love tank)が空だと、その子の振舞いには問題が出てくる。子どもの問題行動や非行のほとんどは、この空の『ラブタンク』から来る飢え乾きに動機づけられている」としています。


で、愛されたいという願望は、幼児期だけでなく、成人期そして結婚生活に入ってからも私達について回ります。


「『配偶者に愛されていることを感じたい』。この思いは、夫婦間に存在する様々な欲求の中心です。」


と断言しちゃっています。


この本を読み始めたときにはいろいろ物申したい気もしたのですが、今となっては納得しています。



愛ってなんなの???とみんな大好き「7つの習慣」をひもといてみました。

「いいですか、愛(Love)は動詞なのです。愛という気持ちは、愛するという行動から得られる果実です。ですから奥さんを愛する。奥さんに奉仕する。犠牲を払う。奥さんの話を聴いて、共感し、理解する。感謝の気持ちを表す。奥さんを認める。そうしてみてはいかがです?」


うん、愛は動詞は知ってる。


奉仕して、犠牲を払って、話を聴いて、共感して理解する、感謝の気持ちを表す、奥さんを認めてる。


でもうまく行かないから困ってるんですけどー!!!!!(ちょっとキレ気味)


困っているのは私だけではないようです。





さて、「愛を伝える5つの方法」にもどります。


だらだら前おき長く愛について考えてきましたが、どうやっても「愛」についてすっきり短く語ることはできなさそうです。


じゃあ、どうすれば人は愛し愛されることが出来るのか????

いきなりこの本の結論です。


・人が欲しがる愛情表現(この本では”愛の言語”と表現していますが、どうしても”愛の言語”という表現に対して虫酸が走るので、愛情表現と言いかえます。)、その人が与えたい愛情表現、いずれの愛情表現も大きく5つに分類することが出来る。


・人が一番欲しがる愛情表現、一次言語は人によって結構違う。この違いを認識し、お互い理解しあって尊重しあう必要がある


・何が怖いって、相手の第一言語に沿う形で愛情表現しないと、どんなに頑張っても相手のラブタンクは満たせないよ


・愛情表現には5つあるよ

①肯定的な言葉

②クオリティタイム

③贈り物

④サービス行為

⑤身体的タッチ



①肯定的な言葉 これはそのまんまですね。励まし等々。もちろん言葉だけではなく、目線とかいいね!とかポジティブな態度すべてを含みます。


②クオリティタイム 充実した時間

もっと注意を払う、時間を作って一緒にいろいろなことをする。まるごとの注意を払うこと。

話す時に新聞を読んだりテレビをみずに、目をしっかり見て完全な注意を払う、相手が楽しむことを心を込めて一緒にする。

充実した会話:二人がお互いの気持ち、考え、体験、願望などを打ち解けた雰囲気で分かち合って、さえぎられることなく、共感し合いながら対話すること


③贈り物 これもそのまま。プレゼント。


④サービス行為 これは結構わかりにくいので読み直しました。

その人が、相手にやってほしいと願うことを実際にしてあげること。

(僕のことを好いていてくれる人に僕がやってほしいと思うこと)。

相手を喜ばせたいと願い、相手のために何かをしてあげることで愛を表現すること。


料理を作る、食卓の準備をする、食事の片付け、掃除、整理整頓、ゴミ出し、等々の、思考・計画・時間・努力・精力を要する行為。


ただ人それぞれ方言があり、具体的に自分が何をやって欲しいのかを言語化しないと、相手に伝わらない。


⑤身体的タッチ

手をつなぐ、キス、包容、セックス等々



・それぞれの言語の中でも方言があるので、ひとそれぞれ違うから、お互いに言語化を試みて、理解し合う必要がある







私の欲しい、そして与えたい愛情表現は見事に一致しています。

第一言語は肯定的な言葉で、第二言語は身体的タッチ



奥さんにとって欲しい愛情表現は、第一言語がクオリティタイムっぽい。

第二言語は、、、よくわからん。。。


奥さんが与えたがる愛情表現は、第一言語がたぶんサービス行為。

第二言語がクオリティタイム。





そう、そうなんです。


面白いくらい、僕が提供したい愛情表現と奥さんの求める愛情表現が違うんです。

そして奥さんが提供したいものと、私が欲しいものも、がっつりすれ違ってる!!


残念!!!!



私にとっての第一言語(欲しい表現も与えたい表現ともに)は、肯定的な言葉!!!


奥さんにとって肯定的な言葉は重要ではない、むしろ私からの肯定的な言葉は薄っぺらいと感じるようです。(キビシー!!!)


完全レスになる前、セックス後に「大好きだよ」ってぎゅーっと抱きしめると「そういうのはいいかな。」って言われることがよくありました。


そのたびに私の心に吹きすさぶ冷たい風たるや!!!!



私が欲しい第一言語も肯定的な言葉だからこそ、奥さんから肯定的でない言葉が飛んでくると防衛的になってしまって、奥さんとの会話が親密でなくなってしまうことにも気が付きました。



欲しい愛情表現の第二言語は身体的タッチ


絶賛レス中、セカンド童貞4年目!!






奥さんが欲しい愛情表現の第一言語はクオリティタイム


親密な会話が重要なのかなあ。。。


私にとって、肯定的な言葉で共感や感謝やねぎらい等々をしているのに、それは奥さんは求めてない。


私が考えていることをしっかり話すという親密な会話が奥さんにとってとても大切にしているとは想像もしていなかったので、大発見でした。



要求があればクオリティタイムを取るのはやぶさかでは有りません。


が、しかし、クオリティタイムが必要なのにそれを要求することが出来ない、という状況が全く理解出来ていなかったので、これからクオリティタイムを取ることを決意出来ました。


奥さんが欲しい愛情表現の第二言語はよくわからん。。。


私は愛情表現として、家事やらなんやらサービス行為をよく使っていますが、奥さんはサービス行為は求めてないっぽいんですよ。


もしくは求める行為が細かすぎて、私が満たせてないのかも。。。


体調と機嫌が悪いときは、皿を洗わなければ怒るし、洗っても怒るし。。。


贈り物も身体的タッチも肯定的な言葉も全部ちがうっぽい。。。




奥さんが与えたい愛情表現の第一言語はサービス行為


残念なことに、私にとってサービス行為はあまり重要ではないということが、奥さんとの会話で見えてきました。


家事全般をしてもらうのはとても感謝しているのですが、それで奥さんからの愛されてると全く思えない。。。


主婦なので家事をしてもらうのが当たり前となってしまっている面もありますが、皿洗いとか掃除とかの必要な基準が圧倒的に低いのと、家事は必要な人がやればいいと考えていることもありそうです。





「愛を伝える5つの方法」を読み終えて、再度ぱらぱらと「7つの習慣」を読みました。


人生で重要なのは自分のパラダイム(物事をどう認識し、理解し、解釈しているかの方法)を理解し、そして他人のパラダイムを理解することなんだなーと再認識しました。


どんな愛情表現を自分は受け取りたいのか


自分はどのように愛情表現をしているのか


そのパラダイムは人によって異なっていて、異なるパラダイムで愛情表現されても愛情が届かず、ラブタンクは枯渇する一方。


言われてみれば「そりゃそうだ」なんですが、自分がなんでこんなに愛情表現しているのに理解してもらえないのかさっぱりわかっていませんでしたが、今回再確認できました。


いやー、この「愛を伝える5つの方法」おすすめです。


5つの愛情表現の方法については、義務教育で必修化してほしいところです。



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