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足首太い・ふくらはぎ太い・疲れる歩行動作

上記悩みを抱えている方のヒントになればと思います。

遅筋と速筋

腓腹筋は速筋の塊、ヒラメ筋は遅筋の塊であります。

足が速いスプリンターをイメージして下さい。100mランナーとか。
比較的ふくらはぎ細いっすよね。

一方で
持続的にスクラムを組むラグビー選手、お相撲さん想像してください。
ふくらはぎゴリ太いっすよね。

そもそも体重が相当重いっすけどね(笑)
体脂肪もそれなりにありますし。

それは置いといて

女性でよくいますよね。部活の時の筋肉が残ってるって言う方。

そんな残らないっすよ筋肉。マッチョだって半年トレーニングしなくなったら筋肉量、相当落ちますし。


なんで太いかと言うと
そもそも体脂肪過多、これは一つ理由として挙げられます。

一番は大殿筋の適度な伸張が保てなくて、骨盤が後傾して、膝が軽度屈曲した状態で日々を過ごしているからです。

常に空気イス状態。常にふくらはぎを使っている状態ですね。
勿論ですが大腿四頭筋もパツパツです。

骨盤後傾させてみて下さい。自然と膝曲がりますよね。
膝が伸びきったまま骨盤を後傾させるのは不可能です。

重心バランスを取らないと後ろに倒れてしまいますので。

骨盤後傾すると股関節は外転・外旋
要するにがに股の様な立ち姿勢ですよね

余計足太く見えます。


骨盤が適度に前傾した状態では、歩行動作の着地時膝が0-9°屈曲、ほぼ完全に伸びきった状態で歩行が可能になります。

膝が伸びきることで骨の上に骨が位置し、筋肉を使わずとも姿勢保持が可能になります。


膝伸展時の背屈制限

肩関節をはじめとする多くの関節よりも、圧倒的に構造的エラーが起こりやすいのが足関節になります。

足関節背屈時、距骨が脛骨・腓骨間に入り込む必要が有ります。

http://soccerlife24.com/2015/09/11/ankle-structure-2/

ですので、下腿三頭筋のストレッチで足関節背屈制限が解消する事は殆どないと思います。


アンクルロッカー

歩行時の下腿三頭筋・前脛骨筋の働きの名称です。

踵接地~立脚中期~立脚後期まで足関節の角度はほぼ変わりません。

前は前脛骨筋、後ろは下腿三頭筋がバランスよく働くことで足関節が過度に背屈・底屈することなく歩行を行う事が可能です。


アンクルロッカーが出来ないと、氷の上をそろりそろり歩くような歩行動作になります。

歩くの遅くなるし、疲れますよね。


骨盤が前傾し膝関節伸展出来て、適度に足関節背屈出来て踵着地し、てこの原理で歩行する事でスムーズな歩行が可能になります。

歩行が上手な人ほど殆ど筋肉を使いません。


基本的にケツが垂れてていい事ないっすね!!!


おわり。

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