見出し画像

死ぬ気で取り組んだ婚活が今にも活きている話

アナグラム株式会社の金子です!

この記事は Feedforce Group Advent Calendar 2023の9日目の記事です。

昨日12/8はFRACTA島田さんの「子どもと巡る、好きな街、好きな場所〜自分の「好き」の原点を考える〜」でした!

自分の”好き”と向き合うという素敵な記事でして、自分がなぜ好きなのかを立ち止まって考えるのって自分を深く知ることにも繋がってとても大事だなと感じました。

まだのかたはぜひ読んでみてください!

島田さんの穏やかな記事とのギャップが激しいのですが、私は自分自身の”婚活”についてお話しします!

夫とはマッチングアプリを通じて知り合ったのですが、当時の私は婚活を死ぬ気で真剣かつ戦略的に取り組んでおりました。(コワイ)

苦しかったこともありましたが、振り返ってみるとかなり良い人生経験になったのと、その後アナグラムに入社するための転職活動や、今の自分の人生にも活きてるなと感じることもあるので、これを機に当時のことを改めて振り返ってみたいと思います。

29歳婚活こじらせ女子。本気で焦る。

当時実は5年位婚活しててもうまく行かなくて本気で悩んでました。
周りはどんどん結婚していき、妹も大学時代の彼氏といち早く結婚。親からはお前はまだなのかという圧力…

でも私も頑張ってなかったわけじゃないんです。
合コンや街コン、婚活パーティーにも参加したり、友達に紹介してもらったり、出会いの母数自体はめちゃくちゃ多かったのですが、なかなかお付き合いに発展しませんでした。

活動量だけは本当に花丸💮

そうこうするうちに29歳になった私は、友人がアプリで知り合った人と付き合ったことをきっかけに本気で焦り始めました。

婚活本を読み漁り、自己分析から再スタート

今のままじゃやばい!と焦った結果、婚活本を読み漁り、過去の自分の活動を振り返って、徹底的に自己分析することからスタートしました。

私が読んだ婚活本の中で一番お世話になった本がこちら

その結果以下の課題が見えてきました。

★当時の私の課題★
・どんな人と結婚したいのか具体的に見えてない
・自分の強み弱みを理解できてない
・付き合うハードルが高すぎる

当時は結婚願望はあったものの、具体的にどんな人と結婚したいのかどういう結婚生活がしたいのかが、ぼんやりしたまま活動してました。(ただし条件だけは100個くらいありました)

でもそれって、「転職したい」っていいながらとりあえず求人を眺めて、「楽に稼げて定時で帰れて、人間関係も良くて…」と理想の職場を追い求めてただけだったんですよね。

素敵な男性降ってこないかなーの図

そうじゃなくて、本気で私はどんな人と結婚したいのか、どんな生活を送りたいのかを過去の(ごく少ない)恋愛経験を掘り返して、一番自分が大事にしたいことを悩みに悩み1つに絞りました。

また私は基本4人以上の飲み会があまり得意ではなくて、どちらかというとさしでじっくり向き合って話す方が好きな方なんです。

なのに出会いの母数を増やさないと!!とガッツだけはあったので、合コン、街コンとか本当に死ぬほど行ってたんですが、大体疲れて帰ってきてました。

3つ目の課題の「付き合うハードルが高すぎる」というのは、そのままなんですけど、付き合うことがすごく大きな決断って思ってたんですよね。
実際は付き合ってからがスタートなはずなのに、その時の私はすごく足踏みしてました。

色々悩み抜いた私の最終的な婚活方針はこちらです
↓↓↓

★新しい私の婚活方針★
・「私を大事にしてくれる人」と結婚する
・自分が得意な1対1のやり取りができる環境で婚活する
・とりあえず付き合う

方針さえ決まれば、あとはそこに向かって努力するだけなので私の得意分野です。(ガッツだけはあるんです)

「私を大事にしてくれそうなのってどんな人か?」「どこなら出会えるのか?」「自分のどんな強みを推せばよいか?」などを考え、その後の戦略も自ずと決まっていきました。

婚活の主戦場としては、1対1のやり取りがしやすいマッチングアプリが一番自分にあっていたので、そこにリソースを全振りしました。

当時使ってた主なアプリ(戦友)たち

自己分析とか振り返りって本当に悩んだときこそ大事なんだなとひしひし感じています。大体悩んでる時って何に悩んでるのか原因がわからないときが一番モヤモヤするんですよね。

今も人間関係や仕事で悩んだら言語化したり、友達に壁打ちして定期的に振り返るようにすることで、目の前の課題は解決しなくても何を考えるべきか整理するようになりました。

婚活で悩んでいた時期も、同じく婚活中の友人と純喫茶でノートを拡げ、なぜうまく行かないのかを議論してました。(正直これが一番楽しかった)

嘘はつかない。けど相手に合わせて伝える情報は変える

心を入れ替えてからは、デートに向き合う姿勢も180度ガラッと変わりました。服装やメイク、立ち振る舞いもYouTubeの婚活チャンネルをフル視聴して学びに学びました。

ほぼ全ての動画を観たと言っても過言ではない「さよなら婚活チャンネル」

とはいえ結婚することがゴールではなくて、その後中長期的に良い関係を築くことがゴールなので、情報を盛りすぎたり嘘をつくことはしないように心がけてました。

ただし「相手に合わせて伝える情報を変える」ことはやってました。

たとえばデートする相手のプロフィール欄に「家族と仲が良いので、家族を大事にできる方だと嬉しいです」と書かれていたら、「夏に家族旅行に行ったときのエピソードが話せるな」とかです。

以前の私は下準備なしでデートに臨んでたんですが、それだと通り一遍等の会話しかできなくて、相手の印象に残らない可能性が高いんですよね。

そうではなく、相手がどんな人との出会いを求めていて、どんなことに興味があるかを事前に徹底的に調べた上で、自分をどう見せれば魅力的に映るのか?を考えてからデートにのぞむようにしました。
結果、次のデートへのお誘い率が飛躍的に向上しました!

オンラインデートの時は、スマホの横にA4の紙を用意し、相手の名前、年齢、職業、趣味、家族構成などをメモしてどう話題を膨らませられるか整理してから臨んでました。

このとき婚活でやっていたことは、その後アナグラムに転職するときも大変役に立ちました。
サイト上の求める人物像や面接官のインタビューを読み込み、面接官の人が求めている人物像に近いエピソードを自分の経験から引っ張り出して伝えていたのですが、実質やってたことは婚活のときと変わらなかったです。

それは嘘を伝えるわけではなくて、自分の見せ方を工夫するだけなので、その後無理につくろう必要もなく、自然体でいられます。

いちいち落ち込まない強靭なメンタルを手に入れた

どんなに真剣にやってても、いいなと思った人から返信がかえってこなかったり、次のデートに繋がらないことも多々ありました。

最初は一喜一憂していたのですが、絶対に結婚するぞという目標のために邁進していた私は、その後全く凹むこと無くすぐ次に切り替えられるように。

今も周りからメンタル強いね、防弾ガラスのようだね(失礼)と言われるのですが、別に元々メンタルが強いわけではありません。

CHATGPTに防弾ガラスの画像生成してと言ったらこれが出てきた

落ち込み回数が多すぎる結果、その後何も感じなくなるからなのかなと思ってます。
たぶん落ち込むのってその経験が少ないから落ち込むのかもなと。

新卒で営業をしていたときも2,3件に断られるとショックでしたけど、1日50件くらいコールして断られ続けてたら何も感じなくなったので、それと同じな気がしてます。

今も落ち込まないわけでは全然ないのですが、昔よりは立ち上がるまでのスピードは上がった気がします。

結局気合も大事。なんとか成し遂げようと思うと知恵が湧く

当時の私は、絶対に絶対に結婚すると心に固く誓って、毎日自分に言い聞かせてました。(コワイ)
だから婚活していた時期は、とにかくいつ次のデートが決まるかわからなかったので、女子会は全て断って土日はフルで空けるようにしてました(ちなみにMAXで1週間に8回デート入れてました)

友達に箱根旅行に誘われても婚活強化期間だからムリ!って断ってました。ごめんね。

他にもこっちからオンライン上でのデートを提案してみよう!とか、写真は1枚目と2枚目入れ替えてみようとか、最短でデートに繋げられるようにチャットのやり取りはこういう流れにしよう!など、めちゃくちゃPDCA回してました。

真剣だったからこそ、知恵もどんどん湧いてトライアンドエラーも爆速で回せていたんだろうなと思います。

ロジックも何もないんですが、真剣さだったり、何かやり遂げようとしてるときの熱量って結局力になるなと学びました。

まとめ

最終的に婚活方針を変えてから、3ヶ月で40人とメッセージのやり取りをし、15人とオンラインデートをし、そのうち5人とランチデートをしてその中の1人と付き合い結婚しました。

仕事以外の時間はすべて婚活にリソースを全振りしていたのですごく忙しかったのですが、振り返ってみると充実して楽しかったです。

また婚活を通して自分自身の理解も深まったので、ぐっと生きやすくなりました。自分はどういう状況だと落ち込みやすいかもわかってきたので、コントロールしたり早めに周りに助けを求めたりもできるようになりました。

婚活って本当に素晴らしいのでぜひ皆さんやってみてくださいね!

という話では全くないのですが、婚活に限らず何かしら人生において決断しないといけなかったり、行き詰まりを感じたときに、今回の話がどこかで繋がる瞬間があったら嬉しいです!

ここまで私の婚活話にお付き合い頂きありがとうございました。

明日はフィードフォースの西川さんの記事です。ぜひお楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?