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世間が思っている以上に急速に進む外国人による東京侵食

 最近、去年開業した麻布台ヒルズで何事も済ますことに気づいた。食材や雑貨など買物は勿論、会食や打ち合わせもだいたいここに行けば対応できる。かなり便利な商業施設ができたものだ。

 また、この近辺は大使館などが多い為国際交流の拠点にもなっている。私が今行っている事業、そしてこれから行う計画中のものも全てインバウン/グローバルビジネスなので打ち合わせ場所にはもってこいなのだ。今朝も飲食事業のインフルエンサー、計画中の新規事業の大使館の方との打ち合わせを行った。

 やはり欧米の実業家や外交官はとにかくコミュニケーションが早いので話もよく進む。1時間程度コーヒーを片手に話しただけで1つ新しい事業がローンチできそうな勢いと言っても過言ではない。とにかく実行力と決断力がはっきりとしているのでやるとなれば絶対やるのだ。

 そこで、話の中に出てきたのが少し前から話題になっている東京の不動産の話。少し前から中国人が買い占めていると噂されていたが今や勢いのなくなった中国人に代わる勢力として欧米人が買い漁っているらしい。中国人は賄賂などで得たドルを利用し日本にいる息子や娘名義で影で買い漁るマネーロンダリング的な手法で使うのだが、欧米人はクリーンなお金でどんどん買い漁るので噂も広がりやすい。

 これは不動産だけに限った話ではない。SNSを利用したインフルエンサー事業も外国人がかなり頭角を現してきた。今やドルで稼ぎ円を消費する時代なので母国語として英語が堪能でグローバル教養のあるインフルエンサーの方が需要があるわけだ。そうやって日本人の仕事がどんどん奪われていくわけだが、奪われるのは収入だけではない。

 例えば、不動産の話に戻すと不動産のオーナーが海外勤務者や日本国外の居住者である「非居住者」に変わる場合、入居者は家賃の20.42%を源泉徴収として所得税として国に納める義務がある。この手続きを怠ると税務上の問題が発生する可能性があるため、入居者は自身の責任で税金を正しく納税する必要がある。例えば、家賃が月10万円の場合は、毎月20,420円が源泉徴収として必要となる。

 勿論ケース次第だが、要は外国人オーナーになることで月の出費にも影響が出るケースがあるということだ。このようにデメリットがあるにもか東京侵食は世間が思っているかなり進んでいると感じる。現に外国人の私の知人も言い方悪いが日本を舐めているようにどんどん購買行為を行う。
この勢いをとめる人間が日本にいるとも思えないし、これを上手く活用しようとも考える人間もなかなかみない。

 1万円が何ドルなのか、65$と仮に置くとグローバル水準で見た時に65$で何が買えるのかも多くの日本人は理解できていないのだろう。「ランチに1万円が高い」とか言っているのが最たる者だろう。日本人である以上、価値のあるものは安く売ってはいけないのでもっとグローバル教養を身につけ、日本の高価値のものを買い占めている外国人をうまく利用していかなければいけないと考える。

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