世界が繋がっていると感じる瞬間
年明け早々、能登での大震災に続き、その物資の補給に向かった海上保安庁の東日本大震災時に唯一仙台空港で生き残ったボンバルディアDHC8型機が日本航空の比較的新しいエアバスA350-900型機に衝突したという事故が起こった。
航空会社職員やパイロットなど空港に詳しい方の中では、滑走路で機内同士が衝突する事は通常あり得ないという。今日新たに管制塔は海保の飛行機のC滑走路への侵入は許してなかったという情報が出てきたが、実際のところでは何故二つの飛行機が同じ滑走路に侵入することが起きたのか未だ原因はわかっていない。
とても恐ろしい出来事なのだが、それと同時にそれがSNSを中心に世界にものすごいスピードで広がり、海外の友人が私にSNSを通じて「飛行機に乗っていなかった?」、「地震は大丈夫だった?」など声をかけてくれ、世界はスマホというごく小さい端末をもとに繋がっているんだとすごく感銘を受けた。
確かに、私はよく飛行機に乗るのでこういった事故に巻き込まれる可能性も高い。しかし、今回被害にあった日本航空の機内では、客室乗務員は90秒以内に乗客乗務員全員外へ出すという訓練を日頃から常に行なっているため、こういった事故が起きても、無事全員が助かった。
SNSに投稿された当時の機内のビデオなどを見ていると、我先にと「早く機内からおろしてくれ!!」と叫ぶ乗客の声が聞こえてきたが、日本企業の危機管理はそんなに鈍いものでは無い。寧ろ、その1人の叫びが周囲を不安にさせ、冷静な判断を妨げる。緊急時というのは完全に乗務員を信じて従うことが1番安全に繋がる。
こういった日本企業の努力が世界へ発信され、アクシデント時の対応の素晴らしさが称賛されること、日本に来たら安心だと海外の人に思ってもらえることをより一層願っている。
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