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カナダ バンクーバー島釣り遠征 2023年②海上移動そしてロッジへ。

8月3日(木)

毎回思うが物凄い荷物。。。積み込むだけでも20分は掛かる


ポートアルバーニで一泊した翌日は早朝に起床。ホテルで朝食を取った後に車に積んであった大量の荷物を船に積み込む作業からその日の仕事が始まった感じです。僕の4runnnerに満載の荷物を船に相棒のMK君と積み込んで、海上を走行中に傾かないように平均的に左右の重量がなるよう気にしながら荷物の配置。その後、ローンチ(船を水に下ろす施設)に向かい受付を済ませて船を水に下ろして車を駐車。いざ出発!!といきたかったんですが、干潮からの満潮に向かう時間でとにかく目の前の川の流れがかなり激しく、船を出すのも流されない様にかなり気をつけたけど、ドックを離れた瞬間に流れに負けていきたい方向とは別方向に半回転回ってしまいエンジンをふかしてもう1/4回転させてやっと行きたい下流に船が向いたのでつかさず、エンジンを強めに入れるとなんとか進み始めて、前を走る師匠の船の後に着いて行くことが出来た。とは言え、ここからがかなりの問題で干潮時だったので、川底を擦りそうなぐらいに川が浅くなってしまっている。エンジンの角度を少しあげて川底を船底が引っ掛けないように座礁しない様に慎重に前を進む。僕より大変なのが僕の船の倍の重さの師匠丸の方。僕はそうは言っても後ろにいるので着いていけばいいだけなので、まだいいけど、前を進む師匠丸のプレッシャーは相当なものだったのではないかと思います。座礁すると転覆の心配もあるので、水深3ft(1m)ぐらいの浅瀬をゆっくりゆっくり時速5マイル程で20分ぐらい進んだらなんとか深そうな場所に出てきたので一安心。周りも眺める余裕も出てきて川から入江に変わりそして海へと景色がどんどん変わって行きました。大体、時速25マイルぐらいでさらに1時間15分ほど海をGPS を頼りに進んだら宿近くまで来たので、チェックインまで時間があるからと大量の荷物を船の前に押しやって、まずはトローリング開始。

出航直後。川を海に向かって下ってる最中。景色は綺麗だけど水深が浅くてとにかく緊張
川から少しづつ海へとなってきた。水深も深くなってこれで安心。
もう完全な海。あとはスピードを上げてグングン進む。
ポートアルバーニを出発して黒い丸のあたりがサーモンの釣れる海域。宿のある場所でもある。

2023年初のキングサーモン釣り。
スプーンとヘリングを流ししばらくすると、ダウンリガークリップが外れて、竿がぴょんと跳ね上がったら今度は一気にリールから糸が出ていく、船の後ろにいたMK君が竿を取ってやり取り開始。とにかくまだ荷物を下ろしていないので、前に荷物を押しやっても釣りにくい状態でなんとかネットイン。6パウンドほどのコーホーサーモンでした。


海から反り立った崖を悠々と熊が餌を探している。おそらく鳥の卵を狙っているのだろうか?
大きさ的にまだ若い成獣と思われた。

その後もトローリングをしていると海に切り立った岩肌に何か黒いものが動いているので、近くに寄るとなんと熊。やはり警戒心が強いのか数百ヤード離れていてもこちらに気がつきのそのそと崖を登ってゆっくりと逃げて行きました。

その後、宿に向かいロッジのある入江に入り、僕の船が着くのを見て女性スタッフが駆け寄ってきてくれて、まずは船のドッキングを手伝ってくださり、ご挨拶の後に簡単なロッジの説明を受けて、その後は荷物を船着場(ドック)からカートで運んでくれて、僕とMK君は手ぶらでロビーまで綺麗なドックを抜けて、手入れのされた庭を抜けてロビー到達。着いたら今度は部屋に通されて、窓を開ければさっき着いたドック側の海が一望できるオーシャンビュー。話には聞いていたけれど、今回初めて訪れるイーグルヌックロッジはなんとも素敵なロッジで従業員の皆さんもテキパキテキパキ無駄のない動きにいつも最高の笑顔、最高のサービスと対応。この陸の孤島になんとも及川丸という亀に乗ってやってきてしまった釣り師の竜宮城のよう。これはこれから始まる釣りが思っていた以上に楽しくなる予感しか無いと思いながら二日目の移動はなんとか終了いたしました。


手入れのされた綺麗な庭園
エントランスを抜けるといかにも釣りロッジ
奥には食堂とバーがある
釣り宿には珍しくクイーンサイズのベッドが二つ
部屋からの長め。奥の船着場に及川丸が停まっている。それにしても絶景。バケーションとはまさにこういうことを言うんだろうと思った。

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