見出し画像

フジフイルムの色ってやっぱり良い

さてLUMIXユーザーになってから一向にLUMIXの話をしない私だが、今だにフジフイルムの色ってやっぱり良いなと思わされている。(LUMIXの話はまたじっくりやります)

今日は「何を書こうかな」と思ってLightroomを過去から漁っている時に、感動する事があり今回はそれをそのまま書くことにする。

1月9日に撮った写真のフォルダを見ていると
緑と赤色というクラシックネガの特色が良く出る色の写真を見つける。

X-Pro3 + XF23mm F1.4 R

あ〜やっぱり良い色だなと思い画像を選択、編集画面へ。この日の写真は編集済みの記憶があったので「ちょっと素の色を見てみるか」と思ってBefore/Afterを押す。何も変わらない。

え、うそ

そう、この写真は撮って出しだった。
編集していたのは以前Capture oneを使っていた時の話で、Lightroomに移行してからそれ以前の写真はほとんど編集していなかった。なので他の写真も全て撮って出し。
「昔の俺も現像上手いやん」などと思っていたのをフジフイルムさんに謝罪しながら改めて撮って出しの写真を観てみる。
この写真はXF23mm F1.4 Rを絞りはF2、暗い場所だったのでISOは1600で撮っている。絞りを開け気味にしているだけあって後ろはほどよくボケている。コントラストは高いがシャドウも潰れていないしハイライト部分も適度に滲みながらちゃんと描写してくれている。しかも地面の影の部分に色が載っているのも素晴らしい。
そして見事なのはやはり鳥居の朱色だろう。赤色には結構メーカーの個性が出るが、特殊なシミュレーションであるとしても、やはりフィルムメーカーならではの色なのかなと思う。

以下2枚も同日に撮影、撮って出し。
フジフイルムに慣れているのもあって、LUMIXで撮っていても「もうちょっと濁った色でもいいんだよ」と思ってしまうことがある。
この青色の表現なんかはフジフイルムが一番好みだ。

X-Pro3 + XF14mm F2.8 R


X-Pro3 + SIGMA 56mm F1.4 DC DN Contemporary


RAWから撮って自分で色を作るのも面白いと思うが、メーカーの作る色を楽しむというのもカメラ生活においては大事なのかなと思う。
Jpegにはカメラメーカーさんの画作りの思想というのが現れている訳で、そこに共感出来るかはカメラとお付き合いする上で結構重要ではないのかと思う。

この記事が参加している募集

404美術館

フィルム写真の文化の一助になるよう活動を続けたいと思います。フィルムや印画紙、薬品の購入などに使わせて頂きたいと思うので、応援の程よろしくお願い致します!