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【東証マザーズ新規上場承認】複数事業展開する株式会社トゥエンティーフォーセブン/#4マーケティングトレース

会社概要

企業理念

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事業内容
①24/7 Dieter メディア事業
②24/7 English事業(関東を中心に10店舗)
③24/7 Workout事業(全国に65店舗)
④24/7 Online shop事業(English/Workout)
沿革
マンツーマンパーソナルのWorkout事業から開始し、English事業へと展開。
Workout事業の派生として「ダイエット」に関するメディア事業とWorkoutとEnglishに関連するOnlineshop事業を開始。
会社の特徴
・デジタルマーケティング×リアル店舗
・カスタマイズ×パーソナル
・AI×Bigdata
と3つの特徴があり、デジタルマーケティングを起点に顧客データを用いてAIでパーソナライズ化してサービス提供している。

マーケティングトレースの対象事業はWorkout!

「ゴールドジム」「ティップネス」と続いたので、今回の24/7もフィットネスをテーマにします!

フィットネス市場

市場については「ゴールドジム編」で記載しているので、そちらを参考に。
ただ、利用状況については再掲します。

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24/7含め、パーソナルジムの利用状況はゴールドジムよりも更に低い状況となっています。知名度の問題やパーソナルジムに対する心理的ハードルが関係しているかもしれません。
(前回の画像をそのまま使っているのでゴールドジムにも枠がついてしまってます笑)

PEST分析:外部環境を知る

ゴールドジム編でも記載しした内容を再掲。(今回はコンパクトに)
Politics(政治的要因)
健康増進法の改正や医療費控除ジムの拡大による健康への法改正が進んでいる。
Economy(経済的要因)
可処分所得の低迷。高齢者消費の低迷の影響もあるが勤労者消費の低迷も影響している。※いくつか抜粋

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詳しくはニッセイ基礎研究所の消費の現状と展望~なぜ消費は伸び悩むのか~を参照ください。
Society(社会的要因)
人生100年時代と言われているからか、ゲーム業界や食品業界でも「健康」をテーマにした商品やサービスが目立ち始めている。
Technology(技術的要因)
ウェアラブルデバイスの普及やAI技術の進化により、個人データに合わせたパーソナライズ情報の提供や、SNSの普及による情報伝達が簡易になっている。

4P分析:マーケティングミクスで全体像整理

Product:サービス
マンツーマンの個室プライベートレッスンを質の高いパーソナルトレーナーが指導(採用率2%弱)。食事サポート、水素水飲み放題、手ぶらで通える。
Price:価格
入会金38,000円、週2回(全16回)×75分レッスンが月額98,000円。
※2ヶ月で20万弱の計算
Place:店舗
東京都を中心に全国65店舗展開
Promotion:広告
SNSはTwitter(更新頻度低い)、Instagram(1投稿/ 日)と内容は似通っており、訴求内容は「短期間×低価格で痩せる」がメイン。
RAIZAPを意識した訴求。

STP分析:ターゲットを決め差別化を図る

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24/7のポジショニングは低価格で独自コンテンツを用意しユーザーのモチベーションをあげ参加意欲を高めようとしている。
※ゴールドジムやティップネスはターゲティング外の為、マッピングに入れてません。(そもそもマッピングの外)

もし自分がCMOだったら?

もし自分が24/7workoutのCMOだったら、どのようにしてRIZAPに差を付け新規会員を継続的に獲得していくか?

SNSを活用する為に、情報発信を行う。
SNSが情報発信手段の1つとして有効であり、拡散性も高いため活用しない手はない。更新頻度が低いため、24/7を卒業したユーザーのbefore/afterを投稿したり、2018年より行なっているコンテストの様子をハッシュタグ付きで投稿するなどアクティブ化させる。

Instagramのフォロワー数
24/7:1,515人
RIZAP:20万人
Twitterのフォロワー数
24/7:179人
RIZAP:4.2万人

他団体のコンテストに選手を送り込み結果を出させるプログラムを作る。
モニターとしてコンテストに出たい人を募ってみて、参加意思の高い人を対象にコンテストで入賞する人を生み出すPJを立ち上げる。
24/7でもしっかり指導してもらえれば、結果が出せる印象を与える。

独自コンテストの開催頻度をあげる。
現在1回/年の頻度から2回/年、4回/年へと上げ24/7ワークアウト自体が盛り上がっていることを伝える。
審査員や特別ゲストとして知名度のある選手を起用しても良い。

法人に営業を行い健康診断に引っかかった人を対象に通わせる。(福利厚生)
短期間で結果を出すプログラムのため、健康診断に引っかかる程の人を対象にサポートする。健康診断基準をクリアすれば企業側から報酬を得られる様にする。
→会社は従業員が健康になってくれれば嬉しいし、個人もサポートしてもらえると嬉しい。(ロイヤリティの向上)
→SNSシェアや周囲への宣伝をお願いしておく。

はい、今回は以上です!

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