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日活映画の素晴らしき世界

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日活映画の魅力をまとめました!
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記事一覧

『脅迫の影』(1959年4月22日・日活・若杉光夫)

若杉光夫監督『脅迫の影』(1959年4月22日・日活)。61分のSP映画で、ワンアイデア、全員悪人…

『間諜(スパイ)中野学校 国籍のない男たち』(1964年・日活・野口博志)

二谷英明主演『間諜(スパイ)中野学校 国籍のない男たち』(1964年・日活・野口博志)をスク…

『殺人計画完了』(1956年5月24日・日活・野口博志)

野口博志『殺人計画完了』(1956年5月24日・日活)。裕次郎のスクリーンデビューとなった『太…

『人斬り』(1969年8月9日・五社英雄)

 石原裕次郎の最後の映画ソフトが2022年8月30日、五社英雄監督の命日にリリースされた。待望…

日活「機動捜査班」シリーズ

この2月、アマプラで連続視聴を続けてきた、日活「機動捜査班」シリーズ、全13本。2月28日、最…

『野郎に国境はない』The Black Challenger(1965年11月13日・日活・中平康)デジタル…

【マイトガイ・アキラの魅力】 小林旭。昭和31(1956)年、日活第三期ニューフェースとして入…

『俺の背中に陽が当る』(1963年4月7日・日活・中平康)デジタルライナーノーツ

【浜田光夫と吉永小百合 異色の日活アクション】 浜田光夫と吉永小百合。『ガラスの中の少女』(1960年・若杉光夫)で初共演。その後、『太陽は狂ってる』(1961年・舛田利雄)などで共演してきたが、石坂洋次郎原作『草を刈る娘』(1961年・西川克己)の好評もあり、日活は二人のコンビ作を連作した。特に、今村昌平門下の浦山桐郎監督のデビュー作『キューポラのある街』(1962年4月8日)は、日活青春映画としても、浜田&吉永コンビ作としてもエポックメイキングとなる。 続く、石坂洋次

『現代っ子』(1963年7月28日・日活・中平康)デジタルライナーノーツ

【倉本聰企画ドラマのTHE MOVIE】 昭和30年代、日活ではさまざまな形で「時代の反映に取り残…

『地図のない町』(1960年6月11日・日活・中平康)デジタルライナーノーツ

デジタルライナーノーツ 解説・佐藤利明(娯楽映画研究家) 【寓話的構成による社会派ミステ…

『現代悪党仁義』(1965年2月3日・日活・中平康)デジタルライナーノーツ

デジタルライナーノーツ 解説・佐藤利明(娯楽映画研究家) 【痛快!犯罪アクション・コメデ…

『その壁を砕け』(1959年・日活・中平康) デジタルライナーノーツ

デジタルライナーノーツ 佐藤利明(娯楽映画研究家)【冤罪の恐怖】 日活映画黄金時代、抜群…

『砂の上の植物群』(1964年・日活・中平康) JUNGLE INTERRUDE デジタルライナーノ…

デジタルライナーノーツ 佐藤利明(娯楽映画研究家)【『砂の上の植物群』のアンモラル】 孤…

『猟人日記』(1964年・日活・中平康) THE HUNTER’S DIARY デジタルライナーノーツ

デジタルライナーノーツ 佐藤利明(娯楽映画研究家)【至高のモダニスト中平康の世界】 日活…

『忠魂義烈 実録忠臣蔵』(1928年3月14日・マキノ・牧野省三)

 昨夜のCCU=忠臣蔵・シネマティック・ユニバースは、昭和3(1928)年に日本映画の父、娯楽映画マスターの牧野省三が、自身の「忠臣蔵映画」集大成、決定版として取り組んだ世紀の大作『忠魂義烈 実録忠臣蔵』(1928年3月14日・マキノ・牧野省三)をスクリーン投影。オリジナルは80分だったが、その後、フィルムが散逸して、昭和43(1968)年に牧野省三40年忌と無声映画鑑賞会十周年を記念として、マツダ映画社の松田春翠が見つけたフィルムに、本作の同時上映作品『間者』(1928年・