『忠魂義烈 実録忠臣蔵』(1928年3月14日・マキノ・牧野省三)
昨夜のCCU=忠臣蔵・シネマティック・ユニバースは、昭和3(1928)年に日本映画の父、娯楽映画マスターの牧野省三が、自身の「忠臣蔵映画」集大成、決定版として取り組んだ世紀の大作『忠魂義烈 実録忠臣蔵』(1928年3月14日・マキノ・牧野省三)をスクリーン投影。オリジナルは80分だったが、その後、フィルムが散逸して、昭和43(1968)年に牧野省三40年忌と無声映画鑑賞会十周年を記念として、マツダ映画社の松田春翠が見つけたフィルムに、本作の同時上映作品『間者』(1928年・