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【日記】『StellarBlade』をプレイしている所感

 どうもこんばんは。藤 俊(ふじ とし)と申します。今日は先月発売されたPS5の『Stellar Blade』について書こうかと思います。

 このご時世にPS5専売という珍しいゲームで、開発は韓国のゲーム開発会社『SHIFT UP』。日本だとスマホゲーの『勝利の女神:NIKKE』のサービス提供をしている会社といえばわかるかもしれません。コンシューマゲームの発売は初めてらしいのですが、SHIFT UPの持つこだわりが活かされていると感じています。尻とか。

 ソニーがパブリッシング契約をしているためPSのサイトが公式。

 ゲームの感じとしては『ニーアオートマタ』の雰囲気で内容が『SEKIRO』というのがそれっぽいかも。実際公式にも近いジャンルのゲームに挙がっているし。そういう感じのゲームが好きな人は好きだろう。
 ストーリーは『ネイティヴ』と呼ばれる怪物に侵食された地球を奪還するために宇宙の都市から送り込まれる空挺部隊の一員である主人公の『イヴ』を操作して奴らを駆逐していくゲームなのですが、世界奪還は些末なことで、紳士という名のプレイヤーの98%はイヴのコスチュームを探して荒野を駆けまわっています(偏見)。SHIFT UPのCEOキム・ヒョンテ氏の事をご存じの方ならわかると思いますが、そういう感じです。多くは語るまい。

 とかいって油断してると普通に敵が強くてびっくりするんですよね。『SEKIRO』の弾きと同様にジャストパリィで敵の体勢を崩せるとレトリビュージョン(いわゆる致命)による大ダメージを与えられるのですが、単純に私が苦手なんですよね。ボスたちは無理にジャストパリィを決めてレトリビュージョンを決めなくても倒せるのですが、なまじその動きがかっこいいから狙いたくなってやられることもしばしば。でもカッコイイアクションで敵をぶった切るのが観たいから仕方ない。紳士だから。

 個人的には楽しんでいるのですが、システム周りで気になる粗もそれなりにあったりはする。今のところ特に気になるのは「セリフ送り」「店舗利用」「取り逃し要素」あたりだろうか。
 まずセリフ送りなのだが、セリフ自体は一瞬で表示されるのだが、ボタンで次のセリフに飛ばせるまでに若干のラグがある。イベントなどできちんと会話をフルボイスで聞きたい場合にはなんら問題はないのだが、街の人との会話や一度話しかけた人に再度話しかけてしまったときなど、地味にストレスになる。もう少しサクサク流せると嬉しい。
 次の店舗利用なのだが、店舗を利用する際に毎回少し冗長な会話が入る。普通のお店なら「いらっしゃい」ぐらいの一言程度でいいと思うのだが、2、3回ぐらい会話のキャッチボールをしてから購入画面に移ることになる。これが上記のセリフ送りのラグと重なるとまぁまぁキツイ。購入と会話のどちらをするか、話しかけた時点で選択させて欲しい。
 最後は「取り逃し要素」である。恐らく取り返しがつかない要素は多くはないのだろうが、どこを取り逃したのかわからないことが多い。宝箱にパスコードが設定されているケースがあるのだが、あとのイベントや、宝箱からそこそこ進んだところでパスコードが手に入るケースがままあるのだが、「開けてない箱あったわ~…」というのは分かるのだが、具体的にどのあたりにあったかがわからないのである。そしてこれは私個人の感覚かもしれないが「この箱が果たしていつ開けられるのか分からない」のが猛烈にモヤモヤするのである。メインイベントなのか、サブイベントなのか、荒野に倒れた遺体から入手するのかわからないのがまぁまぁ辛い。同様にアクションゲームによくある「ここって今のアクションだけだと行けない…のか…?」という部分もあったりで、その辺が気になっちゃう人は辛いかもしれない。

 とはいえ、初のコンシューマゲームとしては十分に楽しませてもらっていると思うし、上手く敵を捌けたときの爽快感もある。物語を進めてスキルを増やせば多少ごり押しでもなんとかなってしまうシーンもあるので今のところ詰みにはならなそう。とりあえずエンディングまではやると思います。

 ではまた。

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