自己紹介④しんこう

「煩悩寺報」をフォローしていただいてる皆様、ありがとうございます。
このマガジンを更新していくにあたって、執筆していくメンバーである「駆け込み人」の自己紹介をさせていただきます。

以前からぼくをフォローしていただいている方も、このマガジンで初めましての方も、ぜひお付き合いください。

プロフィール

名前:西田稔光
   (戸籍上はとしみつ、僧名はしんこう)
出身:栃木県足利市
   明林寺にて二人兄弟次男として生まれる
生年月日:1991年10月25日

趣味・好きなもの
食べること、ヒップホップ文化、コーヒー

嫌いなもの:絶叫マシーン

仏教との出会い・出家のきっかけ

お寺に生まれたこともあり、お寺の行事や文化そのものは近くにあり、高校生の時に父の下で出家得度しました。

ただ、この時点では仏教の中身にふれたわけではなく、大学で仏教学部に入学しても尚、仏教に感動したり納得したりという経験はありませんでした。

大きな転機は大学3年で出会った先生の講義で、仏教は自分が幼い頃から抱いてきた「死ぬのが怖い」という問題に何かしらのヒントをくれるものであることに気付かされました。

そして、挫折していた折に「他者を自らの鏡」として受け止めるという考え方を師匠から聞いて救われたこと、決定的だったのは大学4年の時のこと。

亡くなった祖父の安らかな顔と、それを見送る師匠の姿に、死への恐怖との折り合いのつけ方を教えてくれるかもしれないと思い、決意を固めました。

また、学生時代の友人のほとんどがお寺の生まれではなく、一般社会人になっていく中で、そんな友人たちの役に立てるようになりたいと思うようになり、仏教を伝えることを自分の道としました。

煩悩寺でやりたいこと・考えたいこと

同世代の僧侶と話すと、仏教を伝えることの必要性な重要性を感じてはいるものの、それを学ぶ場は多くなく、相談できる場所もあまりないという現状が見えてきました。

そこで、禅活では仏教の活かし方を社会に向けて発信してきましたが、煩悩寺では自分の至らなさや未熟さを出発点として、僧侶としての悩みや課題について話し合っていきたいと思います。

また、自分が経験したり試行錯誤してきたことの共有なども考えています。

そんな様子が、そのまま誰かの気づきにつながれば幸いです。

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