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記事抜粋49

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[1] 中国から「もう逃れられない」 国際機関に迫る影響力拡大の波 (msn.com)

  1. 趣旨からいえばまあそうだろうね。

  2. 見直し迫る中国に「待った」も限界か 年末に交渉期限を迎えるIMF=国際通貨基金の資本増強に向けた各国の協議(クオータ改革)が大詰めを迎えようとしている。IMFは、2017年、途上国や新興国の経済発展に伴う債務の増大など各国の金融危機に対処するため、融資の資金基盤を現在の1兆ドルから拡充することを決めた。しかし、2019年10月に結論の先送りを決め、決定時期が今年12月まで延期された。先送りの背景には、国際機関にも及ぶ中国の影響力拡大への懸念もあったとされる。IMF関係者は「一度先送りされているので、今回は何らかの形で結論を出さざるを得ない」と口をそろえる。189の国が加盟するIMFは、各国からの出資金を使い、経済危機に陥った途上国や新興国に融資を実施していて、それらは、主に債権国への借金の返済に充てられている。IMFは、国連のような一国一票制ではなく、各国の出資比率に応じて投票権が割り当てられている。現在は、2010年の見直し協議で決められた比率が維持されていて、米国が17.43%、2位の日本は6.47%、3位の中国が6.40%と日本に肉薄している。しかし、GDP=国内総生産で日本を上回り、アメリカに次ぐ2位に躍り出た中国は、10年以上前に決められた算定基準に不満を示し、出資比率の見直し(改定)を訴え続けているのが現状だ。これを踏まえ日本政府関係者からは「もう中国から逃れられないかもしれない」との声も挙がっている。

  3. 米中対立“激化”の懸念 今後、出資比率が見直されると、どうなるのだろうか。仮に中国が日本を上回り、2位になると意思決定を行う理事会で中国の発言権が増大する。「その場合、融資先(国)決定を巡る米中対立が激化しかねない」とIMF関係者は不安を吐露する。さらにIMFの重要事項の決定には、投票権を持つ国の85%以上の賛成が必要なため、現在、15%超の投票権の比率をもつ米国は、事実上の拒否権を持つ。しかし、今後、米国の出資比率が15%を下回り、単独での拒否権が失われると、これまで米国の出方をうかがってきた各国からは、想定外の提案がされるなど世界の経済政策の意思決定が混迷する可能性もあるという。従来の欧米と日本主導の意思決定の流れが崩れてしまうことも想定される。また、2030年にもGDPでG7(主要7カ国)を逆転するとも予想されるインドやロシア、ブラジル、インドネシアと言った新興国によるIMFへの出資比率の増加とともに発言権が増大していけば、G7の立場が相対的に弱くなることが予想されるほか、ロシアによるウクライナ侵攻で浮き彫りとなったG20(主要20カ国・地域)、同様に国際協調の乱れが出てくることも想定しなければならないという。在ワシントンのシンクタンク関係者は、中国によるいわゆる“債務の罠“問題を例に挙げ「国際金融秩序も経済安全保障の観点から、重要になってくる」と話す。実際、IMFでは、債務危機に陥る国々への対応の協議が進められているが、中国が独自の立場を主張し、支援方針を巡って米国などと対立するケースも少なくないという。

  4. 世銀もIMFの動向を注視 これまで主導権を握ってきた日米は、どう対応するのだろうか。これまで、加盟国の出資比率は、原則として経済規模(GDP)などに応じて決める計算式が採用されてきたほか、出資比率1位と2位の米国と日本が貿易の自由度や透明性などを計算式の要素に加えることを主張し、中国のシェア拡大をなんとか抑え込んできた。しかし、GDPが基本であることに変わりはなく、今回、計算式を見直す場合は、順位や比率が変わり中国が2位となる可能性が大きい。日本の政府関係者は「中国を抑え込む手立てを諦めたわけではない」と語るが、水面下で進められている米国との協議の先行きは、見通せないのが実情だ。国際機関に迫る中国の影響力拡大の波は、IMFだけではない。同じくワシントンDCに本拠地を置く世界銀行も同様だ。世銀の関係者からは「GDPの規模で見れば今や中国は日本の約3倍。さすがに(IMF同様に)限界かもしれない」との声も挙がっていて、IMFの動向を注視している。見直しの方向性は、10月にモロッコで開催されるIMFの年次総会で決まる見込みだ。(FNNワシントン支局 千田淳一)

[2] ウクライナの意思が尊重されるべきでしょう:米国やゼレンスキー氏に偏る論調を指摘「終結に向け別の視点も重要」 ウクライナ戦争を元外交官・孫崎享さんが読み解く (msn.com)

  1. 俺も開戦前にはウクライナが特に天然ガスに関して挑発的過ぎることを指摘していましたが、ロシアが攻め込んでしまった時点で終わりです。

  2. ウクライナ戦争の終わりが見えない。背景にあるロシアと米国の思惑、その責任は。長期化する戦争について、元外交官で評論家の孫崎享さんに聞いた。AERA 2023年8月14-21日合併号の記事を紹介する。

  3. 長期化するウクライナ戦争。その責任は、はたしてロシアだけにあるのか。侵攻当初からひじょうに偏った声が日本を覆ってきたと、私は感じています。まあね。いま思えば重要な意味合いを持つ発言がありました。侵攻から3日後の昨年2月27日、安倍晋三元首相はテレビ番組で、「プーチンの意図は、NATO(北大西洋条約機構)がウクライナに拡大することを許さない、そして東部2州(ドネツク、ルハンスク州)で言えば、かつてコソボが独立した際にも西側が擁護したではないか、という論理をプーチンは使おうとしている。プーチンは領土的野心ではなく、ロシアの防衛、安全の確保という観点から行動を起こしている」という趣旨を話し、ロシア側にもそれなりに「理解しうる理由」があることを説明しました。それでも侵攻した時点でロシアの擁護は不可能だ。ウクライナはロシアではないから。さらに安倍氏は5月の英エコノミスト誌の取材では「ゼレンスキーがNATOに加盟しない、東部2州に自治権を与えると言っていればロシアの侵攻はなかった」とも語っていました。いや、クリミア侵攻の容認になるから無理でしょう。しかし、政界で最も力を持つ政治家の声でさえ、私たちに共有されることはその後ほとんどなく、昨年3月23日に国会で行われたゼレンスキー大統領のオンライン演説では、安倍氏の言葉とは矛盾するスタンディングオベーションが起きたのです。この頃から政界もマスコミも米国やゼレンスキー氏の声に偏り、客観的に状況を把握しようとする力が働かなかった。それを示す象徴的な例だと思います。政界で最も力を持つ政治家の声をそれほど忖度しなければならないとお考えなのでしょうか、この方は?安倍氏が指摘した通り、1990年のドイツ統一に際し、米国のベーカー国務長官がソ連のゴルバチョフ書記長に「NATO軍の管轄は1インチも東に拡大しない」と発言するなどの「約束」を覆したことが、戦争が起きてしまった最も大きな要因です。条約という形をとらない約束は破っていいという論理は、私は成立しないと考えます。まあ、それはそうですが、旧ソ連の国のほうから入りたいと言ってきたわけだから。この方は「国家の主権」の感覚が弱すぎるのではないでしょうか?西側諸国が行った経済制裁が思ったように機能しなかったこと、そしてこのところロシアが「併合した地域から撤退させられる状況になれば、核兵器を使う」姿勢を鮮明に打ち出してきたことで、米国は「悪のロシアを率いるプーチン政権の打倒」をウクライナ戦争の動機付けにするのが難しくなってきました。核兵器持ってたらこれだけ無茶言えるってことは、抑止力にもなるってことですな。ならば、なぜ日本は核武装を目指さないのでしょうか?米国が日本の意思を訪ねたときにも無反応だったと・・・。

  4. ■正義が後退しても バイデン政権はいま、軍事組織であるNATOを米国のイデオロギーで固める、つまり米国の主導体制のもとに欧州の安全保障体制を作ることを、戦争継続の大きな動機付けにしているのではないかと思います。ただ、政権内にも「ウクライナ全土からすべてのロシア人を追い出すことは軍事的に非常に困難。交渉のテーブルが最終的に解決される場所だ」(マーク・ミリー統合参謀本部議長)などの意見も存在します。ウクライナの反転攻勢の効果を10月頃までは見極めたうえで、何らかの次のステップへ、という可能性もあると見ています。「ロシアが悪い」だけでなく、米国や他の国にも問題があるのでは。そんな別の視点を持つことは、この戦争をどう終結させるかを考えるうえでも重要です。ウクライナでは人口約4千万のうち約1300万人が自分の家を追われている状況と言われています。戦場では1日に100人以上の兵士が命を落とすことも。一方で、ロシアから領土を取り戻すまでは戦い抜く、これが「正義」だと。二つの選択肢のうち、私たちはどちらを是とするべきか。難しい問題です。ウクライナ国民から抗戦が支持されている以上、ウクライナの国家主権を尊重するしかないと思います。ただこの戦争は、戦場では終わらないでしょう。正義を貫くことで平穏な生活や人命が損なわれ続けるなら、たとえ正義が後退したとしても、外交による和平を模索し「命と平和」を重視すべき。それが私の見解です。(構成/編集部・小長光哲郎)※AERA 2023年8月14-21日合併号ウクライナ国民が同意すればな。

[3] 有本香の以読制毒 世界的食料危機に備えよ 中国穀倉地帯大水害〝習氏のメンツ守るため〟多くの集落が水没 ロシアは「穀物輸出合意」離脱 (msn.com)

  1. だからこれで「戦う覚悟」とか言ったって説得力無いと言っているんだよ!

  2. やることやれよ、政治家は!

  3. なんで頭悪いのばっかりなの?日本の政治家?

  4. いま、世界的な食料危機が迫っていることをご存じだろうか。もし、政府が対策を怠れば、わが国の物価上昇はさらに進み、生活への影響は一層深刻となろう。

  5. 「食料危機」の理由はいくつかある。 直近では、中国での大水害だ。先月来、北京に近い河北省や東北部の複数の省で大雨による被害が出ていることはご承知のとおり。北京郊外や河北省で100万人以上が避難を余儀なくされ、少なくとも30人が死亡したと伝えられる。中国東北部、旧満洲地域といえば穀倉地帯だ。中国でのコメ、トウモロコシなどの穀物、大豆の5分の1以上が、黒竜江、吉林、遼寧の3省で生産されている。ここも水に浸かったのだ。余談だが、この100万人規模の避難は「北京を守るため」の措置だと日本のメディアでは伝えられた。この理由も日本では到底通らないひどいものだが、実はもっとひどいものだという。筆者が主催するネット番組「ニュース生放送 あさ8時!」に9日出演した評論家の石平さんによれば、「北京ではなく、習近平国家主席のメンツを守るために100万人が避難させられ、多くの集落が水没したと言って過言でない」とのこと。実態はこうだ。習主席肝いりで計画されていた新都市「雄安新区」建設。北京の南にある雄安に巨費を投じて、将来的には2000万規模の「スマートシティ」をつくるという構想だった。しかし、これには専門家からの懸念の声が多く寄せられた。雄安は海抜が低く、水の流れ込みやすいところ。洪水のリスクが高く、大都市建設には適さないというのだ。その建言を習氏は聞かず、雄安新区構想を推し進めた。今回の大規模避難は、いまだできてもいない「雄安」を守るため決行された。そのため中国のネットでは怒りと怨嗟(えんさ)の声が増えている。

  6. 話を食料に戻そう。穀倉地帯の深刻な被害は、中国国営メディアでさえも伝えている。中国共産党の機関紙、人民日報は、黒竜江省の中心都市ハルビンで16万2000人以上が避難、9万ヘクタール超の農地が洪水の被害に遭ったと報じた。稲田の水没はもちろん、野菜のビニールハウスが破壊され、食料加工を含む工場も壊れたという。さらに、黒竜江、吉林両省で25の河川が警戒レベルを超え、決壊の恐れが強まったため、水資源省は6日、2省について、洪水緊急対応レベルを引き上げた。

  7. 食料危機の理由は中国の水害だけではない。ロシアが先月、「穀物輸出合意(=黒海を経由する小麦などのウクライナ産穀物の輸出合意)」から離脱したことだ。これにより中東やアフリカなどでの食料危機への懸念が一層高まっている。しかも、中東、アフリカなど途上国への打撃にとどまらず、世界の食料価格の高騰リスクともいえ、日本への影響も十分考えられる。

  8. 理由の第3は、エルニーニョなどの異常気象。ウクライナ危機と合わせて、かねてより世界の穀物の価格を押し上げていた。こうした情勢を受け、各国の政府は自国防衛策を打ち出している。ベトナム政府は4日、コメの輸出価格上昇を受け、全国の各省市政府と卸売業者などに来年の旧正月(テト)期までの供給計画を策定し、安定かつ適正価格での供給を維持するよう指示した。大量買付や輸出への自粛策だ。輸出向け出荷を優先すれば、国内の需給が崩れ価格が高騰しかねないためだ。インドも穀物輸出制限策を打ち出している。日本は穀物輸出国ではないので、越印などの例は参考にならないという向きがあろうが、さにあらず。穀物の6割強を輸入に頼る国だからこそ、価格高騰は国民生活の打撃となる。さらに、近隣諸国での食料事情悪化が進めば、日本から輸出して高く売ろうと考える業者があっても不思議ではない。そもそも、日本は、危機の際、特定の物資を輸出禁止にする手立てがないことは、コロナ禍初期のマスク不足で立証済みだ。いまこそ食料安全保障を基本から論じ、迅速に対策すべき時だ。

  9. ■有本香(ありもと・かおり) ジャーナリスト。1962年、奈良市生まれ。東京外国語大学卒業。旅行雑誌の編集長や企業広報を経て独立。国際関係や、日本の政治をテーマに取材・執筆活動を行う。著書・共著に『中国の「日本買収」計画』(ワック)、『「小池劇場」の真実』(幻冬舎文庫)、『「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史』『「日本国紀」の天皇論』(ともに産経新聞出版)など多数。

[4] 中国「協力と互恵強化」に意欲 日中平和友好条約45年で表明 (msn.com)

  1. 【北京共同】中国外務省報道官は12日、日中平和友好条約の調印45年に際し「日本が中国と共に45年を契機とし、協力と互恵を強化し、新時代の要求に合致した関係構築に努力するよう望む」と表明した。関係改善に向けた「正念場」にあるとの認識も示した。記者の問いに答える形式で談話を発表した。まず、汚染水呼ばわり止めてや。お前んとこより低いんやで、トリチウム濃度。止めるだけでは不十分やね。謝らんでいいからお詫びの印くらいは無いと帳消しにはならない。

  2. 米中対立が激化する中、中国側には対日関係を安定化させ、経済的結び付きをてこに日本を引き寄せたい狙いもある。なら「ご褒美」が必要やね、別途。

  3. 報道官は、台湾問題を念頭に「条約の共通認識を順守する」ようくぎを刺しつつ、「障害を取り除いて」協力を進めたいと強調。米国主導の対中圧力に日本が歩調を合わせるのをけん制したとみられる。お前んとこが障害つくっとんねん!:中国でスパイ容疑で拘束 懲役6年の男性が語る | NHK/この人、それでもこう言うとんやで!「中国を恨んでいます。ただ、日中関係は大事な2国間関係です。経済的な貿易のつながりも強く、地理的にも隣国で、たとえ嫌いであっても大事にしなければならないのです。それに、日中関係がよくなれば、自分のようなケースも少なくなると思うし、より多くの交流が芽生えると思うんです。そして、日中関係改善のためには、相手の国を正確に知ることが必要で、私は、そのために、今後も尽力していきたいです」日本企業〝中国撤退〟反スパイ法施行1カ月の惨状 日系企業の高度技術「丸裸」「強奪」要求 意的な摘発・拘束の脅威 (msn.com)/「共産党の独裁体制死守は、習政権の一丁目一番地だ。外資系企業がいくら対策をしても、リスクから逃れることはできない」M&Aのプロの立場から「中国事業のリスク」について警鐘を鳴らしている経済安全保障アナリストの平井宏治氏は、こう指摘した。改正反スパイ法では、従来の「国家機密」に加え、「国家の安全や利益に関わる文献やデータ、資料、物品」の提供、窃取、買い集めなども取り締まり対象とした。公安関係者は「同法の恐ろしさは『具体性』の乏しさにある」という。「国家の安全」の定義が具体的に示されず、中国当局による恣意的な摘発・拘束がさらに進む可能が高いのだ。中国では2015年以降、日本人17人が不明確なスパイ容疑で拘束されている。今年3月には、日本の製薬大手「アステラス製薬」の日本人駐在員が反スパイ法違反容疑で北京で拘束された。北京の日本大使館は、中国政府に「早期解放」を強く求めた。林芳正外相は4月上旬、「邦人奪還」のために訪中した。「政界屈指の親中派」として長年築いてきた中国人脈の成果が期待されたが、当時の秦剛国務委員兼外相には「(拘束した邦人は)法に基づき処置する」と突き放された。中国メディアには、林氏が笑顔で外交トップの王毅政治局員と握手する映像を流された。完全に舐められたわけだ。こうしたなか、改正反スパイ法施行を前にした6月下旬ごろ、日本の大手企業や経済団体の関係者ら日中経済交流を支えたベテラン駐在員が相次いで帰国した。関係者によると、米企業でも過去に情報機関などでの勤務経験がある中国駐在員らが次々と離任したという。日本企業は同法のリスクに対処するため、マニュアルの作成を進めた。金融機関や商社は、経済分析のための面談調査や市場分析なども「スパイ行為」と断じられる危険性がある。中国の公務員や、国営企業関係者と面会するだけでスパイ行為を疑われる恐れがある。このため、ある日本企業のマニュアルでは、中国の政府関係者らと面談する際は、中国側の協力を得て場所の提供を受け、面談記録も残すなど、疑いを持たれた場合に備える対策まで検討しているという。だが、前出の平井氏は「中国の国家安全当局は、全国民、全組織に対して監督・指導する権限を認められている。尋問や拘束の基準は当局が恣意的に決める。マニュアルを作成したところで意味はない」「中国は改正反スパイ法の厳格適用を表明した。経験が長く、深く中国に携わった人ほど『深部を知っている』とみなされるリスクが高い」と分析する。中国当局の〝暴挙〟は、複合的に広がりつつあるという。平井氏によると、中国政府は最近、高度な技術を取り扱う外国メーカーに対し、設計や製造の詳細を開示し、全工程を中国内で行うことを定めた規制の検討に入ったという。外国メーカーが保有する独自技術を事実上、「丸裸」「強奪」するような要求だ。平井氏は「こうした動きを受けて、日米の複数のメーカーが本格的な中国撤退に踏み切る可能性がある」と明かす。中国当局の締め付けは、投資の判断に不可欠な企業調査にも及んでいる。スパイ行為の疑いで、リサーチ会社への立ち入り調査や、調査員の不当拘束も始まったという。日本企業はどう対処すべきか。平井氏は「習政権の強権独裁は国際社会では通用しない。日本も即刻、中国リスクを極限まで切り離すべきだ。まず、サプライチェーン(供給網)の再編だ。製造・開発の拠点を、中国から日本国内に回帰させる。もしくは、ベトナムやカンボジアに移転し、そこから中国向けに輸出する。中国に足場があることが最大のリスクだ。人材の脱出も重要だ。中国の経験が長い人物を優先して、一刻も早く帰国させる。安全確保のために家族ら関係者の帰国も急ぐべきだ」と語った。中国は経済回復の遅れを受けて、外資系企業への積極的な投資誘致を進めているが、改正反スパイ法はこれを阻害するものといえる。中国商務省は7月21日、同法の説明会を開き、幹部が「政策の透明性と予見可能性を向上させることに注力する」と説明したが、とても信用できない。岸田政権の取り組みも急務だ。平井氏は「安倍晋三政権では2020年、企業の国内回帰を促す『脱中国』のため企業向けの補助金に2000億円超を計上した。同時期、米国政府の『脱中国補助金』は5兆5000億円だった。日本には、スパイ防止法もなく、日本人を守る対策も不十分だ。急がねばならない」と強調した。まあ、中国企業もファーウェイみたいに共産党とズブズブのところ以外は不満持ってるだろうけどな。

  4. まあ、電池は何とか互恵関係の継続を・・・。

[5] また中国軍産複合体の記事が出るわ、米国から(笑)。しかも超限戦だからな、いっぱい出るで:「ブラッディーマネー」 米軍産複合体の秘密を暴く (msn.com)

  1. 必死なのはわかるんだが・・・たぶん、自失。

  2. 記事はまあええわ。

[6] ひろゆき氏「ちょっと日本人騒いだ方がいい」中国軍ハッカーが防衛ネットワーク侵入に「やばい問題になる」 (msn.com)

  1. だから「戦う覚悟」とか言われても説得力無えつってんだわ。

  2. 実業家・西村博之(ひろゆき)氏(46)が11日放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演。中国軍のハッカーが2020年秋に機密情報を扱う日本の防衛ネットワークに侵入していたとされる問題について、私見を述べた。ひろゆき氏は「ITに弱いおっさん的な方々って、“まあ別に日本の情報持っていかれてもいいじゃん。そんなに困んないよね”みたいなところで判断しちゃってる気がするんですけど。要はアメリカ軍が機密情報を日本に渡したら、それが中国に漏れちゃうから、もう軍事演習とか大事な情報を日本に渡せませんよって言われてしまう可能性もある」と論じ、問題点を指摘。続けて「そうすると、情報とかITを、じゃなくて、防衛力どうなのって、もっとやばい問題になるんで、もうちょっと日本人騒いだ方がいいんじゃないかなって思う」と述べた。今回の事案は米国家安全保障局(NSA)が覚知して日本に通報したが、日本政府の対策は不十分で、21年秋にも米政権高官が再度、日本に警告したという。米紙ワシントン・ポスト電子版が複数の日米両政府関係者の話として伝えた。実際に情報が盗み取られたかどうかなど詳細は不明。

  3. この状態で戦うことになると国民は「実質特攻」に駆り出されることになりますよ。「あいつら」は命令出すだけですよ。

[7] こうなりますわな、戦えば:「お父さんが死んじゃった!」涙の13歳少年が豹変…銃を携えて「復讐します」【戦争と子どもたち】 (msn.com)


  1. だからビビッて何もするなってわけじゃないよ。抑止力は必要なんだよ。

  2. でもこれを受け入れることも含めて「覚悟」じゃねえの?

  3. 理論的な抑止力はわかるが、実践できてもねえくせに軽々しく覚悟とか言って外交ポイント稼いだ気になってる自民党がちょっと気に食わねえんだがな。軽いんだ、あいつらの言葉、とにかく・・・。

  4. 声変わりする前のあどけない男の子。しかし右手にはライフル銃が…。長年、イスラエルとの軍事衝突が続く、中東・パレスチナ自治区ガザ。巨大な壁に封鎖されたこの町で、武装組織の軍事訓練キャンプに参加する13歳の少年がいました。

  5. 「お父さん!僕のお父さん!」号泣していた少年が豹変

  6. ガザとイスラエルの境界線に建てられた巨大な壁。

  7. 壁を作ったイスラエル軍は、ガザに銃口を向け、住宅街にも空爆を行い、命を落とす人が後を絶ちません。

  8. ガザからも、ロケット弾を発射しますが…5月には、イスラエル軍による空爆で、ガザの武装組織の司令官が殺害されました。

  9. 遺体は高く掲げられ、数千人が司令官の死を嘆いたのです。

  10. 司令官の息子は、父親の死を告げられると…

  11. 「安らかにお休みください…お父さんが死んじゃった!お父さん!僕のお父さん!!」

  12. 司令官の息子が号泣する様子を撮影した動画は、音楽を付けられ、SNSで広く拡散。人々の怒りを駆り立てました。

  13. それから2か月…。

  14. JNN中東支局 須賀川拓記者「ガザの武装勢力が、子どもたちにサマーキャンプと称して、戦闘訓練を行っています」

  15. 隊列をひとり前から見つめるのは、父親を殺され、泣きじゃくっていた、あの少年です。

  16. 右手にはライフル銃を携え、「殉教者」である司令官の息子として、戦闘訓練に参加していました。

  17. 亡くなった司令官の息子「いま13歳です。こうした戦闘訓練に参加し、殉教者たちが流した血の道をたどります。お父さんのことはずっと忘れません。すべての亡くなった人たちのために戦います」

  18. 戦闘訓練の会場には、彼の父親の遺影が飾られていました。小学生くらいの小さな子も含め、顔にペイントした多くの少年たちの姿がありました。

  19. こうした訓練は毎年行われていて、ガザの少年数百人が参加。銃の扱い方などを学び、講義ではイスラエルへの敵対心を教え込まれます。

  20. 戦闘訓練の2日後、再びあの少年に会うと…友達を連れて一緒に海へ向かうことに。その道中で、こんな質問をされました。

  21. 亡くなった司令官の息子「お父さんはどこにいるの?」

  22. 渡辺琢也カメラマン「日本だよ」

  23. 亡くなった司令官の息子「お母さんは?」

  24. 渡辺カメラマン「日本」

  25. 亡くなった司令官の息子「生きてるの?」

  26. 渡辺カメラマン「うん、そうだよ」

  27. 彼は、さみしそうな表情で黙り込んでしまいました。

  28. しかし、車がガザの海にたどり着くと、少年は初めて、私たちに笑顔を見せてくれました。

  29. 亡くなった司令官の息子「ここはとても好きな場所なんだ。波があって、気持ちよくて」

  30. こう話す少年に、訓練キャンプと海、どちらが好きか聞くと・・・。

  31. 須賀川記者「訓練キャンプと海、どっちが好き?」

  32. 亡くなった司令官の息子「…キャンプ」

  33. 須賀川記者「本当に?」

  34. 亡くなった司令官の息子「…うん」

  35. 苦笑いを浮かべながら、キャンプと答えました。

  36. 訓練キャンプの担当者は…。

  37. 武装組織のキャンプ担当者「栄光と誇りあるキャンプに何百人も参加した。われわれの聖戦と抵抗は間違いなく続く」

  38. 子どもたちが自ら銃を取ってしまう、パレスチナ自治区・ガザ。亡くなった司令官の息子は、強い口調でこう言いました。

  39. 「自由を求める若い世代も、殉教者たちの後を追います。パレスチナ解放のために、殉教者たちの夢を追いかけます」

  40. 命を捨ててでも、戦う…。封鎖されたガザ地区で、憎しみの種が育っています。

  41. (TBSテレビ「つなぐ、つながるSP 戦争と子どもたち 2023→1945」8月12日放送より)

  42. イスラエルだって必死だしな。

[8] 世界40ヵ国の要人が集った「ウクライナ和平会議」その背後の「思惑」に目を疑った 当然ながらロシアは招待されず (msn.com)

  1. ウクライナ和平会議、参加者の面々 8月5~6日、サウジアラビア西部のジッダでウクライナ和平会議が開かれた。6月にデンマークの首都コペンハーゲンで開催された第1回会議に続くもので、今回はサウジアラビア、ウクライナ両政府が中国を含む約40カ国・機関の安全保障担当及び政務担当(PD)の政府高官を招いたのだ。当然ながらロシアは招待されなかった。ホストを務めたサウジの実力者ムハンマド皇太子の側近、ムサード安全保障担当顧問とウクライナのゼレンスキー大統領の最側近であるイェルマーク大統領府長官を始め、参加者は以下の通りである。サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)、バロー英首相補佐官、プレットナー独首相補佐官(外交・安保担当)、デンマークのベアテルセン首相府次官、インドのドヴァル国家安全保障補佐官、南アフリカのムファマディ大統領補佐官(国家安全保障担当)、韓国の趙太庸国家安保室長、そして中国の李輝ユーラシア事務特別代表(元駐露大使)らである。では、日本は? 前回コペンハーゲン会議に参加したのは岸田文雄政権の外交・安保政策の司令塔、秋葉剛男国家安全保障局長であり、今回はワシントンに11月着任の次期駐米大使の山田重夫外務審議官(政務・当時)である。なぜ、山田氏だったのか。もちろん、理由がある。同氏は3月の岸田首相のウクライナ電撃訪問を水面下で準備した張本人であり、それを契機にイェルマーク氏との緊密な関係を構築した。それだけではない。秋葉氏のカウンターパートであるサリバン氏にも面識があるだけでなく、岸田首相の中東3カ国訪問(7月16~18日)前にサウジ入りして事前交渉した相手がムサード氏であった。すなわち、秋葉氏が山田次期駐米大使の“pre debut in Jeddah”をお膳立てしたのである。「我が当局者もなかなかやるね」というのが筆者の感想である。

  2. 認識の一致 肝心なのは、ウクライナの「領土の一体性と主権の尊重」が「和平の根幹である」との点で一致したとされる和平会議の中身だ。先ず、成果と言えるのは議論の中で、「力による現状変更への反対といった国際社会の原則(今後の和平実現の際に依拠すべき原則)」について、ほぼすべての参加国の間で認識の一致があったことである。換言すると、この議論は広島G7サミットで始まった議論(首相が提示した「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜く」など『4つの原則』)であり、それがコペンハーゲン会議を経て今回の会議の内容に継承されているということだ。確かに、中国は参加し歓迎されたが、全体の議論への内容面での貢献は無かった。しかし、次回会合にも参加すると李氏が発言したことは留意すべきだろう。何故ならば、対露プレッシャーになる上に、インドを中心とするグローバル・サウス諸国による和平協議へのさらなるコミットメントを勇気づけることになるからだ。事実、今回の議論でも多くの国がロシアの黒海穀物イニシアティブからの脱退を非難したことを忘れるべきではない。

  3. 和平交渉や和平協議の背後で こうした中で、筆者は日本経済新聞(電子版・7月27日付)を読んで、一瞬我が目を疑った。旧知の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT米国版のエディタ―・アット・ラージ)のジリアン・テット女史がFTのニューズレター「MORAL MONEY」(26日号)に寄稿した記事が紹介されていた。そこには「ウクライナでチタンやニッケル、鉄など発見された鉱床の価値は合計11兆5000億ドル(約1600兆円)にも上ると推計されている」と記述されていたのだ。俄かに信じ難い巨額である。「日経」の知人に原文を確認してもらった。「-- including titanium, iron, neon, nickel and lithium -- was estimated as being up to $11.5tn.」と、書いているではないか。要するに、ウクライナ和平実現後の復興青写真を想定すれば、同国のリチウム、ネオンも含む重要鉱物資源(レアメタル)狙いとの見方を紹介しているのだ。それは何も資源ビジネスの観点だけでなく、ロシアによるそもそものウクライナ侵攻の企図ではないかとテット女史が指摘した。和平交渉や和平協議の背後で、得てしてこの種の利害が深く関与することは歴史が証明している。決して「真夏の夢」ではない。如何、思われるだろうか。

  4. ネオンはもう知られているだろう。

  5. 俺は「確かな動機」が有るほうがむしろ役に立つと思う。そういう奴のほうが信頼できる。

  6. もう一つ、歴史が証明しているとおっしゃるなら、きれいごとで日本人をたぶらかすのはやめてもらいたい。むしろ、日本人を教育していってもらいたい。

[9] ゼレンスキー氏、新兵募集の事務所統括する全当局者を解任 汚職疑惑広がる中 (msn.com)

  1. (CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、地域の新兵募集センターの運営を担当している当局者全員を解任したと明らかにした。同国では広範囲にわたる汚職疑惑が浮上している。既に戦時の補給品調達を巡るスキャンダルで、ゼレンスキー氏は今年初めに多数の高官を解任。汚職疑惑がメディアに流れてからは、シャポバロフ国防次官が辞任する事態となっていた。今回の解任は11日の声明で発表した。動画の中でゼレンスキー氏は、「国家安全保障・国防会議を開いた」と説明。軍隊への登録と入隊に携わる複数の事務所を調査した結果、関連する当局者らに対し合計112件の刑事訴訟手続きが行われたと明らかにした。具体的には「不正蓄財、違法に入手した資金の合法化、違法な利得、軍役に責任を負う人員の国境を越えた違法な輸送」といった問題に言及した。その上で、地域の軍当局の責任者全員を解任する決断に至ったとした。「当該の制度を運営する人々は戦争の実態を正確に把握し、戦時における皮肉な行動や収賄行為がなぜ国家への反逆に該当するのかをしっかり認識していなくてはならない」とも述べた。また犯罪捜査の対象となった当局者らは全員責任を問われることになると付け加えた。ウクライナでは1月に行われた大規模な政府の再編の際にもゼレンスキー氏が複数の当局者を解任。彼らに対し公務以外での外国への渡航を一切禁止すると発表していた。

  2. ところで、これは国家への反逆になるだろうな、過去に遡って:税金が驚くほどムダに…大震災から9年、「復興予算流用問題」を問う(福場 ひとみ) | 現代ビジネス | 講談社(1/6) (gendai.media)

  3. これもそうだな:ありすぎ!?社保庁や年金機構の不祥事・問題まとめ【時系列】 | 年金のまなびば (nenkin-manabiba.jp)

[10] 経産省のキーマンが語ったこれからの日本の半導体戦略 - SHARP Tech-Forum | TECH+(テックプラス) (mynavi.jp)

  1. シャープは8月7日、同社の創業111周年記念イベント「SHARP Tech Day」を11月11日に開催するにあたり、先行イベントとして昨今産業界で注目を集める「半導体」をテーマとした「SHARP Tech-Forum」を開催した。同フォーラムにて、経済産業省(経産省) 商務情報政策局 情報産業課長の金指壽氏が登壇し、「グローバル時代を勝ち抜く半導体産業戦略の展望」をテーマに日本における半導体の政策展開についての説明を行った。

  2. まず、金指氏は国内の半導体政策において「スピード感」と「継続性」を意識して進めていると説明。その中で、日本の半導体産業復活の基本戦略として、ステップ1「IoT用半導体生産基盤の緊急強化」、ステップ2「日米連携による次世代半導体技術基盤」、ステップ3「グローバル連携による将来技術基盤」で展開していくとする。

  3. ステップ1「IoT用半導体生産基盤の緊急強化」 ステップ1の話の中では、ソニーセミコンダクタソリューションズとデンソーが少数株主として参画しているTSMCの日本での製造子会社「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing(JASM) 」と、TSMCのロジック半導体技術について例を挙げ、2022年6月17日付で最大助成額4760億円が支援されたことが述べられた。JASMの第1工場は2024年の年末ごろに稼働予定であり、「建設の現場の方々に多大なるご協力をいただいている」と金指氏は語った。他にも先端半導体の製造基盤整備への投資判断を後押しすべく、5G促進法やNEDO法を改正し、令和4年3月1日に施行。2022年9月までに先端半導体の生産施設の整備および生産を行う計画に基づき、経産大臣による認定を3件実施し、令和4年度補正予算では4500億円の基金積み増しを実施したという。また、こうした半導体チップメーカーに対する支援に加えて、「足元では製造装置や部素材の需要も確実に伸びていく。ここだよ、湯之上(笑)。融資国や融資地域が関係するサプライチェーンに対し日本が持っている技術をベースにした供給責任を果たしていくことを国としても応援していきたい」と述べ、装置や部素材についても順次支援を展開していくと説明した。

  4. ステップ2「日米連携による次世代半導体技術基盤」 ステップ2ではRapidusの話題を中心に、2022年度時点で予算700億円、2023年度追加で2600億円の予算が配分されたことをはじめ、IBMのパートナーとして、米ニューヨーク州アルバニーにある「Albany Nanotech Complex」に対する研究員の派遣や、imecのコアプログラム参加などの事例を説明。Rapidusが狙うマーケットを意識した生産プロセスの構築が具体的なものとして進められているとした。これから技術者育てていくしかないわな。時間が無いからある程度経験を積んだセミ・オールド・ルーキーを使うことになるだろうけど。また2023年5月18日、半導体や次世代コンピューティング分野の海外企業トップとの意見交換会が官邸で開催され、各社から前向きな取り組みの意思表明があったと共に、岸田首相からも引き続き半導体産業について支援に取り組んでいくとの発言があったことも強調された。

  5. ステップ3「グローバル連携による将来技術基盤」 ステップ3では、G7についても触れられた。2023年に開催されたG7は初めて「経済安保」が議論された歴史的な回だと同氏は語り、世界の中で決して内向きにならないよう理念を共有できる国とのパートナーシップを拡大していき、サプライチェーンを強化していきたいとした。ここだ、サプライチェーンだよ、湯之上(笑)。その中で、日本はもちろん海外との連携を行い双方向での活動連携を目指すとし、米国や中国、台湾や韓国の政策動向についても言及。近年はインドの動きも注目すべきだとし、今後連携を目指すとした。また、半導体の政策展開において、半導体の使い方をどう広めていくのかも念頭に置くことが重要だとし、「最終的に、半導体産業のデジタルトランスフォーメーションやグリーントランスフォーメーションにつなげられれば」と金指氏は半導体政策の今後を語っていた。

[11] 半導体勢力図の再編加速 国内企業の新たなビジネスチャンスとは? | Economic News (nordot.app)

  1. 米中対立による輸出規制強化などで、連日半導体がニュースを賑わせている。注目されるだけあって、半導体市場は順調だ。世界半導体市場統計(WSTS)によると、2022年の世界半導体市場は、前年に比べて3.3%増の5,740億8,400万米ドルで、過去最高を更新したそうだ。2023年は、世界情勢や民生機器の需要低迷で一時的に減速する予測だが、自動車や再生エネルギー用途の需要や、生成AIなどにも需要があり、2024年には過去最高を越える再拡大が予測されている。一方、新型コロナウイルス感染症による生産停滞と、巣篭り需要や自動車の電装化による需要増で長期化した半導体不足によって、主に欧米の半導体に関する産業政策の方針に変化が見られる。半導体の生産拠点が台湾や韓国に集中していることで、欧米諸国にとっては地政学的リスクが高い。そこで産業補助金などを支給し、自国内での半導体生産を増やすよう、主要メーカーに働きかけ始めた。日本のメーカーも数多く含まれており、ビジネスチャンスと捉えるべきだろう。日本も追随するように、政府から半導体分野への施策が次々と発表された。これらを巧みに活用することで、デジタル半導体の分野では、長く台湾や韓国の後塵を拝する形だったが、来るべきビジネスチャンスに向けて、国内の主要メーカーも順調に爪を研いでいる。ここだよ、湯之上(笑)。

  2. ここからちょっと違う話だが:そしてアナログ半導体、特に日本メーカーが奮闘しているパワー半導体の分野では、需要の高まりを背景に新製品の開発でも今まさに勝負をしかけている。例えば国内大手のロームは、次世代半導体の650V GaN(窒化ガリウム)パワーデバイスと、そのパフォーマンスを最大限引き出すために最適化された駆動用の部品や機能を1パッケージにした「パワーステージIC」の販売を開始した。既存のSi(シリコン)パワーデバイスから簡単に置き換えることが可能になり、Siパワーデバイスに比べて冷却機構を含めた部品体積をなんと約99%、電力損失を約55%も削減できる優れ物だ。近年サステナブルな社会実現に向けて、民生機器や産業機器にも省エネ化が求められている。以前より電力変換効率の向上や、装置の小型化の観点から注目されていたGaNパワーデバイスだが、取り扱いの難しさがネックとされていた。ロームはパワー半導体とアナログ半導体に注力している企業であり、2つのコア技術の掛け合わせで、次世代パワー半導体とも言われるGaNパワーデバイスの簡単実装の実現に漕ぎつけた。その他の国内企業も、自社が世界に通用する強みを研ぎ澄まし、飛躍する機会を伺っている状況だ。車載用のSiCではなく、小型品の話だ。まあ、ここも有っていいが。Ga2O3もこっちだろう。

  3. 半導体の製造工程において用いられる部材、装置などに関して、日本企業は世界的に高い競争力を発揮している。一方で、他国の方が優れた最新技術を有している分野もある。欧米諸国も他国の製造技術を取り込まねばならず、自ずと各地の半導体企業を自国内に呼び込む誘致合戦が行われるだろう。そうした産業政策の変化に敏感な海外の主要投資家たちが、日本株に資金を振り向け始めている。このまたとないビジネスチャンスが、グローバル化の遅れを指摘され、辛酸を舐めてきた国内企業の逆襲の一手となることを願いたい。(編集担当:今井慎太郎)湯之上のレポートでも最先端半導体の肝となる大きな市場では日本の競争力はそう高いわけではないとの指摘が有った。ならばなおさら日本で最先端半導体もつくっていこうとすることに意味があるでしょう。まあ、うまくいくかどうかはしらんけど。

[12] 半導体再興へ女性呼び込め 人材獲得、競合超え12社連携 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

  1. 2010年に半導体死亡宣告が有って人がいなくなったからだが、そのおかげでやっと人口のもう半分も活用する気になったってことだ。

  2. キオクシアや東京エレクトロンといった半導体関連企業が女性人材の獲得を急ぐ。大学などの教育機関では女性の理工系志向が高まるが、主要各社にはロールモデルとなる女性幹部が少なく人材を呼び込む力に欠ける。競合企業が連携したり、魅力を伝えるイベントを開いたりといった取り組みを通じて、人材面でも日本の半導体産業の再興を目指す。

[13] 韓国・現代自動車、日本で小型EVの投入検討 日産「サクラ」を意識:朝日新聞デジタル (asahi.com)

  1. 日本市場に再参入した韓国・現代自動車が、日本向けに小型の電気自動車(EV)を投入する検討をしていることがわかった。同社は車体の大きなSUV(スポーツ用多目的車)が主力だが、日産自動車の軽EV「サクラ」のヒットを念頭にラインアップを増やす狙いだ。日本法人の趙源祥(チョウォンサン)社長が朝日新聞の取材に応じ、明らかにした。趙氏は「日本の道では私たちの車は大きすぎるという声を聞いている。もっと小さい車で値段もサクラと近く、走行距離が長い車なら売れるのかといった点を細かく分析している」と話した。ただ、軽自動車をつくる考えはないという。サクラは昨年6月の発売から5万台超を売り上げ、昨年4月~今年3月のEV国内販売台数の約4割を占めた。最大航続距離180キロとバッテリー容量を低く抑えた分、約250万円からとEVにしては低価格なのが特徴だ。国や自治体の補助金を活用すれば、200万円以下で購入できる。サクラより安い車をお願いします。

  2. 現代自は昨年2月、13年ぶりに日本の乗用車市場に再参入した。昨年5月に発売したEVの中型SUV「アイオニック5」の1年間の国内販売台数は700台にとどまった。趙氏は「(この数字は)本当に満足できない」と悔しさをにじませた。LG製の電池が爆弾だったからだろ・・・。

[14] 中国EV車、東南アジア市場シェアが7割超え (msn.com)

  1. 【東方新報】テクノロジー分野に詳しい著名な市場調査企業「カウンターポイント」が7月に発表したデータによると、東南アジアの電気自動車市場では中国車の販売台数が全体の75パーセントを占め、他の競合国を圧倒している。東南アジアは世界の自動車市場の中でも重要な地域だが、最近さらに需要の伸びが続いている。公開されたデータによれば、2022年における中国の東南アジア向け自動車輸出総額は58億米ドル(約8350億8400万円)、前年比48パーセントの増加を果たした。過去5年間で、東南アジア諸国連合各国の市場で中国自動車のシェアは1パーセントに満たないレベルから6パーセントを超えるまでになっている。中でもタイは東南アジア地域の最も主要な自動車製造基地で、EV車に関して言えばタイの第1四半期の販売台数は全東南アジア市場の79パーセントを占めている。中国の「全国乗用車市場信息連席会(全国乗用車市場情報連絡会)」のデータによると、今年の1月から5月までタイに輸出された中国車の台数は6万9000台で、前年同期比140パーセントの伸びとなった。またそのうちの9割を超す約6万6000台がEV車だった。東南アジアの原油消費量増大を抑えてくれたら大歓迎するよ。

  2. EV車メーカーは単に中国からの輸出量を増やしているだけではなく、大金を投じてタイをはじめ東南アジア各国の市場に生産拠点を拡充しつつある。「長城汽車」は2020年、6億5000万米ドル(約935億8700万円)を投じてタイのラヨーン工場を改造し、タイにおける生産拠点とした。同社の欧拉好猫、哈弗H6 HEVなどのEV車種がすでに現地市場に供給されている。また、同社は今年1月にベトナムの自動車販売会社と協定を結んだ。8月にはベトナム市場で販売を開始する。比亜迪も24年には海外では初めての生産工場をタイで稼働させる予定だ。年産約15万台、ASEAN市場全体に供給する計画だという。奇瑞汽車は7月に深セン市で開催された「中国-アセアン新興産業フォーラム」で、インドネシア、マレーシア、タイに生産工場を建設し、内燃エンジン車、プラグインハイブリッド車、電気自動車の生産拠点とすると発表した。それぞれの車種とその優位性の相互補完を実現して、東南アジア市場で販売される全ての車種を網羅する計画だ。吉利汽車は100億米ドル(約1兆4398億円)を投じて、マレーシアのペラ州タンジュン・マリムに地域最大の自動車生産拠点を建設する計画だ。東南アジアの原油消費量増大を抑えてくれたら大歓迎するよ。

  3. 注目すべきは、日本の自動車メーカーは東南アジア市場に進出して約50年、ASEAN諸国の発展と密接に結びついていることだ。自動車関連の規範や政策、サプライチェーン、ブランドネームの浸透など、あらゆる面で優位に立っている。それゆえ内燃エンジン車の時代は、日本車が圧倒的な市場占有率を誇っていた。しかし電気自動車時代の到来に伴い、EV分野の生産経験と競争力のある製品を持つ中国企業が、今や主要な「勝ち組」になり始めている。野村証券総合研究所のタイ国コンサルタンティング部門の山本肇シニアマネージャーは「今後10年間で、中国メーカーはタイの消費者が容易に購入できるEV車を提供して、日本車のシェアの少なくとも15パーセント以上を奪い取ることになるだろう」と予想している。かつて中国メーカーは現地化の程度が低く、販売チェーンやサプライチェーンが不完全で、現地の市場で十分な地位と認知度が得られなかった。しかし現在、中国メーカーは積極的に現地化戦略を推進し、現地パートナーとの合弁方式などで生産コストを下げ、競争力を高めている。また投入車種も都市向けの小型車から豪華なSUVまで幅広い消費者層を網羅しようとしている。国金証券の研究報告書では「東南アジア諸国の新エネルギー車の普及率はまだ低く、各国は新エネルギー車に有利な政策を次々に打ち出している。日系企業は長期にわたり東南アジア市場を主導してきたが、ハイブリッドやプラグインハイブリッド車種の生産が主力で、電気自動車は少ない。中国企業は、高い電動化と知能化の能力を発揮して東南アジア市場のシェア獲得を狙っている」と分析している。東南アジアの原油消費量増大を抑えてくれたら大歓迎するよ。

  4. しかし、そのような中国企業にも競争の圧力が高まりつつある。日本のホンダは23年にタイで全面電気駆動のSUVの量産を開始する。またトヨタ自動車もタイで純EV車の生産を検討中だ。韓国の現代汽車はインドネシア工場のEV車IONIQ5の生産量を、従来の3倍以上の規模の月間1000台にする予定だ。これからまた東南アジア市場でEV車の新たな競争が始まる様相だ。(c)東方新報/AFPBB News【翻訳編集】(c)東方新報/AFPBB News


おまけ

[1] お幸せに♡:KENTA、“太ったカメラマン”についに愛の告白「結局、何が言いたいかって言うと、おまえが好きだ」 (msn.com)

  1. ◆新日本プロレス「G1クライマックス33」大会 ▽10人タッグマッチ20分1本勝負 〇デビッド・フィンレー、アレックス・コグリン、ゲイブ・キッド、チェーズ・オーエンズ、KENTA(10分48秒 INTO OBLIVION→片エビ固め)後藤洋央紀、YOSHI―HASHI、YOH、矢野通、真壁刀義●(12日、東京・両国国技館)全32選手が参加しての真夏の最強決定戦「G1クライマックス33」のファイナルトーナメント(FT)準決勝2試合が行われる。バレットクラブ(BC)のKENTAは第3試合の10人タッグマッチにリーダーのデビッド・フィンレーらチームメイト4人と出場。後藤洋央紀、YOSHI―HASHIの「毘沙門」タッグら新日正規軍と激突した。試合はそれぞれが保持するベルトでの殴打などダーティーなファイトの末、フィンレーが真壁を必殺のINTO OBLIVIONで仕留めたが、“本番”は試合後のバックステージだった。

  2. 保持するデファイ・インターナショナルのベルトを引っさげて現れたKENTAは毎回の試合後の「太ってんな!」から始まる絡みでおなじみになった新日公式の体格のいいテレビカメラマンを一にらみ。「おまえ、最近いなかったよな。おまえのことなんて、なんとも思ってないし、いない方がせいせいするんだよ」と最初こそ口にしたが、「気がついたら、俺の心の中におまえがいつもいるんだよ。付き合ってくれ」と、いきなり“告白”。「このデファイのベルトも8月下旬に防衛戦が英国であるんだよ。おまえ、来るよな」と誘うと、「G1も明日で最終戦で俺は敗退したから関係ねえけどよ」と寂しげにポツリ。最後に「結局、俺が何を言いたいかって言うと、なんだかんだ言って、俺はおまえが好きだってこと!」と言い放つと、カメラマンと手と手を携えて、ハートマークを作って去って行った。(中村 健吾)

  3. ツンデレもついてた♡

  4. いろいろ盛りすぎやろ・・・。まあ、いいか。

  5. ヤルな、新日本プロレス・・・。

[2] 「ゴールデンレトリーバーを番犬にしてはいけない!」 防犯カメラに映った自転車泥棒とのやりとりが話題に【米】 (msn.com)

  1. 性格が穏やかでフレンドリーなゴールデンレトリーバーは、番犬に向かない犬種といわれています。実際に、米国でゴールデンレトリーバーがいるガレージから、高級スポーツバイクが盗まれる事件が発生。犯行の一部始終が防犯カメラの映像に残されていました。しかし、犬は窃盗を阻止することはできませんでしたが、なんともかわいいアピールで犯人の心を陥落。その場で遊び始めてしまい、顔がバッチリ映り込んだ映像を残すことに成功しました。地元警察は犯人逮捕に向け、情報提供を呼びかけています。

  2. 自転車を押して戻り、犬を撫で回し始めた犯人 サンディエゴ警察署が公式フェイスブックアカウントで公開した、1本の防犯カメラ映像が大きな注目を集めています。そこには、とある家のガレージから約1300ドル(約19万円)相当のスポーツバイクを盗む男の姿が映っています。しかし、注目を集めたのは盗み出す瞬間ではありません。男が何食わぬ顔で自転車を押してガレージの外に運び出そうとしていたところ、室内からその家に住むゴールデンレトリーバーが飛び出してきました。そして、犬はシッポをブンブンと振りながら、遊んでと言わんばかりに男に近づきます。すると男は何を思ったのか、自転車をバックさせてガレージに戻ると、元々停めてあった場所に置き、両手で犬の頭を撫で始めました。男が「君は僕が知るなかで一番クールな犬だよ」と言って撫で続けると、犬もすっかり心を許し、すぐにお腹を見せて甘え出します。さらに、犬が立ち上がって男の顔をペロペロと舐め回すと「僕も大好きだよ」と上機嫌に。防犯カメラ映像には、あまりの人懐っこさに思わず満面の笑みを浮かべる男の表情までバッチリと映っています。1分ほど犬と戯れるうち、さすがにまずいと思ったのか、男は名残惜しそうに立ち上がり、自転車を押してガレージの外へ。犬は寂しそうにその背中を見送りますが、しばらくすると走って追いかけようとする後ろ姿が映っていました。

  3. 「かわいい、これは今週見たなかで最高」 サンディエゴ警察署は、「容疑者が逃走しようとしたとき、ガレージに入ってきた飼い犬を撫でるために立ち止まるという奇妙な展開もあった」と、そのちょっとお間抜けな犯行映像をフェイスブックアカウントで公開。男の特徴や盗まれた自転車の情報とともに、市民の協力を呼びかけています。投稿には「ゴールデンレトリーバーを番犬にしてはいけない! 人懐っこすぎる!」「この泥棒は、私が今まで見たなかでもっとも礼儀正しい泥棒だ」「かわいい、これは今週見たなかで最高」など、650件以上のコメントが寄せられました。現在も犯人は逃走中ですが、顔や声までバッチリ映っているうえに犬好きなことまでわかってしまっています。逮捕される日はそう遠くないかもしれませんね。

  4. もふもふ好きにはたまらん子なんですよね、レトリーバ・・・。

  5. 俺も実家の犬(柴)がお亡くなりあそばしたので「もふもふ禁断症状」を抑えるためにレトリーバの置物を購入した。ソファのわきに寝そべっていただき、今も片手でもふもふを味わっている:

  • ベッドわきにはハスキーも:

  • 猫カフェも一つ目をつけてある。生きたもふもふは効果が高そうだ。が、クセになりすぎるかもしれない。

[3] 人気投票・不人気投票とはこういうものだ:好きな歌舞伎役者ランキング…3位團十郎、2位尾上松也を抑えたまさかの1位は? (msn.com)嫌いな歌舞伎役者ランキング…3位團十郎、2位猿之助を抑えた話題の1位は? (msn.com)

【好きな歌舞伎役者ランキング】

1位:香川照之(市川中車)

2位:尾上松也

3位:十三代目 市川團十郎

4位:十代目 松本幸四郎

5位:二代目 中村獅童

6位:六代目 片岡愛之助

7位:六代目 中村勘九郎

8位:五代目 坂東玉三郎

9位:二代目 松本 白鸚

10位:中村隼人

調査対象:20代以上の男女400人

調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)

【嫌いな歌舞伎役者ランキング】

1位:香川照之(市川中車)

2位:四代目 市川猿之助

3位:十三代目 市川團十郎

4位:二代目 中村獅童

5位:七代目 尾上菊五郎

5位:八代目 中村芝翫

7位:六代目 片岡愛之助

8位:十代目 松本幸四郎

9位:尾上松也

10位:五代目 尾上菊之助

調査対象:20代以上の男女400人

調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)

嫌われるのも商売のうち。

[4] 乙武洋匡氏 ひろゆき氏と11時間の飲み会で反響「大親友ですね」「羨ましい」「微笑ましいオジサン」 (msn.com)

  1. 作家の乙武洋匡氏(47)が、12日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。実業家の西村博之(ひろゆき)氏(46)と食事したことをつづった。乙武氏は「11時間も飲み続けてしまった。いまどき大学生でもこんな無茶な飲み方はしないのではないかと思うが、47歳の中年がやらかしてしまった本当の話だ」と、飲み会が大盛り上がりしたことを投稿。2人で大笑いしている写真をアップした。乙武氏によると「想定はしていた。というのも、前回も深夜、、、いや早朝4時までの9時間コースだったからだ」と、以前にもひろゆき氏とは深酒をしたそうだが「だから今回もある程度長くなるだろうと予想はしていたのだが、まさか朝6時まで飲み続けることになるだろうとは、さすがに想定していなかった」と記した。「『そろそろお開きにしようか』という空気をこれでもかというほど滲ませてもまったく帰ろうとしないこの御仁は、最近、フランスへの帰国前夜にわが家にやってくることが多い」と、仲の良い2人。「機内で爆睡するためにわざと夜通しうちで飲んでいるのではないかという疑惑が生まれるほどだ」といい「ハッ、まさか時差調整のために使われているのか。。。」とコメントした。この投稿に「もう大親友ですね」「11時間?!」「楽しそうでなにより」「2人とも少年」「若いですね」「11時間も一緒にいられる仲が羨ましい」「よほど楽しかったのでしょうね」「若い時はできるけどこの年代でできるなんてなんて幸せなことでしょう」「いい友達」「微笑ましいオジサン2人」などの声が寄せられている。

  2. 左後方のいつもはクールぶったオッサンの爆笑している姿にウケる(笑)。

[5] 維新はだんだんと体質が露呈している感が:万博否定派は「まったく事態が理解できていない証拠 自分の価値を下げるだけ」維新・足立康史議員ツイに賛否「酷い言い訳」「五輪以下」 (msn.com)

  1. 日本維新の会の足立康史議員がX(旧ツイッター)で、準備の遅れが指摘されている大阪・関西万博について「ネガティブキャンペーンをするのは、まったく事態が理解できていない証拠」とブッタ切った。足立議員は「2025大阪・関西万博の成功へ、関係者が苦労している最大の理由は、東京五輪で逮捕者まで出した古い慣行を排除して透明かつ公正に国家事業に取り組んでいるから」と説明。「にもかかわらず、五輪と万博とを並べてネガティブキャンペーンをするのは、まったく事態が理解できていない証拠。最後はご自分の価値を下げるだけ」と指摘した。その挙げ句「マイナ保険証反対運動やってる立憲共産党と同じ。」と揶揄した。この書き込みには「万博、楽しみにしています。大阪人として、大阪で再び万博が開催されることを誇りに思います。」という声も寄せられた一方で、批判的なコメントが多数。「間に合わない 埋立地 予算が倍増 オリンピック以下では…」「酷い言い訳 事態が理解できていないのはどちらでしょうか」「いや、一般市民は元々、こんなイベント望んでいないと思いますよ」という声があがった。

  2. 大阪が育てた政党なので大阪に責任取ってもらいましょうかね。というわけで万博頑張ってください。

  3. やったらやったで盛り上がるから♡お祭りってそういうもの。

[6] 工藤公康氏 「駄馬」だった少年期の野球人生「小学校は体操部、中学校はハンドボール部に入った」 (msn.com)

元ソフトバンク監督の工藤公康氏(60)が、槙原寛己氏(59)のYouTube「ミスターパーフェクト槙原」に出演。中学、高校と野球選手として「並」だった時代を振り返った。カーブはプロでも見ないくらいのレベルでしたが、既に。甲子園に出たときにテレビで見ましたが、凄すぎて笑ってしまいました。

  • ちなみに俺が大学生の時、大分か宮崎のベスト4のチームのキャッチャー兼リリーフだった奴にカーブを投げてもらったことが有りますが、消えますね、視界から・・・。ま、俺、素人なんで(笑)。

  • この時も笑いながら「すげーよ!アンタ、すげーよ!」つってました。昔からそうですね。小学生の頃、カブトムシ獲りのうまい奴には「お前、天才だな!」と、ザリガニ釣りのうまい奴には「お前、天才だな!」と、魚釣りのうまい奴には「お前、天才だな!」と、将棋の強い奴には「お前、天才だな!」と、高校生の頃、麻雀の強い奴には「お前、天才だな!」と・・・。素直に感動できると楽しいっす(笑)。

  • 中学生の時の話が無いのは「暴君になる」という社会実験をしていたためです(笑)。おかんに「高校に行ったらヤメてね」って言われたのでヤメました。

これはプロに入ってからですが・・・カーブ、エグいっす。ストレートもちゃんとプロでも効いてます。ってかストレートで勝負できてます。130 km/hくらいの小さいのはスライダーです。プロに入ってから「ストレートとカーブの中間の球速の球が欲しかった」つってました。

小学校では1学年上の子からいじめを受けて体操部に転部。一度は戻るが、中学校はハンドボール部に入った。ハンドボール投げで全校1位になるなど練習の成果が出始めたとき、部の先生から「お前、明日から野球部な」と命じられた。野球部からハンドボール部に移籍したい生徒がいたことで、野球経験者の工藤氏が「トレード」されたという。野球は続けたが、家庭の事情で高校には行かずに中卒で就職する予定だった。ところがある日、社会人野球まで経験した学校の用務員さんが人脈を生かして複数の高校でテストの機会を作ってくれた。その中で、愛工大名電が「ぜひ来てくれ」と声をかけてくれたという。それを聞いた槙原氏は「工藤公康はサラブレッドだと思ってたけど駄馬だったの?」とツッコミ。工藤氏も笑いながら「駄馬ですよ」と応えていた。この人のおもしろいところは①高い志を持って、ってタイプではないが、②どこにいっても臆さず飄々と精進できること。この人の凄いのはプロに入ってからストレートでも勝負できるようになったこと。

[7] ひろゆき、批判集めた『底辺の仕事ランキング』7つを経験と明かすと「意外すぎる」「立派な仕事」の声 (msn.com)

  1. インターネット掲示板2ちゃんねるの開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之さん(46)が12日、自身のX(旧ツイッター)を更新。昨年6月、一部の就職情報サイトが「底辺の仕事ランキング」として12の職業を掲載(現在は削除)し批判が上がったとのテレビ報道を受け、自身がその中の7つを経験したことを明かし「普通、半分くらいやってるもんじゃないの?」とコメント。フォロワーから「意外すぎる」「立派な仕事」などの声が相次いだ。ひろゆきさんはテレビ報道を添付したXを再投稿(旧リツイート)する形で、「やった事ある仕事」として土木建設作業員、倉庫作業員、コンビニ店員、清掃スタッフ、ゴミ収集スタッフ、飲食店スタッフ、コールセンタースタッフを紹介。フォロワーから「なんの飲食店でバイトしてたの?」と問われ「東十条にあった中華料理店でしたー」と反応した。フォロワーも、自身が経験したランキング内の職業を相次いで書き込み、「底辺というか縁の下を支えてる業種」「どれもみんな社会を回していくのに必要な仕事だし、立派な仕事だと思いますよ!」「いなくては困る仕事ですよね。感謝」「経験してほしいですよね。色んな世界を」などの声を上げた。

  2. 俺は四つ目の会社を辞めた後、引っ越し屋さんのバイトをしたねー。五つ目のベンチャーを辞めた後、倉庫のバイトをしたねー。その後、いったん地元に帰って、カザフスタンに行くまでの間、家庭教師と塾の講師と道路工事の警備のバイトを掛け持ちしてたねー。カザフスタンから帰った後も、不労所得を得るためだけど(笑)、人材派遣の会社に登録してたねー。で、たまにどっかの会社に連れていかれるんだが、話がつかないように自分からぶっ壊すようなことを言ってたねー。きゃははははは(笑)。

  3. 引っ越しの時は正社員の人も一生懸命頑張っていて「すげーな!」と思いましたが(プロのおじいちゃんがチッコイのに自分の体の倍くらいある家具を背負って運んでいて、「力じゃねえ。コツが有るんだよ、コツが。」つってました。「やってみるかい?」って言われたんで試そうとしたら「あっ、それじゃ無理!おめえ、ケガしちまう。」つって止められました(笑)。)、道路工事の警備の時は「あっ、底辺だ!」って思いました(笑)。倉庫の時はバイト代安すぎて、それで生計立てて家族養ってる人たちの話を聞いて「なんとかならんもんかな?」って思ってました。

  4. ひろゆき氏は時々ベーシックインカムの話をしている。俺は「そんなことが可能なんだろうか?」と疑問に思っているが、ひろゆき氏は子供の時もそんなことを考えたくなるような環境に生きてて(そんな話も時々してますな)そういう人たちを見下す社会をムナクソだと思っているんだろうなって気はするね。クールぶってるけど。きれいごとでなくそういうところがフォロワーたちに伝わっていけばいいと思うわ。

  • さて、LinkedInに書いていないことを時々noteには書くことにしています。ベーシックインカムは、俺は、やっぱり難しいんじゃないかなって思ってるけど、セーフティネットは必要だと思います。ひろゆき氏は生活保護を時々挙げてますけどあれもかなりハードルは高いです -- 本当に文無し・縁故者無しにならないと難しいです。失業保険ですが、ハローワークに行っても補助金をもらうために求人を出しているだけって企業も結構有ってそういうところは実際には雇わないって話も聞きました。それで仕事を諦めてしまった人は失業者にカウントされません。経団連は非正規を歓迎していますし、中小企業も低賃金移民を歓迎しています。

[8] 「所持金はわずか5円だった」18歳落合博満、“失敗続き”の日々「練習はサボってばかり」高校野球のシゴキを嫌った男が25歳でプロになるまで (msn.com)

  1. 俺はピッチャーでは工藤が(発想が)おもしろいと思ったが、打者では断然この人がおもしろい。この二人の記事が出てきたのでどうしても無視できなかった(笑)。

  2. プロ野球初のFA選手になり、40歳で巨人へ電撃移籍した落合博満……1993年12月のことだった。あれから30年。巨人にとって落合博満がいた3年間とは何だったのか? この新連載でライター中溝康隆氏が明らかにしていく。第1回は落合博満“前夜”。「ポケットに5円しかなかった」18歳の青年はいかにしてプロ野球選手になったのか。

  3. 落合博満の年俸は360万円だった 「2年目を迎え、ひとつ夢をでっかく持とうじゃないか――なんて、20ホーマーで、打率2割8分以上なんて目標をかかげてみました。試合は65以上出場。ファームでくすぶってるのは、もうご免ですから」(週刊ベースボール1980年1月21日号)プロ2年目を迎える年俸360万円の男は、思い切ってそんな新年の誓いを立てた。ルーキーイヤーの前年は、36試合で打率.234、2本塁打という屈辱的な成績に終わった。二軍にはプロのユニフォームを着ているだけで満足しているような連中もいて、ここに長くいたら、いつか自分もその雰囲気に同化してしまうのではないかという恐怖もあった。オレはこのまま終わるわけにはいかない――焦りと、希望の狭間でもがくのは、まだ何者でもなかった、26歳の落合博満である。ロッテの山内一弘監督は「打率.250は残せる素質はある。落合が八番あたりを打てば打線がグッと厚みを増す」と控え目な期待を口にする一方で、当初はあんなアッパースイングじゃプロでは通用しないと酷評していた。1年目はイースタンワーストタイの6打席連続三振、相手ベンチからは東芝府中出身の背番号6に対して、“東芝の扇風機”なんて野次も飛ぶ。25歳でプロ入りしたオールドルーキーにはとにかく時間がない。10代の若手選手たちのように、失敗も成長の糧だと許容される立場ではなかった。落合は周囲の雑音にも、「どうせ打てないなら、自分の好きなようにやるさ」と開き直ってバットを振った。

  4. 「練習はサボってばかり…」秋田工高時代の伝説 秋田の怪童、落合博満――。中学時代から剛腕の四番エースとして知られ、秋田工に入学してすぐ、新入生にフリーバッティングで打たせると、ひとりだけすべてバットの芯でとらえ、センターオーバーのホームランも放ってみせた。別格の才能を見せつけたが、1年時に肩と腰を痛め投手から外野にコンバート。練習どころか学校も休んで、弁当片手に映画館通いの日々を送るも、力は図抜けていたため試合になれば呼ばれて4番を打った。それがときに先輩や同級生の妬みを買ってしまう。理不尽に殴る上級生に嫌気がさして8回退部届けを出したという、当時の落合の様子を野球部の後輩はこう語っている。「練習はサボってばかり。たまに来ると思えば、他の部員はすでにグラウンドに集合しているのに、部室でひとり雑誌を見ているんです。覗いてみると、大リーガーのバッティング写真なんですね。「スゴイぞ、お前も見ろ」と言われても、ハテ? しばらくして突然部室を出て行くと、フリーバッティングを始めるんです。イメージトレーニングだったんですね。今にして思うと、あの頃から世界が違ってたんだな、と感じます」(週刊宝石92年5月7・14日号)圧倒的な実力を持ちながら、先輩風を吹かすわけでもなく、イジメやシゴキを嫌い、ときに後輩にラーメンを奢ってやったこともあった。集団で動く縦社会の厳しい昭和の体育会系において、我が道を行く落合の存在は異端だった。一方でその一匹狼のイメージとは裏腹に、のちに『週刊ベースボール』のカラーグラビア「私とふるさと秋田編」で、落合の母は「とにかく甘えんぼで」と、女4人男3人の7人兄弟の末っ子・博満の少年時代を回想している。「一番上のお姉さんとは14の年齢差。秋田工時代は二番目のお姉さんのアパートに同居。そして東芝府中に就職、東京に出てきてからは四番目のお姉さんが“お目付け役”」と紹介されるオレ流の意外な素顔。なお、野球の師は「新聞を丸めて、それを上からほうって打ったり、そういうのよくありました。中学校の頃から」という長兄だった。

  5. 「ポケットに五円しかなかった」 高校卒業を控えた落合は、東洋大野球部のセレクションでスタンドインを連発。あっさり合格してみせるも、上京してすぐ挫折する。左大腿部の肉離れや足首の捻挫に加え、自分より野球の下手な先輩が偉そうにいばり散らす、大学野球の雰囲気に嫌気がさして早々に退部。高校を卒業直前の2月に合宿所に入るも、4月の入学式も待たずに荷物を置いたまま飛び出したという。野球部とともに、しばらく籍だけはあった大学も辞めてしまい、行くあてもなかった。「毎日あっちをウロウロ、こっちをウロウロ。犬を引っ張った西郷さんの銅像をながめながら上野公園で寝たこともあるし、日比谷公園に一泊させてもらったこともある。暑い夏の日だったが、後楽園でちょうど都市対抗をやっていた。外野席で朝から一日中見ていて、全ゲームが終わったとき、ヒョッとポケットの中を調べたら、五円しかない。後楽園からテクテク歩いたけど、行くあてもなければ、やることもない」(『なんと言われようとオレ流さ』/落合博満/講談社)

  6. “3000円”でプロボウラーを諦めた 身長178cm、体重80キロの立派な体躯を持て余す若者は、今で言うニートのような立場だった。腐るほどの時間はあるが、とにかくカネがない。己に絶望しているわけではないが、でっかい夢があるわけでもない。そんなどこにでもいる18歳の青春の蹉跌。やがて故郷の秋田に帰り、フラフラしていたらボウリング場の支配人をしていた兄からアルバイトをすすめられた。ピンを磨きながら、一時はプロボウラーを志すも、3000円の受験料を用意してプロテストを受けに行く準備をしていたときのことだ。「人の運不運は、どうころぶかわからない。プロテストが目前に迫ったある日、私は、交通規則違反をおかしてしまった。初心者ドライバーをしめす若葉マークの貼り忘れ運転である。罰金は三千円。これでなけなしの受験料は消えてしまい、プロボウラーの夢は、つぶれてしまった」(『勝負の方程式』/落合博満/小学館)

  7. プロボウラーへの道は途切れるも、ボウリング修行で持ち前のリストがさらに強くなる意外な副産物もあった。この時期、仲間と早朝に楽しむ軟式の草野球が、唯一の野球との接点だ。やがてボウリングブームも下火になり、20歳を目前にした落合は、元秋田工野球部長・安藤晃のもとを訪ね、「私の人生は野球しかない。道を開いてください」と頭を下げる。東洋大の進学時にお膳立てした安藤が、次は中途半端に投げ出さずに「本気でやれるか」とただしたら、「今度は本気です」と落合は答えたという。そうして、1973年11月1日。東芝府中のグラウンドでセレクションを受け、バッティングを評価されて運命が開けるのだ。

ドラフト2位と4位がまさかの指名拒否でも…ドラ3・落合博満「カネは問題じゃない」“25歳のルーキー”はこうしてロッテに入団した (msn.com)

  1. 「初めはよく吐いていましたね」 <18、19歳とニートのような生活を送っていた落合博満。そんななか1973年11月1日、東芝府中野球部のセレクションに見事合格する。>20歳になるため、そろそろ働かなければという思いも当然あった。青春が終わり、人生が始まったのだ。落合は74年1月から臨時工として入社。当時の東芝府中野球部監督の武田泰紀は、初めてその打球の勢いと飛距離を見たときに驚き、すぐ四番に抜擢する。武田は「サボリ癖のことは聞かされていましたよ。でも納得するまで黙々と練習してましたね」と当時を回想する。「落合は20歳で入社。同期の新人は彼よりも年下だったんですが、トンボかけもタマ拾いも、皆と同じようにやってましたよ。肩と太腿を痛めていると聞いてはいたんですが、本人は何も言わないので練習も皆と同じ。最後にグラウンドを30周走るのですが、初めの頃はよく吐いていましたね」(週刊宝石92年5月7日・14日号)電力システム制御部電力配電盤課で8時10分から17時まで仕事をやって、それから練習。同僚との麻雀も楽しんだ。だが、自由人の落合はここも1年で辞めようとして、姉からどやされ、ときに泣きつかれ、なんとか踏み止まる。初任給は3万5000円で、5年後に辞めるときは10万8000円だった。

  2. ドラフト2位と4位がまさかの指名拒否 練習の日々で次第に錆び付いた身体が研ぎ澄まされ、落合のバットは凄味を増す。ライト側に打球が飛びすぎて防球ネットを飛び越えてしまうため、東芝府中のグラウンドには、従来より6メートル高くした“落合ネット”が設置された。入社3年目の76年、オープン戦では4打席連続ホームランの離れ業。都市対抗野球の予選決勝では3ランを放ち、日産を破り初めて夏の本戦に出場する。社会人時代は5年間で70ホーマーを記録。世界選手権では全日本の3番を打った。

  3. そして、江川卓の“空白の1日”で揺れる78年ドラフト会議で、ロッテオリオンズから3位指名を受けるのだ。前年は阪神から誘いがあったが、守備と肩に不安のある落合の評価はどの球団もそこまで高くなく、実際にロッテも全日本の4番を打った強打の外野手、菊地恭一(東芝)を2位指名している。しかし、ロッテスカウトの三宅宅三は、東芝府中の関係者に「三宅さん、(菊地より)落合の方が上ですよ」とハッキリと言われたという。ちなみにこの年のロッテは、この菊地と4位の武藤信二(我孫子高)が入団拒否。指名4人中2人が入団拒否という不人気ぶりだった。まだ“人気のセ、実力のパ”の価値観が根強かったが、すでに24歳の落合は、プロだったらどこでもいくつもりだった。「契約金は問題じゃない。私はただプロでやりたいだけです」と宣言して球団側を驚かせたほどだ。

  4. “1本のホームラン”が落合を変えた 70年代、ロッテの三塁と言えば“ミスター・ロッテ”こと、有藤通世が君臨していた。当時の落合自身が「有藤さんはランクが違う」と認める高すぎる壁だ。出場機会を増やすため慣れない二塁守備に挑戦したプロ1年目、イースタンでは打率.324、8本塁打、40打点の好成績を残すも、一軍では打率.234、2本塁打。逆襲を誓った2年目の80年シーズンは、先輩キャッチャーの土肥健二のスイングを観察し、手首の使い方を自分の打撃フォームに取り入れた。打球に鋭さが増し、手応えを掴みかけた矢先、春のオープン戦で守備中に味方野手と交錯してしまい、左ヒザの打撲とねんざで戦線離脱。それでも、ベッドの上で、ここで負けてたまるかと鉄アレイを握って筋力トレーニングに励む。ようやく満足にバットを振れるようになったのは5月上旬だったが、80年5月14日、ターニングポイントとなる試合があった。イースタンの大洋戦でベテランの佐藤道郎と対峙したのである。南海時代に18勝を挙げ、新人王にも輝いた右腕はすでに現役晩年だったが、ボールには鋭いキレがあり、落合は本当の自分の力を試したいといつも以上に集中して打席に入り、会心のホームランを放つ。

  5. 「一軍での15本はお金になりました」 「モヤモヤした気分は、この一発で完全に晴れた。そして、佐藤さんのような投手と毎試合対戦できる一軍へ早く上がりたくなった。この時から、私は一軍へ上がるためなら何でもしようという決意で練習や試合に精を出した。明確なモチベーションを持った私は、すぐに一軍の首脳陣に注目される結果を残した」(『野球人』/落合博満/ベースボール・マガジン社)1本のホームランが腐りかけた男を甦らせる。直後にイースタン新記録の5試合連続アーチと格の違いを見せつけ、ファームで34試合に出場しただけで、11本塁打を放ちホームラン王に。後期には一軍で起用されるようになり、シーズン第1号は代打で鈴木啓示(近鉄)から放った。57試合で打率.283、15本塁打というまずまずの成績を残し、「ファームの11本はお金になりませんでしたが、一軍での15本はお金になりました。しかし、これも11本のお陰です」なんてらしいコメントを残した背番号6は、翌81年開幕戦に「7番二塁」で先発出場。これが、落合にとってプロ3年目にして勝ち取った初の開幕スタメンで、いきなり3安打を放ってみせた。ロッテが優勝を飾った前期シーズンは、打率.317、15本塁打、45打点でホームランと打点はチームトップ。“史上最強の6番打者”と称され、ソレイタ(日本ハム)やケージ(阪急)の外国人パワーに挑む、無名の国産大砲の出現に野球ファンは驚いた。空席の目立つ川崎球場だったが、左翼場外へ150メートル弾、右翼席にも軽々とスタンドインさせる図抜けたパワーは、「ロッテのポパイ?薄給の怪力バッター」(週刊新潮81年7月23日号)、「ニックネームは“孫悟空”。重いバットを如意棒のように軽々と振りまわす」(週刊ポスト81年8月28日号)とマスコミの間でも話題になり始める。

  6. 1981年、落合博満の底知れぬ才能は、ついに開花しようとしていた。

  7. その時だ。カクテル光線に照らされた超満員の後楽園球場に、ひとりの男が、颯爽と出現する。

  8. “長嶋二世”と呼ばれるゴールデンルーキー、巨人の原辰徳である。

  9. ※次回掲載は8月27日(日)予定です。


by T. H.


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[1] Materials/Electronics

  1. Fermi Level (2018).

  2. Vacuum Polarization, Polaron, and Polariton (2018).

  3. Current Status on ReRAM & FTJ (2023).

[2] Electrochemistry/Transportation/Stationary Energy Storage

  1. Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries (2018).

  2. Electrochemical Impedance Analysis for Fuel Cell (2020).

  3. Progresses on Sulfide-Based All Solid-State Li-ion Batteries (2023).

  4. 国内電池関連学会動向 (2023)

[3] Power Generation/Consumption

  1. Electric-Power Generation, Power Consumption, and Thermal Control (2020).

  2. H2 & NH3 Combustion Technologies (2020).

[4] Life

  1. Home Appliances I (2021).

  2. Home Appliances II (2021).

[5] Life Ver. 2

  1. Human Augmentation (2021).

  2. Vehicle Electrification & Renewable Energy Shift I-LXXXI (2022).

[6] 経済/民主主義

  1. 経済/民主主義 I-LIX (2023).

  2. 記事抜粋1-48 (2023).

Published Articles (2004-2005, 2008-2011, 2015)

  1. Toru HARA | Confidential | Doctor of Engineering | Research profile (researchgate.net)

  2. Toru Hara, Doctor of Engineering - Google Scholar


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