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ECFMG Certificate について

今回は、IMG(米国外の医学部卒業生)がアメリカで臨床するために必要となるECFMG Certificate(ECFMG認証)について書きます。
最新の情報は、 ECFMG News pageを参照してください。

応募要件
応募要件には大きく分けて3つあります。

①Medical science examination requirement
②Clinical skills requirement
③Communication skills requirement

①の要件は、USMLEのStep1とStep2CKに合格することで満たされます。
②と③をクリアするためには、6つの方法(Pathwayと呼ばれる)があります。いずれのPathwayに応募する際にもOccupational English Test (OET) Medicineで基準点を満たすことは必須です。
簡潔に言うと、日本の医師免許を持っていて、USMLEのStep1Step2CKOET Medicineに合格していれば応募できます。

有効期限
ECFMG Certificateには有効期限があるため、発行の手続きをする際は注意が必要です。
ECFMGの公式サイトにはこう書かれていました。(2023年4月時点)

2023年用のPathwayを通じて発行されたECFMG Certificateは、2024年12月31日まで有効である。申請者がACGME(Accreditation Council for Graduate Medical Education)の認定を受けた米国のGMEトレーニングプログラムにおいて1年目のトレーニングを無事終了すると、ECFMG Certificateの有効期限はなくなる。

https://www.ecfmg.org/certification-requirements-2023-match/

つまり、ECFMGを発行後の有効期限は、
・何もしなければざっくり2年間
・次年度のマッチングまでに病院にマッチして1年間の研修を終了すれば永久
に有効となるということですね。
ECFMG Certificateは、レジデンシーかフェローに応募する直前に発行するべきだと認識しました。
申請の条件を満たしたからといって、闇雲に発行してはいけないということです。

申請の期限
上述の通り、ECFMG認証取得にはStep1とStep2CKに合格する必要があります。
知っての通り、Stepの試験は最初に合格した日から7年以内に他のStepの試験に合格しなければ結果が失効してしまいます。(A seven-year period)
注意が必要なのは、Pathwayの申請もこの7年の期間以内に受理されなければならないことです。
Pathwayの申請が7年以内に受理されず、Step1および/またはStep2CKの合格点が無効となった場合、ECFMGに連絡して無効となった合格点がECFMGの延長要件を満たしているかどうかを判断してもらわなければなりません。

最新情報
最新の情報は、 ECFMG News pageを参照してください。

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